寮の部屋で課題が書かれた紙と睨めっこしている亜瑠。
「授業の準備、1除毛、2ほぐし作業、3ペアとの交流…… 結局前日までなんもできてねぇな…」
ーーーートントン
部屋の戸を叩く音がした。
ドアを開くとそこには一条蓮也がいる。
『や、ペアの交流しにきたよ』
「あぁ…よお…」
『入っても?』
「あ、どうぞ…」
『ありがとう』
そう言って部屋に入り、The男の子といった具合の部屋を見渡し、机の上に置かれた課題に視線を向け、手に取る。
『ネコ課題、3つもあるんだ』
「…あぁ」
『こっちはこの3つめのペアとの交流だけだったよ』
「……(ボソッ)タチは課題も楽みてぇだな」
『ん?』
「いや、なんでも」
『他の課題の調子はどうだい?』
「え」
『ペアになった以上、君の評価は僕の成績にも響くからね。ちょっとは構ってあげないと』
「{なんだよ…構うって偉そうに}まあぼちぼち…」
『ぼちぼち?じゃあ確認しないとなぁ』
「は?」
『ほら、脱いで』
「は?!」
『あぁ、それとも脱がして欲しかったかな?』
そう言って亜瑠に不気味な笑顔でゆっくり近付く蓮也。
亜瑠は思わず後ずさるが、入口のドアまですぐに追い詰められる。
「いやいやいや、まて、近付くな!」
『(止まる)脱ぐ気になった?』
「ちがう、おかしいだろ!なんでお前の前でっ」
『ペアだから確認だよ。先生にも釘を刺されてるんだ、君は不良さんらしいから…。無理やり脱がすのも良いけど、自分で脱いだ方が身のためかもね?(また1歩近付く) 』
「わ、わ、わかった!脱ぐ、脱ぐからこっち来んな!!」
男同士だから別に裸を見られても良いのだが、女のように剥かれるのはごめんだった。
蓮也は立ち止まり、机の近くにあった椅子を立ち止まった場所に置いて、そこに座る。
『どうぞ♪』
「っ……{こいつ…っ}」
課題は何もこなしていないが、元々体毛は薄い方だしバレないと踏んでワイシャツのボタンを外していく。
ボタンを外し、胴体から肩まで露出したところで蓮也がフッと笑みを零した。
思わず亜瑠が顔を上げると、蓮也が椅子の手すりに肘をつき、足を組みながら刺すような視線を送っている。
偉そうな態度より、細部まで見られてしまっているような感覚に亜瑠はビクッとする。
『…あれ、どうしたの?』
「…なんでもねぇよっ///」
急に連夜の前で肌を晒すのが恥ずかしいような気がしてきて、1枚1枚脱いでく度に徐々に頬が染る。
パンツ1枚になると手が止まるが、躊躇すればまた笑われる気がして震える手で下着を掴み一気に下まで下ろそうとする。
『ちょっと待って』
「え?」
『ゆっくり、下ろして』
「は?なんで」
『なに?恥ずかしいの?』
「…いや、別に…わかった」
恥ずかしいのがバレるのは気に食わなかったため、そう答えるとゆっくり下着を下ろしていく。
少し下ろすと骨盤の出っ張り、薄めの陰毛が見え始め、更に下ろすと恥骨と性器の根元部分が見える。
そのタイミングで蓮也が足を組み替え、思わず手が止まった。
『どうしたの?』
「なっ、…なんでもない//」
恥ずかしいのを隠せなくなっている亜瑠に嬉しそうに目を細める蓮也。
思わず言葉で責め立ててしまいたくなるが、グッと抑え込みただ亜瑠を観察する。
亜瑠はその視線を感じたまま頬を染め、震えながらゆっくりと下着を下げていく。
遂に蓮也の目の前であらわになった仮性包茎は7センチ程度で色も薄く可愛らしかった。
『ふふっ、可愛いな…』
「ッッ…////」
蓮也が思わず笑みを零してしまい、ついでにそう呟くと、自分のモノにコンプレックスがあった亜瑠は一気に顔が熱くなった。
その意とは反して、亜瑠の性器は少し反応してしまい、皮の先に今の亜瑠の耳と同じ色の亀頭がチラッと顔を出す。
それを隠すように、まるでパンツを下ろすとためです、と言わんばかりに前屈みになり下着を下ろしていく。
しかし、男同士だ。亜瑠が前屈みになってしまった理由なんてお互い分かってしまう。
足首からパンツを引き抜いた瞬間に蓮也が口を開く。
『恥ずかしがらなくていいんだよ。全部見せてごらん』
「ッッ …////」
その言葉で色々とバレていることを察した亜瑠は羞恥心で心が埋め尽くされる。
強がれなくなり、自信なさげにプルプルと震えながら体を起こすと亜瑠は完全に勃起してしまっていた。
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