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仁人side
こんにちは。前話ぶりですね。
私立美瑠紅学園高等学校2年吉田仁人です。
前回はあの馬鹿(勇斗)が失礼しました。
最近はどんどん我儘というか、
ヤンデレメンヘラ化が進んできてまして。
近々殺されるんじゃないかなと
恐怖しているところです。
してませんが。
多分そんなことするはずないでしょう。
あの、俺が居ないと生きてけない
超ド級の激重男が。
ということで、あいつが四六時中、
本当に俺の事を考えているか確かめるため
尾行してみました。
実況もしようかな。
(平日は当たり前に
一緒にいるので休日です)
休日も一緒に居るんでしょ?と
言われることが多いですが
そんなこともありません。
あいつは一緒に居たいみたいだけど
俺は一人の時間も好きだから
休日は嫌だと伝えています。
嫌だといえばやらない男なので
そこ”は’好きです。
・・・は。
まぁその話は一旦置いておいて。
家からついて行っているのですが、
今日はショッピングモールに行くようです。
家については、
俺は知ってるけど(勇斗の家を)
勇斗は俺の家を知りません。
なんか不平等だとか言うやつもいるけど
あいつはなんかいつも幸せそうだし
俺らが嫌じゃないんだから
いいんじゃねとは思います。
はい。
それで、何しに行ってるかは知りません。
LINEで昨日も聞いてみたけど
どこも行かないよ!と元気よく返事が
返ってきました。
嘘をつかれ腹が立っただけなので
あんまりよく分からないです。
その後の記憶も朧げです。
(イライラすると記憶飛ぶタイプ)
仁人「あっ入ってった」
ショッピングモールに入りました。
仁人「・・・どこ行った?」
???「あのぉ〜///」
仁人「はい?」
???「可愛いねぇ君ぃ///」
なんか気づいたら横に
キモデブのおっさんが居た。
仁人「あざまーす」
おじさん「僕とイイことしない…???」
いやほんとにキモイなこのおっさん。
仁人「ちなみにどこっすか」
おじさん「うーんそれはねぇ?」
「ホt」
勇斗「あっ今日はありがとう」
「おかげでいいもの買えた!」
女の子「ううん!!全然///」
仁人「・・・は?」
おじさん「あ、あれ?ね、ねぇきい」
仁人「うっさい黙れジジイ!!!」
おじさん「はいすみません泣!!!」
ダッタッタッタッ
はあ…?
俺とは何もしないくせに何あの女と
イチャついてんの…?
うざすぎ…
仁人「きも…」
スタスタスタスタッ
勇斗「え…仁人!!?♡♡♡♡」
「なんでここにいんの!!!」
「もしかしてテレパシー!?」
「俺も会いたかっ」
仁人「オラァ!!!」
本気のパンチをお見舞してやった。
握力22を舐めるなよ。
しかも腹パンだから弱くても
だいぶきついはず。
勇斗「ぐえっ…!!!」
「な、なんで…?」
女の子「えっ勇斗くん大丈」
仁人「・・・」
女の子「ヒッ…」
「ごめん帰るね!!!!!」
ダッタッタッタッ
見下ろす俺。
腹を抱えてしゃがみこんでる勇斗。
それを見てる他の客。
一気にカオスになった。
誰のせいか。
それは誰でもない、勇斗のせいだ。
仁人「俺に嘘ついてまで遊びたかったんだ」
「へぇ…俺には言えなかったんだよね」
「あんな毎日愛してるだの
好きだの言ってくるくせにさぁ」
「所詮その程度の愛だったってことだよね」
「というかちゃんと聞いてる?」
「周りの女の子見てるだろ」
「クソ男」
「俺に隠れてコソコソと何してるか
知らないけどバレバレだっつうの」
「20個エアタグ入れてんだからな」
「お前の身体の中にでも入れたら
いいのかなあ?」
「なあ聞いてんのかって!!!」
勇斗「ごめんごめん!聞いてるよ!!」
「でも…仁人の顔が可愛すぎて///」
「やっぱり怒ってても可愛いね!!」
「俺仁人の怒ってる顔可愛くて好き///」
仁人「ばっ…」
「・・・ふーんあっそ」
⤴︎嬉しい人
勇斗「それと、隠してたのは本当にごめん」
「仁人の誕生日プレゼント買いたくてさ」
「あの女の子センスいいって
有名だったから一緒に来てもらってた」
「1年前の今日から毎日
考えてたんだけどまとまんなくて…」
仁人「ふーん」
1年前ねぇ…ギリギリ及第点ではあるか。
仁人「今回だけね」
「次やったらほんとに殺すから」
「刺すから」
勇斗「前ホームセンターで買ってた包丁?」
仁人「・・・」
「なんで知ってんの」
ホームセンターは1人で行ったんだけど。
勇斗「あっ」
仁人「・・・もしかして」
「またストーカーしたの?」
勇斗「・・・」
「違う違う。きっと違う」
仁人「・・・本当は?」
勇斗「俺と違う男の子と遊んでるって
聞いて急いで行きました…」
仁人「男ったって…」
「あの3人(太・柔・舜)、だぞ?」
勇斗「だってやだったんだもん泣泣泣」
「ごめんなさい涙涙涙」
本当は次したら絶縁って言ってたけど…
仁人「チッ…今日は俺もやらかしたし不問で」
勇斗「え…?」
「殴らないの?」
仁人「俺の事なんだと思ってる訳?」
「ほんとに殴るよ?」
勇斗「ごめん…」
シュン…↓↓
「でもありがとう!!!」
「また明日渡す!!」
切り替え爆裂だな…
仁人「分かった」
「じゃあ帰るわ」
勇斗「えなんで一緒に帰ろ!!」
仁人「えー…じゃあ早くして」
勇斗「はーい!!」
ドタドタドタドタッ
仁人「そういうとこ、ちょっと好きだよ」
絶対言わないけど。
𝐞𝐧𝐝☕︎︎𓂃 𓅇
コメント
10件

唐突なうっせぇだまれしじいがおでの好きな言葉
初コメ失礼!!めっちゃおもろくて好きです!!!
うわー、めちゃくちゃ仁人のヤンデレ拗らせてるのに、最後の「ちょっと好きだよ」で全部持ってかれた(笑)勇斗の「怒ってても可愛い」がマジで重いのに、包丁の話が出た瞬間の空気感が好き。設定の粒度も細かくて、ストーカーし合うカップルって新しいなと思いました。次が気になる!
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#さのじん
藍月。
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