『自慢のおに~ちゃん』桃×赤
第4話あと一歩
赤side
赤)…ん”?…んぅ?はぁ…う”ぅ”ん
ん?あれここどこ?さっきソファでじっと座ってた気がする。。。あれ?夢の世界かなぁ??? てか、ねむた。…
赤)ふわぁ…んぅ……(あくび)
ガチャ……キィ
桃)…あッ!赤、起きてた???
ふぇ!桃くん!?
赤)…うん…。ついさっきだけど。。。 ゲホッゲホッ ていうかゴホッ
桃)あぁあぁー、もう喋らないで!余計に赤がしんどくなるだけなんだから…!!!
赤)はーーい……。コクッ
桃くんがそう言うなら黙って寝とくか…
桃)赤が言いたいことはわかるから…。省略するけど、俺が「ご飯できたよー」って赤に言いに行こうと思ってたら…リビングのソファで赤がガチの爆睡してた訳!顔色悪いから、おでこ触ってみると、めっッッちゃ熱かったから急いで赤の部屋まで運んで……今ってわけ!?
一生懸命、話してんのかわいッ。普段はイケメンなのに…ギャップ半端なッッッ
赤)……!…あ-、そういうことか…。なるほど。。。なんか色々と迷惑かけちゃってごめんねッ???
桃)いいの!いいの!家族だから困っているときに助けるのは当たり前でしょ?だから、今は我慢してないで俺に黙って看病されてろっつーの!//
何それッ!ただのイケメンじゃんッッッ!!!これに惚れる奴はいねぇだろ…。。。
地味に照れてんの…
赤)んふw…ありがと/…。
やばぁッ。こんなところで照れてる場合じゃない。ッッッ。早く謝らないといけないのに…ほら、赤。今言えッ
”今言って後悔すること・恥ずかしさは1つもないから”ッ…。
桃).ん../、じゃあ、冷えピタと薬持ってきたから~……
赤)桃くんちょっと待ってッッッ!…え~っと…あのッ
桃)……ん?何??..どうかした???… コテッ
桃くんが首を傾げる。
桃くんの頭に「?」が1言ずつ増えていってるのが見えるッ。いやいや、どうでもいい事を考えてるんじゃなくて桃くんに謝るんだッって!!!
赤~~~!!!!!!
赤)……えっと~…水がほしいなぁ…なんてw ヘヘッ//
桃)…???あ~水?りょ~か~い。今から、水取りに行ってくるわ…。ちょっと待っててな~。。。
え!?え!?え!?まじヤバいってッ!!! 水?いらねぇわ!!そんな液体))…ばかじゃん赤。おわった~
……まぁ、確かに薬飲むには絶対に水 必要だけどさぁッ…。あれ?桃さ~ん??w
赤)…ん……あれ?…ペットボトル……あるww
説明すると桃くんが1階に取りに行ったはずの”水”がある。。。桃くんの方がおバカだったみたいw…。
ドタドタ ドタドタ
桃side
今、赤に頼まれてキッチンに水を取りに来ています。…wそりゃ薬飲むなら水いるよな…。。。
なんか…赤の様子おかしかったけど。。早く寝させて、いっぱいご飯食べさせないとッ。
もぉw…俺もバカなんだからwww笑えるわw…。
念の為、一応、もう1本[天然水]のペットボトル持っていくか…はぁ..
…ドンドンドンドン…(階段を登っている)
よいしょッ…そういや会社の資料、核の終わってなかったわぁ…(泣)
そういや、赤に喧嘩のことまだ、謝ってないなッ……。
赤)………あッ!?…ゴホッゴホッ ゲホッ
「やべっ声でかすぎたw」と反省しながら口をおさえる。でも、”声に出てしまうほど”最高に良い案が頭に浮かんだから。。。
その最高な案は「今、謝って仲直りすること。」
赤が風邪をひいたという”1つのチャンスが降ってきた”と思って受け取っているため、それは受け取るしかないッ!!
赤の部屋の扉の前でスゥーーー…ハァーーー……と1息する。よし、行くんだ桃ッ!!!
自分を自分で励ましながら、部屋の扉を軽く開けた。
ガチャ
赤)……桃くんッ…!!!
桃)赤~ごめんね…遅くなって!!待ったよね…ッ。。。
赤)…ううん…。全然ッ!桃くんこそッなんかあった?
桃)それがさ~、机の角に足の小指ぶつけてさぁ…?ガチ痛かったんだけど。。。
とっさに思い浮かんだ嘘をつく俺。
赤)……そっか…。良くはないけど安心したぁ~!! ゴホッ
俺の嘘に疑いもなく引っ掛かる君、赤。
ちょろッw
赤)……なんか…ちょっと寂しかったかも…)ボソッ
もう…可愛いかよッッッ。俺の弟。…だから、俺も少しふざけてからかった。
桃)…!よしよし…良い子に待てれてえらかったでちゅよ~!!赤くんw
赤)ッばかッッッ!///俺ッッッ!!!//
桃)えッ!?赤くん照れていますけどもww…。そんなに、よしよし、うれちいでちゅか~?w
赤)照れてねぇ…つってんだよッ!!!//
えw?まさかの図星?
桃)…ごめんwごめんw……はいはい…。
俺からの”よしよし”がよほど嬉しかったのか、顔面赤くして照れてるかわいッ~~!!!
赤、wキレてんのにちょっぴりまだテレてんのウケる(笑)
「仲直り、もうとっくにしました」って感じの会話になってるw
けど、まだ全然。。。治まったか忘れられてるだけなんだけどなw…。ッッッ…。(辛)
まぁ忘れられているなら嬉しわ…じゃなくて、ちゃんと怖くても謝るって決心したんだからッ…桃は。
赤)・・・・・・・・・
桃)・・・・・・・・・・・・
きまずッッッ!!!!!!でも、この時間がずっと続いてればいいのに…と思ってしまう自分が心の隅にいる。。。
心臓の音が トクトク トクトクトクトク と、どんどん大きく速く響いている。前の喧嘩した後の沈黙みたいに…。
桃・赤)…あのッ!…
桃・赤)ッッッ!!……
えッ…。ここにいってハモることあるッ!?ww
赤)ッ…!w!!ッスゥ–、wwwゲホッゲホッ ゴホッ
桃)……wwやばぁ~!!!ここでハモることあるんかッ??wwwう”ぅ”ん
桃)ッはぁー…ぁ”wwwwお腹痛いwッッッ…
赤)う”~んww奇跡的だねッ!!wwwヤバッッ…
赤)ゲホッゲホッ ゴホッゴホッ う”ぅ”ん ゲホッ
桃)大丈夫かw!??w赤w、早く寝ろッ!!
いやまてまてまて、まだ謝ってもない仲直りもしてないのにッ……。
できれば仲直りをしっかりして、赤を安心・楽にして寝させてあげたい。。。
それに、だいたいさっきあんなにふざけ散らかして急に「寝ろッ!」なんて無理だしどう見ても嫌だろ…。”また”酷いことしちゃった……
赤)いやいやいや…絶対2人共言いたいことあるんでしょッ。。。だから、さっきハモwww……
桃)笑いすぎて「ハモ」しか言えてねぇだろw。言うなら最後までしっかり言えッ!..
赤)ww…ゴホッゴホッゴホッ ゲホッ
トントン(優しく背中を撫でる)
桃)もう面白いのは分かった…しんどくなってきたのも知ってるから……
桃)寝る前に話3分くらいして寝よなぁ???
赤)…うん。…
赤は少し”寂しい”のかしょんぼりしながら言った。そんな悲しそうな顔しないでよッッッ..
ヨシヨシ ヨシヨシ
赤)んッ//…赤は大好きであるまい、俺にとってはちょ~”特別”なよしよしをする。丁寧に赤の頭を撫でる。俺は君にこれくらいしかできないけれど、君を振り向かせることができたら、いや、絶対に振り向かせるから。
よしよし以上のこともいっぱいしてあげる!♡
赤)じゃあ”、桃くんから……お話お願いします。。。ゲホッ
桃)…
「お話、お願いします。」って…(笑)
さぁ、どうするッ?赤から俺への究極の選択。この赤からのチャンスは受け取るか?受け流すか??桃???
でも、桃の心の中ではもう決まっているみたい。。。
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