皆さんこんにちは!菜乃です。
今回は曲パロです。何の曲か分かったらコメントしてみて下さい!!
⚠attention⚠
この小説は🎲様の二次創作です。
基本🤪🐤♀︎です。微🍣🐤♀︎、微🍣💎です。
何か著作権等危ういんじゃないかと思うような事があった場合もコメントお願いします。
2月の中旬。空は雨雲によってせっかくの満月も見えなくなっており、いつもに増して暗い気がする。私は今、雨を凌ぐためコンビニにいる。そして、彼氏が迎えに来てくれるのを待っている。朝、寝坊をしてしまい、朝のニュースを見損ねたのがここで仇となってしまった。そう思いながら空から降ってくる雨の雫をじっと見つめていた時、手に持っていたスマホが震えた。見ると、彼氏からだった。
🤪「今駅ついた。どこにいる?」
🐤「会社近くのコンビニ」
そう返信すると「了解です」とスタンプが送られてきた。昨日新しく買ったと言っていたスタンプだった。
けれど、そのスタンプをもっと前に私は見たことがある。半年前まではよく見ていたそのスタンプも、送られてくる相手が今では違う。
なんだかんだでまろと合流した。そのまま駅に向かう。
🤪「にしてもりうらが寝坊やなんて珍しいな。なんかあったんか?」
🐤「ううん、特に理由はないよ、ただ昨日寝るの遅くなっただけ。」
🤪「ほんならええんやけど、、」
こんなどうでもいい会話をしていても脳裏に蘇って来るあの時。今では再現不可能だと思いつつ、いい加減切り替えなくちゃ行けないと思う。
🐤「ねえ、まろ。私の事好き?」
🤪「?うん、好きやけど。どうしたん?ほんまになんかあったか?」
普段私がこんな話滅多にはしないから、本気で心配してくるまろ。
🐤「私も好きだよ、だからさ。………」
そう言って私は目を瞑り、少し首を上に傾ける。
🤪「……、」
人通りが少ないからと言ってこんな所でこんな事をするのはおかしいとは分かっている。分かっているはずなのに……… 今日はやけにあの人のことを思い出してしまう。
快速電車の窓から、またぼんやりと雨が降ってくる様子を見ていた。その時、見慣れたホームが通り過ぎていった。各駅停車でしか止まらないその駅を私は半年前までほぼ毎日行っていた。
今日はやけにないくんのことを思い出す。
🤪「りうら、そよピアス好きよな。自分で買ったんやっけ?」
そう言って指を指されたこのピアスは私が買ったものなんかじゃない。
🐤「っ、そうだよ。どう?似合うでしょ?」
でも嘘をつくよ?だって未だに元カレから貰ったピアスをつけてるなんてバレたくないし、バレたらダメだ。
🤪「うん、すごい似合ってる。」
そんな会話を挟みながら電車はどんどん進んでいく。
外を見るのをやめ、電車内を見渡してみた。するとあるマッチングアプリの広告が目に止まった。キャッチコピーには「運命の人との出会いがここにある」と書かれていた。
「運命の人」
その言葉を聞いて思い出すのはただ1人。ないくんだけだった。
・・・
🐤「ねえ、知ってた?運命の人って2人いるんだって。」
🍣「へーぇ、そうなんだ。ひとりじゃないんだね。」
🐤「そうそう、1人目は別れの辛さを教えてくれて、2人目は永遠の愛を教えてくれるんだって。」
🍣「じゃありうらは俺の2人目の運命の人ってことだね!!」
そう言ってりうらの手を握ってくるないくん。そんなないくんが、りうらは大好きだったよ、。
🐤「っ///そう、だといいね、、」
そんなことを言ったのももう過去でしかない。
またスマホが震える。見ると通知が来ていた。震えずっと外せなかったないくんのフォロー、その通知だ。アカウントには、水色髪の可愛い子と手を繋いで水族館にいる写真が投稿されていた。昔ないくんと行ったことのある水族館だった。
🐤「っ………、ないくんも幸せだよね?」
🤪「なんか言ったか?」
🐤「なんでもない!!まろ、大好きだよ!」
🤪「///ありがと、俺も大好きだよ。」
多分、いや絶対にないくんは私の運命の人だ。そうに違いないよ、ないくんは
1人目の運命の人だった。
コメント
1件
何の曲か分かりましたか? 結構簡単めです! 答え↓↓↓ 「運命の人」ユイカ様より