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警察
「…とりあえず、彼女以外は無傷…か」
花
「ウタ!」
うい
「ウタはどこ!?」
雷
「ちょ…お前ら…!」
エリ
「すみません。ウタはどこですか…?」
警察
「…言いづらいが…」
警察
「いまは病院にいるよ」
仲良し組
「!(ウタ以外)」
花
「も、もしかして…」
花
「怪物みたいなのが…でませんでした…?」
皆
「!?」
うい
「まさか…”TotMusica”!?」
雷
「そうであってほしくない…」
エリ
「あ…あぁ…」
相澤
「なにか知ってるのか!?」
花
「実は…」
花
「ウタの”個性”は歌うことで発動する”個性”」
花
「しかも、感情や気持ちによって異なる技を出せます」
花
「でも…」
花
「ウタの感情を狂わすような絶望するようなことが起こると」
花
「あの怪物…”TotMusica”がでてきます」
うい
「そう…もしかして、なにかありましたか?」
緑谷
「あの…」
緑谷
「もしかしたらかもしれないけど…」
緑谷
「相澤先生がボロボロになってる状態を見て」
緑谷
「僕が声をかけて大丈夫?って言ったときに…」
緑谷
「羽が…黒くなってた…」
仲良し組
「!?(ウタ以外)」
雷
「それほんとか!?」
雷
「本当ならまずい…!」
緑谷
「な、なにか問題でもあるの…?」
雷
「…羽がね、まだ黒くなければ」
雷
「大きい声をかけるくらいでもとに戻る…けど」
雷
「羽が…黒くなったら…救出不可能になる」
皆
「!?」
麗日
「そ、そんな…」
雷
「おそらく、個性を一時的に消す個性を持ってる人がやってくれたんでしょう」
相澤
「…俺だ」
雷
「そうですか…」
雷
「でも、この先生がいなかったら…」
雷
「皆さん…”死んでます”」
皆
「は!?」
蛙吹
「それは、ほんとうなの?」
雷
「はい…」
エリ
「暴走しすぎて、もはやここのUSJは跡形なく消えていたかもしれません」
皆
「ゾァッ…」
エリ
「でも…だからって、ウタを避けるのはやめてください」
エリ
「もし、ウタになにかしたら…」
うい
「ちょ…落ち着いて!」
エリ
「ハッ!…すみません…」
エリ
「…待って」
うい
「?どうした?」
エリ
「さっき、彼女以外は無傷と言いましたか?」
警察
「?あぁ…」
エリ
「…嘘でしょ」
ガクッ…
うい
「エリ!しっかりしろ!」
エリ
「…おそらく、ウタがその怪我すべてを」
エリ
「”自分に移しています”」
皆
「!?」
うい
「まさか…”ヒールコピー”か!?」
花
「だとすると…重症どころかじゃありません…」
花
「最悪の場合…」
花
「ウタは、死にますよ」