テラーノベル
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いちぽん
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⚠️注意⚠️
微BL・アズール夢
ずっと前から妄想してた設定をここで成仏させたいだけ
微虐め表現
前世有り、原作知識無し、癖少し強め主
ちょい捏造
キャラの口調ぶれがち
ここまでに地雷があった人は回れ右
何でも食えるぜ!ていう人だけお進み下さい
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飛行術の授業中
俺たちがペアを組んだ後、まずはバルガス先生が実際に飛んでみながらやり方を説明して俺たちも実際にやってみることになった。
「お、おぉ…!すげぇ!こんなに高く飛んだのは初めてだ!」
海にいた頃、海面でイルカ仲間と跳ねることはあったがこんな何mも高く飛ぶことはない。みんなだって知ってるだろ?ほら、イルカショーとかでもめっちゃ飛んでるし。
とまぁ、俺は元々飛ぶのが得意なんだが、どうやら俺のケースは珍しいらしい。その証拠に……
「クッ……な、何故だ…!」
……軽く自己紹介をして知ったんだが、アズール君は蛸の“人魚”らしく先程から1mも飛べていない。
「……はははっ」
箒にしがみついてずっと地面と睨めっこしてるアズール君を見てると、何だかおかしくなってきて箒で飛んでアズール君を見下ろしながらちょっと笑ってたら、ギロッてめっちゃ睨まれた。ついでに殺気もめっちゃ強くなった。
「っ……な、何がおかしい…!」
「ふふ…っいやぁゴメンゴメン、ワザとじゃないんだ。でも、アズールってエリートみたいな雰囲気あんのにそんな箒にしがみついてるんだから面白くってさ〜」
…あれ、何かデジャブ?っていうか、この雰囲気どっかで味わった気が……あぁそうか。
ミドルスクールの時は、あのおデブちゃんをよくこんな感じに馬鹿にしながら虐めてたんだ。懐かし〜……あの子名前なんだっけ?てか何の人魚だっけ……ヤバい、あの豊満なボディしか覚えてねぇや。
「……そうですか。」
……あれ、拗ねた?てか怒ってね?うお眼力つよっ!案外短気なのか…
「……拗ねた?」
「いえ、そんな事無いですよ。」
「そんな怒んなって!ちょっと意地悪言っただけだろ〜?」
バキッ
「……へ?」
「っ……失礼、少々力んでしまいました。」
ほ、箒が……折れ…
「バルガス先生に替えの箒を貰って来ます」
「あ……うん…」
俺はバルガス先生に替えを貰いに向かったアズールの背中を見送りながら考えたが……
……アズールって、意外と怒らせたらヤバいタイプなんだ… いやっ!そもそも殺気飛ばしまくってる時点でヤバい奴なのは知ってたけど、もう関わらんとこ……
俺はラギーみたいな可愛い子に餌付けするだけで楽しいし、あぁいうインテリヤクザとは無縁の世界で過ごしたい。
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あの後、空気はすっげぇぎこちなかったけど何とか授業を終わらせた俺はまた連続でアズールと同じ授業になる事はなく平和に1日を終えた。
今は寮の部屋のベットでゴロゴロしながらラギーと適当に話してる。
「はーぁ……マジでビビった…あんな細い腕からあんな馬鹿力が出るなんて想像もしてなかったから、今度は俺の首が折られんじゃないかって……ラギー慰めてくれよ〜」
「え〜、嫌っすよ。ていうかそんなビビって無いっすよね?何で俺がそんな事しなきゃ何すか。」
「だとしても!友達が怖い思いしたって言ってるんだから慰めてくれたって良いだろ!」
「……友達、っすか……」
……え、何でそんな驚いた顔してんの?あ待ってもしかして俺勘違いしてた?ラギー、俺の事タダ飯くれる奴としか思ってなかったりする?
…いや、まさかな。だって俺だぜ?それにラギーだって俺と話してたらちゃんと楽しそうだったし!ほら、現にラギー尻尾振ってる!俺に友達って言われてちょっと驚いたけどやっぱ嬉しかったんだよな〜?そうだよな〜!俺が、そんな、惨めな訳ねぇし……まぁ、当たり前か!
「うん、だって俺ら友達だろ?
雑でもいいからさ何か労いの言葉くれよ〜!1日中ずぅっと殺気当てられまくってたんだぜ!?もうストレスめっちゃ溜まったんだわ!」
「っあ”〜もう…そんなキャンキャン吠えんな〜!仕方ないっすね〜……」
……あ、マジで労ってくれんだ。
ベットで寝転がってた俺にラギーが近寄り、頭に手を置かれた。
うわスゲェ。頭ヨシヨシだ……初めて親以外にされた…
……なんか、変な感覚だ。背も俺の方が高いし顔も声も俺の方が男らしい筈なのに…
「……なぁラギー、俺お前の事お兄ちゃんかママって呼んでみた「デラックスメンチカツサンド」
「……え」
「俺が無償でこんな事するわけ無いじゃないっすか。シシシッ」
お願い遮られた上に対価まで要求された…いや別に知ってたけどさ!どうせお願いも断られるし無料でやってくれるなんて思ってなかったけど!ほんっとに現金な奴〜!!友情もクソも無いじゃん!!
……ま別に明日も何か奢ってやろうと思ってたから大して変わんないけどさ、何なら好都合。ああいうボリューミーな物たっくさん食べて順調に太れよ〜!
「……何ニヤニヤしてるんすか。」
「や、別に〜?」
「気持ち悪いっす……」
「酷くね」
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やぁみんな!俺は今、ラギーに昨日の対価を払うべく食堂に来てるんだぜ!
数多のライバルを蹴落とし、いざ会計!って時なんだが……アレおかしいな…財布が無いゾォ…?
「………………」
部屋出る時にちゃんと持った筈何だけどナァ…?おかしいナァ……コレハ…スられたなぁ…?
「……あの、すみません。おれ、財布盗まれちゃったみたいで…」
恐る恐るデラックスメンチカツサンドを売っているゴーストに話しかけると、ゴーストは少し困ったように言う。
「ん〜困ったな、それじゃ売れないぞぉ?」
「っすよねぇ……」
周りの目が痛い……「買わねぇんならさっさとどけや。」と無言の圧が伝わってくる……だが俺もここを譲る訳には行かないんだ!ラギーを太らせるためにも、俺は何とかして金を払わなねば…っ!
「あのぉ〜後払いって「おやアッシュさん。何かお困りですか?」
……この声は
「アズール…も食堂来るんだな。」
もう関わらないって誓ってたのに……何でこのタイミングで来るんだ…
「えぇ、勿論です。それよりも、今はどういう状況でしょうか。僕で良ければ手を貸しますよ 」
「え、マジで?」
マジか!お前殺気は飛ばしてるくせに案外良い奴なんだな!
……… って、んな訳あるかいな!!
ぜってぇやべぇ要求してくるよ!ほら見て俺が食い付いた瞬間すっごい悪い顔に豹変したよ!俺こんなゲス顔できる人魚なんて初めて見た!あの呪霊が蠢いている世界のドブカス並だよ今のアズールの顔!!悪意が隠せてないよ!
……いや、心の中でこんなに騒いでも意味無いか…尺的にもさっさと進めた方がいいし、何よりラギーに対価を渡せないしな…あと太らせないと。
「じゃ、じゃあ……ちょっとお金貸してくんね?何か財布スられちゃった見たいでさ〜」
「えぇ勿論!それでは、この契約書にサインを」
いや契約書て……ただ金貸してもらうだけなのに大袈裟だなぁ。てか黄金の契約書って初めて見た、綺麗だ。
まっ、対価と言ってもちょっと金貸してもらうだけだし金返せよ〜程度だろ。
「……え、何コレ…」
「何、と言われましてもそれが対価です。」
いやそんなニッコリしたまま言われましても……ま、まぁ出来なくもないか…?ちょっと嫌だしリスクもあるけど、確かに金を貸すって言うんだから相応…なのか…?
「……わかった、契約しよ。」
周りの目も怖いし……未だに野次を飛ばされてないのが奇跡だ。
……今、アズールの目が輝いたけど…気づかなかった振りをしよう……
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to be continued…▷
コメント
1件
うわあ、今回もめっちゃ面白かったです…!特にアズールくんの箒を**バキッ**って握り潰すところ、あの静かな狂気がめちゃくちゃツボでした。あれで「あ、この人ヤバい」って察する主人公の距離感もいいし、すぐに「関わらんとこ」って思うのにまた契約書を前にしてるのがもう…笑っちゃいました。あとラギーとの「友達」のやり取り、ちょっと胸がきゅってなりましたね。ラギーが「友達っすか」って疑問形で返すところ、すごく好きです。続き、気になります!