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ここの国は星が唯一見れない国とされている。
それでも国のお姫様は星を一度でいいから見てみたいといつも言っている スタートです!
「執事」めにお嬢様、夜遅くです。お早めに寝ないとお体に良くないですよ
「めに」夜遅くだから?まだ寝ないです。今夜こそ星を見てみたいんだから
「執事」まだそんなことを…
「めに」そんなこととは?私には夢があるのです!王国の方とも結婚する気はさらさらにないです
「執事」お父様、お母様に言いますよ
「めに」執事、すぐにお父様とお母様に頼るのやめたほうがいいわ、あと少しでクビにさせられるわよ
「執事」申し訳ございません、ですがもう寝ないと
「めに」分かったですわ。寝るから部屋に入ってこないでもらって!
「執事」承知しました
(部屋)
「めに」私が寝るとでも?ここを出ていくのに。
自分の夢を叶えてみたいのです。もう誰の手も借りないまま行くのはいいことでしょう?
「めに」さてと、準備は整ったことですし、玄関から行くとバレる可能性が高い…窓から行きましょ
(窓を開ける)
「めに」傘を開いて舞うように降りていったほうがいいですわね
「めに」あらまぁ、もうこの家から出ているのに気づいていないとは。とんだ…何もないわ)なんか、言おうとしてたろby???
(ガンッ)
「旅人」あ、大丈夫ですか?
「めに」大丈夫です。ごめんなさいね、あなたこそ大丈夫?
「旅人」大丈夫ですよ、そういえば誰ですか?
「めに」わたくし、この王国のお姫様、”めに”と言いますわ
「旅人」これは、すいません。この王国のお嬢様だったなんて気づきませんでした。僕は旅人の”るに”言います
「めに」あなたは何をしにここまで?
「るに」この王国、星が見れないと聞いているのでそれが本当かどうか一応噂として流れているので
「めに」なるほどね、私はこの国星が見れないから一度でも見てみたいのです。それで窓から飛び降りてきました
「るに」でしたら、僕と一緒に旅をしませんか?
「めに」まぁ!それは本当ですか?よろしくお願いします、
「るに」そうですね。めにお嬢様?
「めに」わたくしはお嬢様口調なくしますわ!じゃないとバレてしまうので…ですから私のことは”めに”と呼んでほしいのです
「るに」わかりました。なら僕のことは”るに”と呼んでください
「めに」これから、よろしくですわ…よろしくね!
「るに」(ニコッ)よろしくね
「めに」(ニコニコ)