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「…は?」
俺、いるまの元に届いた一通の手紙。その内容は
大切な人が2日後に死ぬ
俺は動揺が隠せなかった。大切な人…その言葉を聞いて俺が思い浮かべるのはただ1人。恋人のなつだ。
ただ、俺は最近なつと話していなかったし恋人と言えどどこかにデートし写真をとった記憶などもない。俺には親も家族も誰もいない。大切な人と聞いて思い浮かべるのはなつ、ただ1人だ。
『どうも、初めまして。死神です。』
「死神…ほんとに居たんだな」
『あまり私達の存在を信じている方は居ませんからね』
「だろうな。俺だって信じちゃいねぇ」
『そうですか。』
「…で、用件は?」
『久しぶりに見ましたよ。あなたほど状況を飲み込むのが早い人』
「…そう」
『あなたの大切な人を救うためには、あなたが死ぬ、もしくは代わりの誰かの魂を持ってくる』
「…大切な人を救うには俺が死ぬか誰かを殺すかってことか」
『そうですね』
「…ちょっと考えさせてくれ」
『ええ。もちろん』
『返答お待ちしております。』
なつが2日後に死ぬってことは…付き合って2年記念日にはもう…いないってことだよな…それなら俺は…今を大切にすることくらいしかできねぇな
なつが行きたいって言ってたところ何かあったっけ…
俺はなつとのトーク履歴を遡った
…2年記念日に遊園地に行く…か
なつには申し訳ねぇけど…でも遊園地には行きたいしな…
なら、こう言うしかねぇか
「なつ、今時間ある? 」
〚あるけど…どうしたの?〛
「俺、2年記念の日バイト入っちゃって、遊園地行けそうにないから前倒しで明日とか行けない?」
〚全然大丈夫!〛
「ごめん。大事な日なのに」
〚いるまは悪くないよ!その代わり明日いっぱい遊ぼうね!〛
「おう!また明日。おやすみ」
〚おやすみ!〛