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#ご本人様には関係ありません
なちゅ ♡
26,416
赤「黄ちゃん! 今日も来たよ!」
病室には
1人の話し声が響く
赤はベットのすぐそばの椅子に座り、
彼に話しかける
赤「台本どうしよっか、 ラストが思いつかなくってさぁ〜」
乾いた笑い声
無理に笑っている顔
目に溜まっている涙
赤「っ、 ダメだなぁ、俺」
手で目を擦ると
彼の手を握った
赤「ふふ、黄ちゃんの手あったかぁ〜い」
握る手が少し強くなった
赤は目を細めた
彼の顔を見て
赤「そろそろ目が覚めてもいいんだよ、、、?」
赤の声は震えていた
握っているても
微かに震えていた
赤「台本の締切さ、あと4日なんだよ、、、? 黄ちゃんがいないと俺書けないよ、、、」
赤は
彼の手を
赤のおでこにくっつけた
赤「お寝坊は程々にね、、、」
その状態が
何分、何時間続いた
赤は目を閉じ、
彼のそばを離れなかった
赤「もう、今日ほんとにダメだぁ」
赤の目から
大粒の涙が溢れる
彼が寝ている
シーツを濡らしていく
赤「5日は寝過ぎだよぉ、 俺さぁ黄ちゃんと台本かけて嬉しかった、 一緒に書いてくれるって言ってくれて、 一緒に放課後に書いて、」
言葉が詰まった
1拍置いて
赤「昔みたいで楽しかったぁ」
赤の目から
涙が止まることはない
赤「一緒にかけたの、5日間だけだよ、、、? 昔は毎日遊んでたじゃん、、、」
赤の顔が下にさがっていく
赤「また、遊ぼうよぉ、 ねぇ、」
黄「ぁ、か、」
病室に
小さな
弱々しい声が響く
赤「え、?」
赤は顔をあげると
瞳が揺れた
彼の
目があいていた
彼は
赤の顔に
ゆっくり手を伸ばし、
黄「う、さぎさ、んに、な、ちゃう、よ、?」
彼は
赤の涙を指で拭った
しかし、
赤の目からは
涙が止まらない
赤は彼の手を
両手で握り
赤「黄、ちゃん、、、」
彼は
優しく微笑んだ
黄「き、こえて、ました、よ、 あ、りが、とう、ござい、ます」
赤は
顔をぐしゃぐしゃにしながら
彼に抱きついた
彼は
ゆっくり
赤の背中に手を回し
優しく一定のリズムで叩いた
黄「ナー、ス、コール、、」
彼が掠れた声で呟くと
赤「ん、」
赤は
黄から少し離れ、
ナースコールを押した
すぐに看護師と医者が来た
目をあけている彼を見て
驚きながらも
検査をしていった
数分後、
医者は
医者「記憶障害が完治しています」
赤に微笑みながら告げた
赤「え、、、」
赤は聞き返す
赤「完治ですか、、、?」
手で口を覆い
目には涙が溜まり
体が少し震えていた
医者「はい、奇跡ですよ」
医者はベットにいる
彼に目を向ける
医者と目があった彼は
優しく微笑んだ
今まで
記憶がなかった頃
笑ったことがなかった彼が
優しく
綺麗な
笑顔を見せた
それを見た赤は
彼に抱きついた
赤「よかったぁ、、、!」
赤は彼の肩に顔を埋めた
黄「ふふ、」
彼は赤の頭を撫でた
医者「ただ、まだ少し入院はして貰います」
黄「わかりました」
彼が返事をし、
少し頭をさげ、
病室を出ていった
病室に
2人、
涙で顔がぐしゃぐしゃになった赤と
優しく微笑む彼
幸せな空間が残った
ーーーーーーold memories
コメント
1件
ひええっ、第28話読んだよー!!😭💦💦 もうね、赤ちゃんの「黄ちゃんいないと書けない」ってところから涙腺崩壊した……! 5日間の寝過ぎ、一緒に書けたのが“昔みたいで楽しかった”って言葉がめちゃくちゃ刺さるんですけど!!?? 最後に黄ちゃんが目を覚まして、記憶も戻ってて、優しく笑ってくれたシーン、最高にエモかった😭💕 ほんとによかったね、赤ちゃん……!! 翡翠さん、この温かい展開ありがとうございますっ✨