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⚠注意喚起⚠
センシティブな表現。
nmmn,rbru要素。
攻めフ◯ラあり。
ほかのヒーローたちの登場(行為に絡む)。
完全二次創作のため御本人様に一切関係はございません。
長い、①②③合わせて5千文字。
全てhsrb目線。
皆との旅行中に我慢できなくなっちゃう話
↓以下本文
ラジオから出た大雪注意の警告音がコテージに響く。めちゃつえーの八人で雪山に遊びに行った二日目。本来なら一泊で帰る予定だったが……。
緋八「明日の朝には晴れるらしいで!」
快晴の天気予報も虚しく外れ、コテージの外からは雪のごうごうと降る音が聞こえてくる。不測の事態のため、コテージのオーナーが滞在を延期させてくれたことが不幸中の幸いだった。
宇佐美「昨日まで「まだ帰りたくない」って言ってたのが、まさか現実になるとは……。」
伊波「もう一泊できてラッキーだったってことにしよ!」
最初は困惑こそしたものの、状況の受け入れは早かった。1日中みんなでゲームをしたりして楽しかった訳だし、俺もラッキーだと思っていたのだが……。
赤城「じゃ!今日は解散〜ってことで。」
佐伯「明日の朝、下山するんだよね?」
叢雲「寝坊すんなよー!」
夜も深まり、みんなぞろぞろと自室へと帰っていく。俺も自室へ戻りベットに腰を下ろした。
一人になって落ち着くと、考えないようにしていたある思いが俺の脳裏を埋め尽くす。
俺と小柳くんは最近毎日のように身体を重ねていた。しかし、
小柳「旅行中は絶対シないからな?」
と以前から圧をかけられていたので昨日は何もせず眠りについたのだ。それがまさかこんなにもきついなんて思ってもみなかった。
自分で思っている以上に小柳くんとの行為が身体に染み付いているらしい。たった1日行為をしなかっただけで体内のリズムが狂ったような気分だ。
これ以上きつくなる前に眠ってしまおう。そう思ってベットに潜ろうとした時だった。
小柳「星導ー。」
今の俺にとって、一番会いたくない人の声だ。無視することもできず、俺は部屋のドアを開けた。
星導「どうしたんですか?」
小柳「部屋の電気付いてたから。まだ眠くないならちょっと話さね?」
こっちの気も知らずになんて呑気な提案だろう。
星導「もう眠いのでちょっとだけですよ。」
本当は全然眠くないんですけどね。
小柳「おじゃましまーす。」
小柳くんが迷いなくベットに腰を下ろしたので俺もついその隣に座ってしまった。いつもだったらこのまま行為に及べるのに……という気持ちを押し殺して他愛のない雑談をする。
10分程話したところで2人が無言になる瞬間がきた。俺がそろそろ眠い、と言おうとした所で小柳くんが不意に問いかける。
小柳「昨日の深夜、Oriensがトランプで結構盛り上がってたらしいんだけど、星導なんか声聞こえたりした?」
星導「いや、しなかったと思いますよ。」
小柳「へー。俺も特に聞こえなかった。」
星導「はあ。」
なんだこの質問はと思いちらっと小柳くんの方を向くと、何か言いたげな目で俺を見ていた。熱っぽいこの瞳の意味を俺は知っている。これは小柳くんがシたい時の無意識の癖だ。
小柳「ちょっとくらいなら騒いでも、声聞こえないっぽいなー。」
俺の脳内に一つの可能性が浮かぶ。
これはまさか!!小柳くんからのお誘い!?分かりづらすぎるが、一度そうだと思ってしまうとそれ以外の選択肢が思い浮かばない。きっとそうだ、そうに違いないと勝手に確信する。
星導「確かにいつもよりちょっと声に注意すれば、バレないでしょうね……。でも旅行中はシないんじゃないでしたっけ?」
俺がにやにやしながら聞くと、小柳くんは案の定顔を赤くして目をそらした。
小柳「言ったけど……。」
ゴニョゴニョと口ごもる小柳くんを見て自然と笑みがこぼれる。耐えきれなくなったのは小柳くんも一緒だったのだ。そうとなればもう我慢する必要はない。
星導「俺も我慢の限界ですから……後で文句言わないでくださいよ?」