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大森： ん 、これでもう全部買った …？
店内を見回しながら俺に確認を求める 。
元貴： 買ったんじゃ …..ない？
元貴： ってか僕トイレ行くからレジ行ってて
持っているカゴの中身を確認してから
トイレに行くためにカゴをお姉ちゃんに渡した 。
….
トイレから出ていくと 、ちょうどレジが終わった頃の
お姉ちゃんと出会った 。
＿＿その手には両手に重そうな荷物 。
元貴： ちょ ….ごめん 、僕持つわ
大森： え？ これくらい大丈夫だって 笑
大森： 買い物してる時も持ってもらってたし
元貴： ….いや 、手真っ赤 …。
元貴： 無理してんじゃん
真っ赤になった手を見て元貴の顔が曇る 。
大森： …..めっちゃ重いよ？持てる …？
からかう様に笑われ 、言われ無性に腹が立つ 。
元貴： …ほんっと ….いつの話してんの？
元貴： お姉ちゃんより絶対僕の方が力あるし …っ
手に持つパンパンに詰められたビニール袋を
強引に奪い取ると 、お姉ちゃんは目を見開く 。
元貴： 今からキスだって できるんだよ？
大森：ぇ …. いや …、
元貴： そんなに疑わしいならやってあげよっか？
大森： っ….もとき …ｯ
元貴： ….！
…………….ぁ 、だめだ
つい ……イラついて …………..っ
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