冷蔵庫から卵を取りだし、目玉焼きを作る。
飲み物が欲しくなったので、ココアの粉、砂糖と牛乳で暖かいココアを作った。
今日も早く食べて仕事に行かなければ、。
そんなことを思いながら朝ご飯を食べていると、珍しく息子が早起きして来た。
「あれ、おはよう。珍しいね。」
「うん。おはよ。」
そう会話をすると、ソファーへ向かっていった。息子は不登校だ。だからいつも私が弁当を作り置いていく。
あ、そうだ、弁当を作るのを忘れていた。作らなければ。
空になったお皿を持ち台所に立つと、
「あ、今日は弁当要らないよ。」
「え、?どうして?どっか行くの?」
「うん。学校で買うから。」
頭の中が一瞬真っ白になった。
「え、学校、いくの?」
「うん。」
「どうして、急に、?」
「なんでもいいだろ。とにかく。弁当要らないから。」
「うん。分かった。」
もう学校へは行かないものだと思っていた。
「母さん。俺、学校に行きたくない。」
突然泣きながら訴えてくる息子に動揺した。
思い返してみると、最近は笑顔が少なくなっていた。息子は理由も教えてくれなかった。
今まで言うのを躊躇っていたのだろうか、息子の涙が止まる気配はなかった。ひとまずその日は休ませた。その夜。1人で考えていた。なぜもっと早く言ってくれなかったのだろう。でも思えば息子に我慢ばかりさせていた。
息子は私が1人で育てた。夫は新しい恋人と一緒に出ていったのだ。
私が息子を身ごもってすぐの事だった。
何度もおろそうとした。でもこの子に罪はない。
そうおもい、1人で産んだ。立ち会いに両親は呼ばなかった。
話せばおろせと言ってくるような両親だからだ。
私は再婚もしなかった。怖かったのだ。この子に悲しい思いをさせるのではと。でも結局息子に辛い思いをさせていた。今が苦しくもお金がないことも無いけれど、息子が家に1人で毎日寂しく過ごしているのだと思うと、今まで選択してきた事は間違いだったのかと思う。
力尽きた。続き欲しい人、コメで。
てか居るのか。こんなやつの続き、w
リクエストとか待ってるのでいつでもどうぞ。
こんな小説じゃなくてstprとかwrwrとかでも待ってます。そっちはノベルじゃなくてチャットで書くんで、よろです。
またね。ばいばーい。
コメント
6件
神すぎでしょ…! てか久しぶり〜!めっちゃ見るの遅れたわ 存在忘れられてそうで笑うw
[壁]ω・`)ヒョコ