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テラーノベルの小説コンテスト 第3回テノコン 2024年7月1日〜9月30日まで
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こんにちは

くくるです

いやー、もう4話ですか、早いね()

可哀想なベラちゃん……ベラちゃん

⚠️注意⚠️

🇷🇺🇧🇾

暴力表現あり

とんでもなく🇧🇾が可哀想

お兄ちゃん仕事して









ウクライナ視点


「___は?」


ベラから何か、送られてきたと思えば

ボロッボロのベラの写真。

ベラがよく着ていた、お気に入りの洋服も

血だらけ、嘔吐物で汚れていて

暗くて見えずらいけど……ベラが布で隠れてない方の眼、潰されている。

ベラは無気力そうに、まるで人形のようにだらん、としていた。

何回殴られたんだろう

何回蹴られたんだろう

どれだけ、痛かったか

苦しかったか


俺の心には、激しい怒りが沸いていた。

絶対いつか殺してやる


「……もしもし、アメリカさん」


「すみませんね、何回も」


「ちょっと今から、アイツの所乗り込むので」


「手伝って貰ってもいいですか?」


「………………まぁ。出来れば自力がいいんですけど、そんな簡単な相手じゃないし」


「かといって、負けるわけにも行かないので」


「……じゃあ、待ってますね」


許さない


どうしてベラにそこまでする必要があるんだろう

出て行ったのは俺なんだから、俺になにかすればいい

なんでベラなんだよ


_____________________


ベラルーシ視点


痛い

何が起こったのか、まだ頭で判断がついてない


暗い

目の前が、暗い

まだ昼間のはずなのに、なんで?


「にい、さ」


「暗い、暗いよ、兄さん」


「兄さん……!」


たしか、兄さんが入ってきて、ウククと連絡してたのがバレて……


それから急に……


「う”ッ!?」


お腹に、まるで鉛が飛んできたような……重みのある衝撃が入った。


自分の意思に反して、胃袋の中身が溢れ出る。


それから何回も何回も、痛かった

痛いのはずっと痛いんだけど、痛む箇所が増えていった


目が見えないため、兄さんの拳や足が、どこからとんでくるか分からない。

身体を守る余裕もなかった。


「ベラ、聞こえるか?」


ふと、とても近いところで兄さんの声がした。


「こうやって、ボロボロになったベラを見せれば、キレたアイツはすぐに家に来る」


「俺を殺す気でな」


「今のアイツは、アメリカと繋がってるから……多少面倒にはなりそうだけど」


「でも、お前を条件に話し合うことは出来るだろ?」


「そしたら、アイツは帰ってくる、“家族”にな」


「お前のおかげだよ、ベラ」


……抱きしめられている、のだろうか


正直、身体の感覚がほとんどない

さっき頭を殴られてから、意識も朦朧としてきた


パシャッ


シャッター音が聞こえる


「……よし。」


兄さんが撮った……?何を?


「ベラ、痛かったよな?ごめんな……」


「……」


大丈夫だよ、兄さんって言わなきゃいけないのに


声が、出ない


口から漏れるのは、下手な呼吸音と嗚咽だけだった


「身体、綺麗にしてやらないと」


段々と水が流れる音が近づいてくる

移動させられている、のかな?


ある場所を境に、空気の感じが変わった

湿度、なのかな

ひとつの感覚が無くなると、ほかの感覚が鋭くなるって本当だったんだ


そんなことを考えていると、ちゃぽんっと音がした


多分浴槽の中に入ってるんだと思う

目が見えないって、大変だなぁ……

多分片目くらいなら、あと数時間もすれば治るはず


こういう時、国でよかったなって思うよ


「ベラ」


優しい声で、名前を呼ばれた


なぁに?兄さん


そう言う間もなく、僕は酸素を失った


浴槽に、沈められた



!?


苦しいッ……!!

息、できない……!

しかも、首元を掴まれて押し沈められてるから、首も絞まって……


さっき、国でよかったなんて言ったけど、うそだった


こんな苦しくても死ねないんだから、いいはずないんだ!!!

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コメント

2

ユーザー

うわーっ……グロい……好きです……( 🇺🇦頑張れ…!!!!! 不老不死というか…人外ってどうやっても4ぬことがないっていうのがあるからとてもいいんですよね……

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