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海斗「2日目ですりょーくん。」
涼「非常に嫌です」
海斗「拒否権は発行してください」
涼「ちな何円っすか」
海斗「5億兆万円」
涼「つまり買わせる気ないと」
2日目『花畑』
海斗「俺この前この花畑に行ったわけ」
涼「俺も行ったわ」
海斗「誰と?」
涼「メンヘラかよ、姉貴と」
海斗「今度行こうな」
涼「2回も行かねーよ」
海斗「んまぁそこに写真取りに行ったわけ、バスケ部勧誘のポスターの背景撮りに」
涼「そーいや頼まれてたな」
海斗「それでな撮ってたらナンパされたのよ、多分20歳くらいの女性に」
涼「へ〜」
海斗「可愛かったぞ」
涼「聞いてねーよ」
海斗「それでな、『連絡先教えてください』って言われたわけ」
海斗「今どきカフェ行きましょとかじゃないんだなぁって思いながらも教えたわけ」
涼「教えんなよ」
海斗「嫉妬?」
涼「ちげーわ」
海斗「まー消したし、大丈夫」
涼「え?なんで…」
海斗「その理由は後わかるよ」
海斗「教えた後ちゃんと堪能して帰ったんだけど」
海斗「家帰ってりょーにイタ電かけようとしたらその人から連絡きたわけ」
涼「俺イタ電されかけてたのかよ」
海斗「今度する」
涼「断固拒否」
海斗「それでな」
涼「無視ね」
海斗「その人から送られてきた文がさ、化け文字なわけ」
涼「急にでてきたホラー演出」
海斗「いま化け文字とか解読できるやんか」
海斗「俺気になって検索かけたらさ」
海斗「『逃がさない』って」
涼「…」
海斗「寒気したから急いで入れるところ全部の鍵閉めて自室に逃げ込んだわけ」
海斗「そしたら ピンポーンッ…って」
海斗「丁度よく鳴ったもんだから母さんが出に行ったみたいで」
海斗「やば!って思って急いで階段降りたらインターホンの犯人田中(クラスメイト)でさ」
涼「あいつかよ」
海斗「漫画返しに来たわーって」
海斗「落ち着いてしばらく話して部屋戻ったらまたDM届いてて」
海斗「その人から『開けて』って来てたんよ化け文字で」
涼「ギブ」
海斗「続行します」
涼「あぁ。(絶望)」
海斗「開けてってなんぞ。って思ってたら窓からドンドンドンドンって聞こえるわけ」
海斗「ちなみにその窓お前の真後ろにある窓な」
涼「ま゛ッ」
場所移動した
海斗「それでなんか脊髄反射かなにかでカーテン バッて開けたわけ」
涼「脊髄反射でそんなことしてたまるか」
海斗「そしたらな」
海斗「その女性の顔があったんだよ」
涼「…」
涼「ここ2階だよな…?」
海斗「ろくろっ首と同じタイプ」
海斗「ガチ怖くなって何故か咄嗟にその人の連絡先消してゲームのデータとりょーのLINEとクラスLINEとその他もろもろ残して初期化した」
涼「他の奴らの個人LINEは良かったのか」
海斗「正味りょーの残ってればいいわ」
海斗「まぁその後は普通の私生活に戻ったよ、二度とナンパなんぞ信じない」
涼「そうしてくれ」
涼「あと俺帰っていいか」
海斗「なぜ故??」
涼「超怖い」
海斗「母さーーーん!!今日りょーがハンバーグ食べたいってー!!!」
<あらぁ〜!!!りょーくんのためなら作ったるわ〜!!
涼「あ、ありがとうございまーす…!」
涼「お前…」
海斗「帰らせねーぞ」
海斗「明日は俺と出かけるんだ」
涼「学校は」
海斗「んなもん休む」
涼「は?」
海斗「単位なんて知らねぇ!!俺は駆け抜けるぞ!」
涼「だからって俺を巻き添いにするな!」
海斗「知らねぇ!!」
涼「待てコラッ!!」