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余裕のある年下は、罪深い
年下といえば、無邪気で甘え上で、どこか頼りなく、守ってあげたい存在。
だけど余裕のある年下は違う。
青「ねぇ〜りうら好きだよ?」
赤「何急に…笑」
赤「俺は愛してるよ?」
その瞬間、すべてのバランスが崩れる
焦らない、 媚びらない、振り回されない。
赤「ねぇ…まろ」
青「うん? 」
赤「数学の問題なんだけどここ分かんなくて」
青「あーそれな…そこはここの公式使って…」
赤「あーここ、こうするのか」
青「おぉ!よく分かったな」(頭なでなで)
赤「…笑」
子ども扱いしてるつもりが、ふとした瞬間
こちらの心を見透かしたような視線を向けてくる。
甘えるくせに、依存はしない。
赤「ね、ぎゅーして?」
青「やだ」
赤「…」
頼ってるのに、簡単にはなびかない
青「なんやねん…黙って」
こちらが優位に立ってるはずなのに、気づけば、こちらが試されている。
赤「なんでも無い、ただぎゅーして欲しかっただけ」
年下だからっと安心した瞬間、沼は始まる。
青「…///」
無邪気な笑顔の裏にある余裕、ふとした瞬間に見せる一途な1面
ただ可愛い、かっこいいだけでは説明がつかない魅力。
手に入ったと思った途端、するりとすり抜ける。
余裕のある年下は、1番罪深い
その掴みきれなさが、気づけば癖になり、もう抜け出させなくなる。
赤「やっとだね…笑」