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前作の番外編
始終ヤってます
前作読んだ方が深く入り込めるかも
gt side
俺はらっだぁと恋人になれた、という事実にそれはそれは心が満たされていた
これから起こるであろうイベントに、乙女のように心を踊らせ、デートプランだって既に頭にはたくさんある
「ぐちつぼー?シャワー浴びておいでよ」
俺の大好きな人にそう促され、言葉のままに浴室へ向かう
今までもらっだぁとセフレとしては何度も身体を重ねてきたが、今回は訳が違う
ちょっとでも綺麗に見られたいし、その、ちょっとでも、可愛いく思われたい、、
突然芽生えた恋心の絶大な影響に俺は、自分でも笑っちまう
バスローブひとつでお風呂から上がると、らっだぁはスマホをいじるなんてしておらず、俺のためにベッドを整えてくれていた
「あがりました〜」
「あ、おかえり〜。ほら、ここおいで?」
ベッドに腰掛けたらっだぁの隣を示され、ドキドキと高鳴る胸を押さえ込んで座る
「キスしよ?」
俺が座ったかと思えば、らっだぁの腕が伸びてきて、顔の向きを変えられる
否応なく、らっだぁの綺麗な青い目を見つめることになり、今まで意識してこなかった美しさに感嘆してしまう
チュ
口付けだけの軽い軽いキス
だけど、それはとても心地の良いもので、らっだぁの柔らかい唇がふわっとくっつき、俺の方が蕩けてしまいそうだ
「っは、もう、1回っ」
思わず懇願した俺に
「あはっ、とろんとした目しちゃって」
「いいよ」
急に耳元で喋られ、耳まで顔を真っ赤にしてると、らっだぁの顔が近づいてくる
チュッ
先ほどよりも、長く気持ちのいいキスに俺はそれだけで頭がいっぱいいっぱいになる
「ふは、ぐちつぼ可愛い」
キャパオーバー気味でカチコチの俺の前で、優雅に俺を抱きしめる
「それに良い匂いするね。いい」
「っ、らっだぁん家のシャンプー…」
「うん。わかってる。だから良いんだよ」
もっと匂いをわかって欲しくて、頭をらっだぁに擦りるけるようにハグをする
平然とそんな事を言ってのけるらっだぁは、やっぱり歳上なのかな、なんて思う
「ほら、触ってあげるから、ベッドおいで」
「あっ、電気、、」
もう何度も、なんなら昨日も見られてるんだけど、、
「あれ〜、恥ずかしがり屋さんだねぇ、ぐちつぼは」
仕方なさそうに、でも笑顔で小さい明かりにしてくれて、気分が一気に高まる
優しく押し倒されて、バスローブの紐をするすると解かれる
「可愛いねぇ」
上に覆い被さられ、耳にキスされる
「ん、、♡」
「ぐちつぼ、耳弱いねぇ」
予想外のらっだぁの行動にうまく対応できず、情けなく声まで漏れてしまう
らっだぁのキス攻撃は、耳からだんだんと下がっていき、首元、胸、腹、と順番に攻略されて行く
優しく俺を気遣ってくれるような愛撫に俺は心が満たされて、愛の力を感じる
期待していたあそこは避けられて、足の内側を揉まれる
ぎりぎりまで触るくせに、触って欲しいところは触ってくれないで、もどかしい
「あはっ、腰浮いてるよ?」
自分でも無意識のうちに腰を浮かせていたようで、恥ずかしくなって急いで腰を下ろす
と、思うと下着の上から陰茎をギュッと握られる
「ひゃん、、あっ♡」
突然の直接の刺激に最も簡単に声を漏らしてしまう
「もう、パンツが湿ってるじゃん」
「触って欲し?」
うんうんと頷く俺に気付きながらも、スルーしてキス攻撃を再開する
「ん、あっ、きもちっ、はぁ♡、んん〜、」
じわじわと体の中心に熱が溜まって、余計なことを考えられなくなる
ただ一心にらっだぁと気持ちよくなりたい、らっだぁに沢山触ってもらいたい
「脱がすよ?」
腰の下に手を入れられ、ぐっちょりと湿った下着を剥ぎ取られる
俺の愚息は完全に上を向いていて、なんなら腹に近いほどだ
まだ、ほとんど直接触られていないのに、、、
「ぐちつぼ、気もちいの?」
「…//」
ぬちゅ
急に生暖かくて、ぬめぬめしたもので、亀頭を舐め取られる
いきなりの快感に俺は、全身を震えさせ、更なる愛という名の攻撃に両手でシーツにシワを作って耐えようとする
「、、ね、ぐちつぼ?気持ちい?」
、、?
いきなり手を離されて、俺の期待していた気持ちは一気に裏切られてしまった
もう一度目を合わせて聞かれる
「俺、ぐちつぼのこと気持ちよくできてる?」
「、、うん、らっだぁにされるならなんでも、、気持ちい、、」
rd side
嗚呼、ぐちつぼが可愛すぎる
オレンジ色の落ち着いたライトに照らされたぐちつぼの頬と、期待と悦楽に侵されうるうるとさせた瞳が俺に自信を分けてくれる
さっきまで、ぐちつぼのことを気持ちよくできてるのか不安だった心は綺麗に消え去って、今はただぐちつぼの可愛さにこちらが狂わされる
「あは、よかった。じゃぁ、遠慮なくいくよ?」
俺の言葉を聞いて、何を思ったのか刹那の間目を見開いたのを確認するや否や、ぐちつぼの先端を口に含む
当たり前だけど、初めて口に含んだそれは、苦くて、でもぐちつぼを最大限に味わえる絶品だった
舌を細く尖らせてぐちつぼの溝を器用に舐め回す
「んん゛!? らっだ、らっだぁ、、やめ、、ん゛!?」
「んふふ? ひもひ?」
「ぁっ♡!、きたな、っはぁ、いかりゃ、!っ♡、、やぁ〜♡!」
「ほっか、ひもちいかぁ〜」
「っヤバい、、ッ〜♡!!、、せめて、、そこで、っ♡、喋んな、、んっ、、」
俺もそろそろしんどくなってきたので、最後に大きくひと舐めして口を外す
硬く硬く熱を持ったぐちつぼのは、俺の唾液とぐちつぼの体液とがぬらぬらと光って堪らなくエロい
お尻をするりと撫でると、意図を汲んでくれたのか、ぐちつぼは快感に耐えてヘロヘロな身体をなんとか動かして、脚を自分から持ち上げ、準備のできたところを見せてくれる
真っ白な肌に赤く主張する蕾が、呼吸をするかのようにくぱくぱ開いては閉じ、開いては閉じる
その蕾の鼓動に誘われるようにして、俺はだいぶ慣れた人差し指で、こじ開けていく
窮屈なその中で巧みに指を進めてぐちつぼの良いところを狙いにかかる
その度に、ぐちつぼの身体は大きくひしめいて、ちゃんと反応を返してくれる
そんな素直なぐちつぼに調子が良くなった俺は、俺のものを取り出して、穴にあてがう
「っはやく、、来て、、?」
やばい、、こいつ、、
艶っぽい声に俺の理性の糸は事切れてしまう
己の欲望のままに、目の前の愛する身体を思う存分食い漁るために、ゆっくりと挿れていたものを勢い良く突き落とす
「っは、♡!?、あ゛あ゛っ〜〜♡!!」
絡み取られるようにじっとりと熱を持った中へとグラインドを繰り返す
一突きするたびに、身体を火照らせ、声を甘くさせ、より締め付けるぐちつぼの体は俺の心を満たすのには十分過ぎるほどだった
「ぐちつぼ、かわいい。大好き」
「あ゛っ!!、しゅき、、お゛れも、、っはぁ、、んん、しゅき、、だがら゛っ♡、、んん゛、、ああ゛っはぁん、らっだ、♡」
一言愛の言葉を囁けば、よく回らない頭で必死に言葉を紡いで、答えてくれる
そんなぐちつぼがどうしようもなく可愛くて可愛くて、思わず大きく突き上げる
「っ!?!?、ッ〜〜〜ぁ〜〜〜♡!!」
ぷしゃりとぐちつぼは力なく透明を吐き出す
俺も余韻に浸りながら、だらりと力が抜けたぐちつぼを抱え起こして、具合の良いように寝かせてあげる
体をタオルで拭いていると薄く目を開けたぐちつぼが小さく呟く
「ん? なんて言った?」
あまりにも小さい声で聞こえなかったのだが、当の本人はもう夢の中のようで、穏やかな寝息が聞こえてくる
何だったのだろうか
まぁ、明日問い詰めればいっか
今日も明日もずっとその先も永遠に、ぐちつぼは俺のモノだもんな
おわり
まずは謝罪
何ヶ月も放置していました。すみません。以後気をつけます。
私の中で最後のぐちさんは、おそらく愛の言葉を囁いたのかな、って思ってます
ほんとは意識あって、でも、恥ずかしくて言い直せない、とかだと尚良き
なるぐちも書きたいとは思っています、、思って、、います、、
コメント
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はやか様の書く小説大好きです!!気長に待ってますので自分のペースで!!