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September

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September

1 - 第1話

♥

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2022年09月01日

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もう9月だーーー!

もう秋なんだよね、

寒い時期が近づいてくる、、



「September」

黄視点

2限目が始まって20分経ったころ

僕はもう飽きてきて椅子に寄りかかった

周りのみんなは真剣に先生の話しを

聞いてる人もいればぐっすりと寝ている人

もいた。僕は窓際の席で夏の7月頃に感じた

風とは少し違う風が僕に優しく当たってきた

何気に冬の匂いがする、と

なんとなく感じてしまった

((ピーーッッ

グラウンドから笛の合図が聞こえてきた

ちらっと窓から外を覗くと、隣の

クラスが体育の授業中だった

気だるそうに外を見ていたら、

ふと、彼と目があってしまった。

ドキッ

目があっただけなのに、胸騒ぎが、

体には熱がこもって、

きっと今僕の顔は真っ赤だ

彼は今半袖半ズボンだ

その姿の彼が見れるのは、あと少しだけ

もうすぐでジャージの時期になってしまうから

彼は結構寒がりだから冬はずっとジャージを

身につけている。

だからなのか、僕は彼の半袖姿が結構

好きなのだ

夏が来るといつも彼の半袖姿を想像する

ベタベタしていて気持ち悪い汗も

なんだか爽やかで、

白くて綺麗な細い腕が見れる

そんな姿が好き

もちろんジャージ姿も好きだけどね

9月に入ったから、、

寒くもなってきた、

少し隣が寂しいな

彼とはクラスが違うからいつでも

隣にいるわけじゃない

だから寂しいんだ

でもね、冬になると彼は僕の

手をギュッと握りしめてくれる

彼の手は少し冷たくて、温めて

あげたくなるような、そんな手

夏も手繋ぎたいけど、

暑いし、笑

僕は、

夏にしか見れない彼の姿が好きで、

冬でしかやってくれないあの仕草が好き

でもそれが両方見れてできるのは

この秋だけ、

しかも9月限定

今日は彼のかっこいい姿をみて

帰りに、彼に手を繋いでもらって

幸せで溢れていた

「黄くん、寒いね、笑」

「ですね、笑」

「夏もあっという間だったね」

「なんだか恋しいです」

「僕も」

早く冬が来てほしいし、早く夏も戻ってきて

ほしいと思ってしまう

僕は欲張りだ

だからこの時期が丁度いいの

“September”



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