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陽キャ 「陰ちゃんよろしくね。」
陰キャ 「『陰ちゃん』?」
陽キャ 「うん!友達っぽいでしょ? 私のことは『陽ちゃん』って呼んで!」
陰キャ 「陽ちゃん…。」
陽キャ (緊張してる。かわいい。)
陽キャ 「わーい!ありがとう。それでね私の来た方に戻ると建物があるんだけどみんなに陰ちゃんのこと紹介したいんだ。いい?」
陰キャ 「みんな?」
陽キャ 「2人いるんだけど…。」
陽キャ (ダメかな?)
陰キャ 「うん!全然いいよ!」
陽キャ (よかったー。)
陽キャ 「ありがとう!じゃあレッツゴー!」
陰キャと陽キャは歩き出した。
10分後
陽キャ 「この建物だよ!」
陽キャは指差した。
陰キャ 「わー…。大きい…。」
陽キャ 「私たちが作ったんだー!」
陰キャ 「えー!?そうなの!?」
陽キャ 「うん。すごいでしょ?」
陰キャ 「すごい…。」
陽キャ 「えへへ。じゃあ早速中に入っちゃおう!」
そう言って陰キャと陽キャは建物の中に入った。
陰キャ 「広いね…。」
陽キャ 「でしょ?あっ。こっちこっち!」
そう言って陽キャは少しコーヒーの匂いがする部屋に入った。
その部屋には男の人が2人いた。
陽キャ (あれ?パーカーの人誰だろう?)
陰キャ 「この人たち?」
陽キャ 「えっと…。コート着てる人はそうなんだけどパーカーを着てる人は知らないな…。」
陰キャ 「えっ?」
そんな話をしていると自己中が話し出した。
自己中 「おい!お前どこ行ってたんだよ!」
陽キャ 「うっ!すみません。」
陽キャ (陰ちゃんには知られたくないのに…。)
??? 「まぁまぁ。そんな怒らなくっていいじゃん。」
陽キャ (…!?)
陽キャ 「えっと…。あなたは?」
??? 「僕は…」
パーカーを着た人が自己紹介をしようとしていると男の人と女の人の声が聞こえた。
??? 「わー…。すごい広い…。」
??? 「私もそう思う。」
そんな会話をしているとこちらに気づいたのか陽キャたちのいる方へ近づいてきた。
陽キャ (自己中さんの知り合いとかかな?)
??? 「すみません。勝手にお邪魔しちゃって…。」
男の人が言い終わるのと同時にまた誰かが入ってきた。
陽キャ (い、意外といるんだな自己中さんの知り合いって…。)
そう思って、陽キャが自己中の顔を見ると自己中ビックリしたような顔をしていた。
陽キャ (もしかして知り合いじゃない!?)
そんなことを思っていると、今入ってきた男の人が口を開いた。
陽キャ 「えーと…。まず一回気持ちを落ち着かせるために自己紹介しよう!私は陽キャっていいます!」
陽キャは自己中の顔を見て言った。
陽キャ (お願い!ドジじゃなくて陽キャってことにして!)
自己中は小さくうなずいてくれた。
陽キャ (よかったー。伝わった…!えーと。そうしたら早く終わらせた方が気持ちが楽になるから…。)
陽キャ 「じゃあ次は陰ちゃん自己紹介お願いします!」
陰キャ 「ふぇっ!?えーと…。私は陽キャっていいます。 」
陽キャ 「じゃあ次はじこっ…」
いかり 「俺はいかりっていいます。」
陽キャ (えっ?『いかり』?自己中って名前…。あっ!私と同じ感じか!じゃあお互い様だね。)
そんなことを思っているとパーカーを着た人が手を振りながら言った。
変人 「僕は変人でーす!お願いします!」
チャライ 「俺はチャライっていいます。」
メンヘラ 「私はメンヘラです。」
男女二人組が言った。
陽キャ 「じゃあ最後に君の名前は?」
陽キャは最後に入ってきた人に言った。
??? 「俺は…………。」
サイコパス 「サイコパスっていいます。」
陽キャ 「よし!これでみんなの名前がわかったことだしこれから私たちは仲間だよ!」
いかり 「おい!どっ!じゃなくて陽キャ何勝手に決めてんだよ!」
陽キャ 「いいじゃん!みんなでAちゃんを育てよう?」
そう言って陽キャはコーヒーでびちょびちょになったパソコンを見た。
陽キャ (あっ…。)
いかり 「へー。じゃあそのパソコンどうすんだ?」
陽キャ 「えーと…。」
陽キャはパソコンから目を離した。
陽キャ (私が壊したんだったー。でも、自分で壊したんだから自分で直さないとこのままだと私たちが生きてる意味がなくなっちゃう!)
陽キャ 「私が直すよ!」
陽キャが言った。
いかり 「何年かかるんだろうなそのパソコンを作るのに。」
いかりは嫌みっぽく言った。
陽キャ 「1日で作ってみせる!だからみんなそれぞれの個室があるからその部屋に入ってて。」
変人 「個室…!」
変人は目を輝かせて言った。
いかり 「じゃあみんな個室に案内するから行こうぜ。」
そう言って、みんな出ていった。
パソコンがある部屋には陰キャと陽キャだけになった。
陽キャ (あれ?陰ちゃんがいる。)
陽キャ 「陰ちゃんも部屋に行ってていいよ?」
陰キャ 「えっと…。」
陰キャ 「私も手伝うよ!」