アンケートありがとうございます!
どっちも、とハッピーエンド、が来てて、
なら一個ずつやればええか!!
と思ったのでまずはハッピーエンドにしますね✍️
⚠️attention⚠️
この先伏字ありません!
おもっきしkgmが犯されてます!
※ハッピーエンドです
桜魔の知識とかンなもん知らないのでほんとに捏造。
ごめんなさい
____________________
甲斐田side
もちさんからDiscordで
加賀美さんの命に関わるので早く場所特定しろ、
と言われた。
そんなこと言われたら頑張るしかないじゃん!!
といっても、この写真だけで特定するのは
至難の業だ。
弦月に相談して、式神で追跡する。
そして、ようやく場所が分かった。
東京ではない、少し田舎の廃家だった。
そりゃどんだけ探しても見つからないはずだわ……
今はこんなにも軽い口調で皆さんに語りかけてるが、
数十分前、この写真が送られてきた時、
ゾッとして、気持ち悪くて、こういうのに
慣れていない僕は戸惑いと疑念と怒りで
はらわたが煮え繰り返るようだった。
「……っ、こんなこと考えてる場合じゃないな、
もちさん達に連絡…っ!」
【特定できました。
3人で行きますか?】
とDiscordで連絡すると
【行くに決まってる】
【誰が止めたって俺は行くで】
ときた。
「(二人らしいな…)」
と思いつつ、その田舎の廃家へ向かうには少し
距離があるので、
【車出しますね】
と送った。
【えっ、甲斐田くん運転嫌いでしょ、】
撮影してる時はあんなにもいじってくるくせに、
こういう時になるとこの先輩は心配してくれる。
【そんなこと言ってる場合じゃないです。
社長がいないとろふまおじゃないんだから。】
【おん、せやな、】
「…よし、行くか、」
_____________________
あの後、もちさんや不破さんを迎えに行って、
法定速度ギリギリなんじゃないかと思うくらい
飛ばした。
途中「オイ!!怖えよボケ!!甲斐田ァ!!!」
と不破さんに怒られたが無視した。
__________________
「ついた、…」
「ここに、社長がおるん…?」
そこは見事なボロ家だった。
「そんなこと言ってられないでしょう。
こんなとこに人が監禁されてるなんて思わないじゃないですか、」
「それも、そうやな、」
そう言ってズンズン歩みを進める。
そっと扉を開けて中を確認すると、
どうやら誘拐犯らしき人物はいなかった。
出かけているのだろうか。
3人で入るのも危ないから,と自分ともちさんは
家の周りで見張り,不破さんは
「俺、慣れとるから、だいじょぶだいじょぶ、」
と自分から社長の保護に名乗り出てくれた。
申し訳なさがありつつ、ここは変にでしゃばるより
いいだろうと思い、分かりました、と言った。
不破side
ここに本当に社長が…?
甲斐田には偉そうなことを言ったが、
自分もそんなに慣れているわけではないし,
まして仲間のそういうのを見るのは誰だって嫌だろう。
でもそんなことを言っている場合じゃない。
誰よりも怖い思いをしているのは社長だから。
恐る恐る確認してみると、
薄暗い廃家の奥の方に、人影らしきものが見えた。
「………しゃちょう………?」
俺がそういうと、その人はばっと顔を上げた。
「、ああ、、やっぱり、、社長や……」
助けに来たぞ、と。
言おうとした声は、彼らしくない
掠れた小さい声で掻き消えた。
「ふぁさん……?
だめです………あぶないっ!!、…っげほ、
に、にげて、、あの男が、、くるまえっに……」
「……ぇ?」
そんな、そんなか細い声で言わんといて。
あんた、皆にビビられるくらい声、でかかったはずやろ。
マイクから離れんと貫通するくらい、声でかいやろ。
よく見ると、彼の身体には大きなアザや
鬱血痕、キスマのようなものや汚い歯形、中には白濁っぽいねばっとしたものがいっぱいあった。
「……帰りましょう、大丈夫、
ここにはもう、俺たち以外おらんよ、」
だから、かえろう。
内心、誰がこのひとにこんな事をしたのかと、
怒り狂いそうだった。
でもそうしたらきっと、この優しい人は
大丈夫ですよ、不破さん、私は大丈夫、
とか言って、背中をさすってくれるんだろう、
と思うから、言えなかった。言わなかった。
そして彼は泣きながら頷き、錆びていた手錠を外して外に出た。
_____________________
ガタゴトと揺れる車の中で、彼は眠っていた。
あの状況で寝れるわけがない。
加賀美さんの目には隈があった。
時々、彼が
「う”……、や、だ……ぐす、」
と泣くので、僕らも全員、泣きそうだった。
誰だ、彼にこんな汚いことをしたのは。
誰だ、太陽のような彼を泣かせたのは。
誰だ、彼から笑顔を奪ったのは。
__________________
あれから一段落つき、
加賀美さんは無期限の活動休止をした。
心身が不安定な状態だった。
それもそうだろう。あんな劣悪な環境の下にいたら。
彼は家に引きこもった。
誰とも会わずに。
会えずに。
唯一会うことのできる僕らに、
『知ってるんです…皆さんが優しいことも,
あったかいことも、……心配してくださっていることも、…でも、そんな優しい人たちの隣に、
私がいていいはずがないっ、!!……うう、う…」
そう言って、彼は泣いた。
胸が苦しくなって、震える身体を抱きしめたくて、
でもあの時を思い出すのか、触れようとすると
パニックになる。
「……僕らは、どうすればよかったんだろうね、」
分からない。
分からない、
から、
向き合おう。
彼と。
そして加賀美さんは精神科の病院に入院した。
リハビリを経て、
カウンセリングをして、少しは気持ちが和らいだのか、
手を握るくらいはできるようになった。
嬉しくて、みんなで泣いた。
「…ありがとう、ございます、、みなさん、
助けて、くれて、」
「加賀美さん、」
名前を呼ぶと、彼は僕らを見た。
「おかえり」
「……ッ”……っ、ただいま、帰りました」
これから先の彼に、幸多からんことを。
happy end.
次はバッドエンド編です!
ハッピーエンドならこれでおしまいなので、
ありがとうございました😊
バッドエンド▶︎♡140
多すぎますかね
コメント
1件