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nmmn
キャラ崩壊 地雷さん🔙 通報×🙏🏻 雑です🥲
すごい下手です😭
初投稿なのでお手柔らかにお願いします😭
🦅 → 「」
🦇 → 『』
etc → []
LINE上 → 《 》
🦅 side
音楽番組の楽屋でちょこんとソファに座る。
気まづい空気が漂う。
『あー…、あの、明日って🦅なんか用事あるの?』
「ぇ、あっ、…いや、ないけど…」
『…、そう』
「うん…」
なんだかより悪化したような気がする空気が
胸につっかえて息がしずらい。
『…明日、俺ん家来る?』
「え」
思考が止まる、今この空気で?家に誘う?
まぁここまで言ったがきっと🦇もこの空気に耐えられず
言ってしまっただけだろう、ここはきっぱり断って…
断って…
って無理!!
もっと空気悪くなって終わりだよ!!
「…ぁ、えっと…、じゃあ…ちょっとお邪魔しようかな…」
『え…、ぁうん。あとで、あの、連絡する』
…え、これ断らなくても悪化してない?
[あ、二人楽屋いたんだ。他の奴ら𓏸𓏸の楽屋いるぞ]
この空気を切り裂いた救世主、🦁。ほんとありがとう…
『俺も行く〜』
[🦅は?]
「いや…まぁ、今はいいかな」
[ん、おけ]
今だけは有難いドアが閉まる音、
静寂が流れる部屋に自分の気の抜けた声が響く。
「はぁぁ…、よかったぁ…」
肩の力が抜けていく、あー緊張した。
何年も共に居て未だ緊張がほぐれない。
いや、嫌いとかでは全くない。なんなら好きだし
嫌いならここまでやっていけてない。
なんだか馬が合わないだけ。
「…」
🦇のことを考える度、
頭の中が申し訳なさで心を蝕まれる。
誰もいない本来は好きな空間も
居心地が悪くて気持ち悪い。
逃げるように部屋を出て、テレビ局の外に出た。
「ぁあ…もう…」
ぐちゃぐちゃな心模様を
嘲笑うように空は満天の青空だ。
太陽の光がスポットライトのように俺を照らしている
風が頬を撫でて、様々な気が抜ける。
どうやったら🦇ともっと緩く話せるかな
「ぁ、やべ」
時計を見ると刻々と出番の時間が迫っていた。
軽く腕を振りながら小走りで楽屋へ向かう
小刻みに乱れる息、すんなりと耳に入る。
_
「ごめーん」
[どこ行ってたん?]
「ちょっと外の空気吸ってた」
今から衣装に着替えるタイミングで戻れた。
さぁ準備しようか
_
[おつかれー]
メンバーの疲れ果てた声がまた楽屋に響く。
はぁぁ疲れたぁ とソファに座り込む
「もう明日動けないかも…」
[そんなに?笑]
結構本気で動けないかもしれない、 一度でも
目を瞑ったら眠れてしまいそうなくらい疲労困憊。
「はぁ…、つかれたぁ…」
_
仕事終わり、自宅へ帰宅する。
すぐ風呂入って寝てやる。
玄関に入ったタイミングで上服を脱ぎ、
そのまま風呂に直行する。
「っ…ふう…」
あー、気持ちいい…
五臓六腑に染み渡る とはこのような事を言うんだろう。
眠ってしまう前に風呂を出よう。
_
「おやすみ…ぃ」
死ぬ直前のように言葉を吐き、
そのまま眠ってしまった。
_
「んん…、んぅ…?」
アラームをかけずに眠ったが故、
午前10時頃に目覚めた。
欲望のまま眠った、これ以上幸せなことはない。
「ん…、」
息を吐きながら身体を起こし、携帯を見る。
LINEの通知が溜まっている。
「…?」
困惑したまま通知を開くと🦇からのLINEだった。
🦇からのLINEなんて珍しい。
《何時に来るの》
「は…」
何時に来る?なにそれ、どっかで会う約束したっけ。
きっと昨日約束したんだろうけど、いつしたっけな。
寝起きで頭が上手く回らない中思考を巡らせる。
「ぁ…」
昨日気まづさの余り
🦇の家に行くなんて約束をしてしまった。
思い出して頭を抱える、
これは行かないといけなさそう。
《7時とかでいい?》
《平気》
《じゃあ7時に行くわ》
2ラリーで終わる会話、これ何時に帰るんだろう。
てか夜ご飯とか…不安が募るばかり。
寝起きから気が重いなぁ…
_
「よし…」
着替えも済ませ、家を出る。
地獄の空気にならないことを願うばかり
_
「お邪魔します」
『どうぞ、なんか飲む?』
「あ、えっとなにがある?」
『お茶もあるしコーヒーもあるけど』
「じゃあコーヒーお願いしていい?」
『ん、あそこで手洗ってきて』
「あ、うん、わかった。」
あぁ、怖い…。なにか話せるネタもないし
無言の空間は苦手だし…
『🦅?』
「ん?なに?」
キッチンの方から聞こえる聞き慣れた🦇の声
『今日夜ご飯ってもう食べた?』
「まだ食べてない!」
『パスタでもいい?』
「作ってくれんの?」
『簡単なやつだけど、二人分の方が調整しやすいし』
「ありがと、じゃあお願いするわ」
パスタなんか最近食べてなかったな
_
「おっ、なにこれ」
『たらこパスタ…的な?』
「的な?」
『いやレシピ見ずに適当に作ったから…』
「ああ、なるほど?笑」
『美味しくなかったらごめん、笑』
微笑むように笑った🦇の顔に、少し見惚れてしまった。
『?なんか俺の顔ついてる?』
「いやっ?なんもついてない、食べてもいい?」
『いいよ、俺も食おっかな…ぁ』
_
🦇が作ってくれたパスタで腹は満たされ、
気まづい空気はそこまで感じることなく
時間が過ぎていく。
『🦅?』
「んん?」
『お酒呑む?』
「…、呑む。」
『ん、待ってね』
ふと周りを見回すと整えられた部屋。
最近は掃除もできなくて俺の家は少し汚れている。
なんて優雅に考えていると、机に缶ビールが置かれた。
冷やしていたからか缶から結露が垂れる。
「ありがと」
最近あまり呑めていなかったお酒。
酒好きとまではいかないが
それなりに呑みたい日はある。
「ッ…あ〜…」
『っく…ぁ…。』
「正直さ、俺気まづすぎて
︎ ︎ ︎ ︎🦇の家行くって言ったんだけど」
『ああ、やっぱり?笑』
「来てよかったよ、なんか俺の思い込み激しすぎたかも」
『ほんと、俺も今日は思ってた数倍たのしかった』
気まづくなるときはあるけど、
案外一緒にいるのは気楽なのかな。
「今日はあんがとね」
『いや?全然平気。まぁずっと一人なの寂しいし』
「一人暮らしだとご飯とか寂しいよね笑」
『そうそう、笑 なんか虚しくなる笑』
一人暮らしあるあるの話に花を咲かせていると
BGM程度に流していたテレビが鳴る
“ 午前1時になりました “
「もうそんな時間?」
『あれ…お酒呑み始めたのいつ?』
「え…、9時とか?10時とか?」
『4時間??』
「7時から数えたら6時間」
『っふは笑 そんな経ってたっけ?笑』
「全然そんな感じしないわ笑」
酒が入ってるからかよく分からないが少し面白い。
あんなに不安がっていた自分が嘘みたいだ。
そのまま何事もないように呑みを再開させる。
_
🦇 side
「んん…〜、🦇…ぉ、?」
絵に描いたような酔っ払い。
最初はあんなに不安がってたのに
可愛く思えてきて、笑みが溢れる。
『🦅、起きて』
「ん〜…。」
ソファに横になり眠りそうな顔の🦅、
無意識に手が🦅の頬に伸びていた。
ピンク色の潤った唇が、
妙に美しくて自分の唇と触れた。
気付かぬうちに口付けを交わしていた。
「ん…、🦇?」
『ううん、なんでもないよ。
︎ ︎ ︎ ︎もう寝たら?明日、仕事午後からでしょ?』
「ぅ…ん」
返事の途中で眠ってしまった🦅。
微笑ましくて頭を撫で、そのまま自分も眠りについた。