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お風呂から上がり下着を身につけ適当なTシャツに腕を通す。
🗝(ドライヤーは音がうるさいから扇風機で良いか。)
早朝6時、空の半分が青く、もう半分はオレンジ色の朝焼けがこの町全体を照らしていた。
リビングにある扇風機のボタンを押し、髪を乾かす。30分程度経ったその時、窓から車のエンジンの音が聞こえた。するとスマホにピコンっと通知が鳴る。
マネ「体調は大丈夫ですか?」
マネ「30分早いですが到着しました。」
マネ「開演が17時からなので、それまでご自宅で休んでもらっても構いませんよ😌」
🗝「体調は戻りました。今行きます!」
そう返信するとローレンは靴下を引っ張り出す。
まだ生乾きの髪の毛がするすると落ちてゆく。
ベースを背負い、ソファで寝ている葛葉と目線を合わせる。
きっと寝たのは朝方だろう。起きる気配が全くない葛葉の寝顔を見ながら頬に口付けをする。
🗝「行ってきます」
玄関の扉を開け、まだ肌寒い外に震えながら階段を降りて行く。
🗝「おはようございますー」
車の中に入ると、ふわっちとイブラヒムが既に待機していた。
💧「ろれおはー!」
🥂「もう体調は大丈夫なん?」
🗝「いやーもう体調は万全よ! 昨日はありがと!」
ベースを適当に下ろし、空いているふわっちの隣に座る。
🥂「ん?いい匂いする」
🗝「お風呂入ったばっかだから」
💧「髪の毛完全に乾いてないじゃん」
後ろからローレンの髪の毛を触り、持っている手持ち扇風機で乾かしてみる。
🗝「え!乾かしてくれんの?やった」
🥂「それJKが持ってるやつだ!」
イブラヒムの銀色の強そうな手持ち扇風機をふわっちは気に入ったようだった。
最終調整のリハーサルが始まろうとしていると、後ろから肩を抱かれる。
🍥「もう体調は大丈夫なん?」
🗝「お?nqrse!」
🗝「うん!大丈夫!昨日は色々面倒見てくれてありがとな」
🍥「ん、良かった!」
それだけ言うとnqrseは誰かに呼ばれてどこかに行ってしまった。
リハーサルが14時頃に終わると、スタッフさんは機材の確認、俺達はメイクさんとスタイリストさんに攫われるように楽屋に連れ戻された。
今日のライブにくっさんは来てくれるだろうか。葛葉にチケットを渡したローレンはそんなことを考える。
🗝(家出る前もっとちゅーーーってすれば良かったな)
開演時間が近づき会場の外がザワザワとし始める。
🥂「お、低いお団子可愛い」
💧「ろれ良い感じじゃん」
🗝「良い感じなお兄さん達に言われましても」
ローレンは後れ毛をクルクルと指で回す。
マネ「フェス始まりました」
マネ「出店でちょっとしたご飯買ってきたんで良かったら食べてください〜!」
🥂「お!!!」
🗝「いい匂いすると思ってたんだよな〜!」
💧「頂きます!」
ローレンは焼きそばを貰いパクパクと胃の中にエネルギーを入れていく。