こんにちは!!
第5話まで見てくれてありがとうございます!
今更なんですけど、
〖〗←のかっこが陸くんです
【】←が龍馬さんです
()←はその物語の視点の人の心の考えです!
基本陸くん視点でやってるのでほぼ陸くんですね。 龍馬さん視点になってたら龍馬さんの思ってることだと思ってください!!
ではでは6話どーぞ!!
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【触るで。】
震える体で、小さく頷いた。
竜馬さんの指先がそっと肌に触れる…
その手は驚くほど優しくて、安心した。
タバコの匂いと一緒に、微かな熱が伝わる
【……痛むか?】
〖…ぁ、い、いえ…もう、大丈夫です…〗
竜馬さんはそのまま手を離さず、
少しだけ目を伏せた。
【──誰にやられたんや?】
〖……っ、…〗
喉が震えた。
泣きたくないのに、声が出そうになる。
(言えない…… 親なんて、、言えません…)
【言いたくないなら、言わんでええ。
──けどな、もうそいつらのこと思い出すな
ここにおる間は、俺が守ったる。】
短い言葉だった。
でも、それがどんな慰めよりも強く響いた。
〖……ぅ”、、うぁ”、ひ、ぅぅ゛〗
泣いてしまった、
龍馬さんの胸で溜め込んでたのを
吐き出した、ずっと、ずっと辛かったものを
やっぱり、少し怖くて、
それでも、、
──世界で1番、安心して…優しい人。
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夜。
窓の外は静かで、雨も止んだ。
街の灯りが遠くて滲んで、
リビングの時計の音だけが響いてる。
僕はソファーの端で毛布にくるまってた。
龍馬さんが
【ベット使え】 って 言ってきたけど
龍馬さんに何回もソファーに寝かせる訳には
い かないので、遠慮して
ソファーで寝ることにした
あの後、龍馬さんは
体の痣や傷を治療してくれた_
何となく寝れなくて、
今日の出来事を思い返した。
【……寝れへんのか?】
不意に声がしてビクッと
体を震わせてしまった。
見ると竜馬さんがキッチンの暗がりから出 てくる。
〖…ご、ごめんなさい、起こしちゃいました〗
【ちゃうわ、タバコ吸いに来ただけやで。】
龍馬は窓少し開けて煙を外に吹き出した。
夜風が張り込み、カーテンがふわりと揺れた
【寒ないか?】
〖だ、大丈夫です…〗
本当は少し寒いけど、これくらいなんともない
だから黙ることにする。
【無理すんな、寒い時は”寒い”って言え】
〖え?……〗
【ん?】
〖あ、いや、、なんでもないです… 〗
(びっくりした…心読まれたかと…)
龍馬さんは火を消して、
静かに僕の隣に腰を下ろす。
毛布が少し動いて距離が近くなった-
【…なぁ、陸】
〖…はい。〗
【お前、名前呼ばれんの、苦手か?】
〖…え?〗
【昨日からずっと、”お前”とか”ガキ”とかで呼んでたけどな、ほんまは名前の方がええやろ?まぁ、時々名前で呼んでたけどな】
一瞬、固まってしまった。
確かに、時々名前で呼ばれる時もあるけど
慣れてないから戸惑ってしまう。
〖……慣れてなくて…今まで呼ばれること、ほとんどなかったから……〗
龍馬は目を少し細めて、静かに笑った。
【ほな、慣れさせたるわ。】
その言葉と同時に低い声がそっと響いた。
【──陸。】
名前を呼ぶ一言が、まるで部屋の空気ごと
変えてしまうように、柔らかく落ち着いてきた
今までもたまに呼んでくれてたが、
改めて言われると、
胸の奥がじんわりと熱くなる。
〖…へ、変な感じです……//〗
【照れ屋やなぁ、】
〖照れてないです…〗
竜馬さんは小さく笑い、
毛布をかけ直してくれた_
肩にかけ直すその手が、いつになく丁寧だった
〖あ、ありがとう…ございます…龍馬さん。〗
【” さん”いらん言うたやろ。】
〖…慣れてないので……〗
そう言いながら、 少し気恥しさもあったが
口が開いてしまった
〖……りょうま…〗
名前を呼んだ瞬間、龍馬がほんの少しだけ
目を見開いた。けれどすぐ
どこか嬉しそうに笑った。
【…健康に悪いわ、】
また、、胸の奥が少しだけ熱くなった
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はい!!
少し長かったけども 第6話終わりでございます!
読んでくれてありがとうございます!!
たのしー!!
いっぱい書いちゃう!!
それじゃあ7話お楽しみに✌︎✌︎
コメント
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きゅんきゅん超えてぎゅんぎゅんしてきました(?)甘々寄りのシチュ好きすぎてもう…(*>ω<*)♡