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霧たんぽ
29
朝焼けが眩しい。
もうすぐ夏だと体が感じる。
カーテンを閉め、再びパソコンに目を向ける。
立ってきたがシコる気力すら湧かない。
パソコンの充電が切れ、黒い画面に反射する自分の顔から目を背ける。
こんな自堕落な生活が欲しかったわけではない。
自分に社会復帰まだできる、1ヶ月しか経っていないと言い聞かせる。
だがどうしても体は動かない。
君との思い出だけは思い出せるがどうしても君の顔は思い出せない。
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