「おじゃましまーす」
「どうぞ」
オレは今類の家に来ている
と言っても、もう何回も来ているのだが。
「今飲みもの持ってくるね、そこで待っててくれるかい」
「あぁ」
類の部屋は散らかっていて片付いていないが、それがどこか暖かい気がする
すると
ガシャン!!
「!!?」
キッチンの方から、なにやらガラスのようなものが割れた音がした
「る、類!!?」
そこには、割れたグラスと、苦しそうに倒れている類がいた
「大丈夫か!!?どうした!!?」
「つ、かさくん、だめ、離れ、て」
「!!?どういうことだ!!」
「は、やく」
…?類の目が赤い…?
「気分が悪いのか?腹が痛いのか?!とりあえずこっちに」
と言って類を移動させようとした瞬間
「ッッ!!?」
類に首を噛まれた
「る、るい!!?」
なにか…吸われて…??
「ッッう、」
全身が変な感覚になる、!!
「る、い、類!!」
類は止めない
なんで…??人間ではないってこと…??
頭の整理がうまく追いつかない…
「っは、う、るぃ…」
「…!!」
…ようやく目が覚めたみたいだ
「つ、つか、さくん、ごめ…」
「類、急にどうしたんだ…?」
オレの首元から血が流れる
「つかさ、くん…ごめん…血が…」
「…それはいいんだが、、類、さっきのお前は誰だ…?」
「…ッッ!!怖がらせて本当にごめん…僕…実は」
吸血鬼なんだ
「…は」
𝕟𝕖𝕩𝕥➯➱➩
コメント
1件
な…なんですと?!