海斗)校長先生…お話って…
校長)山城さんのことだ
海斗)何か…知っているんですか…
校長)あぁ、知っているよ…
海斗)……話してください
生徒会長として、把握しておきたいです
校長)わかっている、今から話すよ
ダダダダ!!!!!
海斗)なんの音だ
和花)うちもその会話混ぜてください!
お願いします!!!!!m(_ _)m
希咲、、山城さんのこと知りたいんです!
校長)頭をあげなさい中野さん
海斗)…(なんで希咲がッッッ!)
校長)いいかね心の準備は?
海斗)(; ‘ω’)ゴクリ
和花)大丈夫です
校長)山城さんとは、昔からの付き合いでね
海斗)どういうことですか?
校長)山城さんのお母さんと幼馴染でね
娘ができたって聞いて会ったんだよ、
すごく可愛らしい女の子で
だけど、3歳の時に高熱を出したんだ
病院に行って診てもらったんだけど、なかなか熱が引かなくて、、医師は、「もしかしたら、奇病かもしれない」と言ったんだ
和花)…そんな……
海斗)クソッ((ボソッ…
海斗)、、奇病ってなんなんだよ、、、
校長)大きくまとめると珍い病気のことだ
例えば天使病、花吐き病など
和花)どんな症状なんですか?
校長)天使病は、背中から大きな白い翼が生えてくるんだよ、そして花吐き病は、咳き込んでいると口から花が出てくるんだ永遠にね
和花)でも、希咲は、それじゃないんですよね?
校長)えぇ今なところは
海斗)今の所ってなんだよ!
和花)ビクッ
校長)落ち着きなさい、海斗
海斗)落ち着いてられるかよ!
なんで言ってくれなかった!!俺は希咲に、辛い思いさせてしまっただろ!
校長)すまない、海斗
海斗)グゥ、、昔から父さんのそういうとこ大嫌いだった!1番大切なことを俺に言わない!
意味わかんねぇよ!!!俺だって生徒会長なんだぞ!もっと信用してくれよ
和花)!?!?(ん???校長先生と会長が家族?????)
校長)中野さんがテンパっているよ
海斗)中野さん?だっけ?
和花)は、はい
海斗)俺と校長の息子なんだ、だから希咲が来ることも知っていた、
でも初めて会った
和花)会長は、会ったこと無かったんですね
校長)あぁ、会わせなかったよ
和花)なんでですか?
校長)希咲さんが病院にずっといたからさ
和花)ずっと?
校長)あぁ、3歳の時不明な病気にかかり、4歳まで様子見、そして、何も起こらなかったから退院した、その翌年また高熱を出し、入院、、入退院の繰り返しだ、学校も行ったことがなかった、友達を作ることも出来なかった
和花)(´•̥ω•̥`)
校長)でも君たちといるのを見て安心したよ、ちゃんと馴染めているんだってね
和花)わ、たし、希咲に聞いたんです、不明の病気にかかっていること、余命が1年と宣言されたこと、、、、希咲から話してくれたんです
ちゃんと信用されているんだって今改めて思えます、絶対怖かったと思うし、辛かったと思うけど私たちにはなしてくれました(泣)
校長)そうか…きみたちのことを信用していたんだね
海斗)俺は、今後希咲が入退院することになって、クラスに馴染めなくなったら生徒会長として、最適な行動をとる、そこに口出しは、しないでほしい
和花)できるだけ私達も協力します
海斗)助かる
校長)君たちは、ほんとにすごいよ
海斗)話は終わりなのか?
校長)あぁもう話すことはない、あと言えるとしたら、希咲さんはだいぶ弱っている事だ、、気おつけて接しなさい
二人)はい
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