コメント
0件
👏 最初のコメントを書いて作者に喜んでもらおう!
改めて反社生存if場地さん×一虎4亡転生ショタ一虎if軸です。初心に戻ります。
第一話 久しぶりの出会い
場地圭介は羽宮一虎を失ってから十年近く経つ。一虎が4んでしまってから場地は変わってしまった。松野千冬が憧れていた様な人間ではなくなってしまった。が、千冬は今でも凶悪犯罪組織の幹部に所属している場地を支えている。
場地は今夜とある東京の風俗店と契約をとる為に店のオーナーと対談する事になった。千冬を連れて店に入ると店員がきた。
「こんばんわ、始めての御越しの方でしょうか?」
店員は丁寧な口調で出迎えてくれた。
「ここのオーナーと話をしたいんだけど」
千冬は店員にオーナーを呼ぶように指示をした。 そしてスタッフルームに案内され、対談が始まった。
「はじめまして、この度は東京卍會の方に御越しになってもらえて嬉しい限りです」
オーナーは椅子から立って深々と場地に御辞儀をし何事も無礼がない様に振舞った。
「あの、東京卍會の方々に後ろについてもらいたいと思いましてお呼びしました。私はモブ モブタと申し上げます」
モブは場地に名刺を渡した。
「おう、で。それで?契約書は?」
場地は名刺を雑に受け取り契約を急かせた。場地は風俗店や人を道具の様に扱う所が大の嫌いだ。
「あ、ああ…すいません。どうぞ、そちら側に不備はないと思いますがよく目を通してください」
モブは契約とペンを差し出した。こんな紙一切れで東京卍會はこんな奴らの後ろ盾にならなければいけないと思うと手を動かしたくなくなる。
「あの不備でもありましたか?」
モブは場地が手に止まっている事に気づいて少し口をついてしまった。
「ぁ゙?」
「ひっ…!あ、いや…」
モブは場地にビビり散らしおどおどする。
「不備だらけに決まってんだろ。何で俺らがお前らみたいな奴の言う事きかねえといけねえんだよ?なぁ゙?」
場地のガナリ声はモブを威圧する。千冬はそんな場地をただ見守るだけである。
「す、す、すいません」
モブはただひたすらに謝る。すると、突然とドアがノックされた。そして店員らしき人間と少年が入ってきた。少年はボロボロで店員に連れてこられたのだろう。
「失礼します。店の外に商品にできそうなガキを捕まえたんでどうっすか?」
店員は場地達がいる事に気づかなかったのか普通に入ってきてしまった。そんな店員にモブは顔を青ざめる。
「ぁ゙あ?」
場地はかなり苛立ちながら店員の方を向く。千冬は何かあってもすぐ動ける様に内ポケットにある拳銃を隠して用意する。
「!?」
場地は驚いた。少年が幼少の頃の一虎に似ていたからだ。
「き、君!今は帰りなさい!!」
モブは店員を部屋から出そうとした。
「おい、 待て」
場地はモブを止めた。
「そのガキをくれたら契約書に同意してやるよ」
場地のその発言に一同は驚いた。モブと店員は驚きオロオロしながらも一人を献上するだけで東京卍會が後ろ盾につくならと言う事で契約は結ばれた。
続きます。内容は結構かなります。