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🫧想美🎐🍏
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#イケメン
蒼乃 月
31
廊下は静かだった。ひまりは俯いたまま動かない。
蓮もさっきから全然うまく喋れない。
今までなら適当に誤魔化せた。
でも今回は無理だった。
莉央が泣いてた顔も、 ひまりが傷ついてる顔も、 全部頭から離れない。
「ごめん」
蓮が先に小さく言った。
「俺、ちゃんとしてなかった」
その声、珍しく弱かった。
「ひまりに会う前まで、ほんと適当だったし、 傷つけたやつもいたと思う」
少し苦しそうに笑った。
「……今日、初めてちゃんとキツかったんだ、 莉央が泣いてんのも、 ひまりがあんな顔してんのも」
廊下に静かな声落ちる。
「全部俺のせいだし」
その言葉が重かった。
蓮は壁に軽く頭つけて、小さく息吐いた。
「でも」
「ひまりだけは、ほんと他と違った」
ひまりの肩が小さく揺れる。
蓮は無理に目合わせないまま続けた。
「最初は普通に可愛いなって思ってただけで、 ちょっと構いたかっただけだったけど、 気づいたら毎日会いたくて、 ひまり来ないだけで機嫌悪くなるし、 他の男と話してんのなんて見たくないし」
自分で言ってて、少し笑う。
「……だいぶ終わってるよな、俺」
でもその笑いに全然余裕はなかった。
後ろで美咲は静かにその話聞いてる。
たぶんもう、全部わかってた。
蓮は本当に変わってる。
今までの“遊び”と全然違う。
女の勘ってこういう時嫌なくらい当たる。
「だから」
蓮がゆっくりひまり見る。
「ひまりまで傷つけたくなかった」
その言葉に、ひまりの目少し揺れる。
蓮は少し困ったみたいに笑った。
「なのに結局泣かせてるし、 ほんと最低だけど」
「……好きなのはガチ」
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