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それから数日後の昼休み。理央は職員室に呼び出され、保健室への届け物を預かった帰り――
「……あれ?」
薄暗い保健室の前で、誰もいないと思って入ったその瞬間。
中で仮眠していた蓮のベットに、思いきりぶつかってしまった。
「わ、っ!」
「……っ、あ」
どさっ――
ふたり、ベッドに倒れこむ。
理央の身体は蓮の上。制服越しに、密着する距離。
「あっあのっすみませんっ 」
理央が慌てて身体を起こそうとした瞬間――
ぴたりと、腰のあたりに当たった“それ”。
「?、‼︎」
理央の顔が一気に真っ赤に染まる。
「……なんか、固いです」
蓮の目がゆるりと開いて、理央を見つめる。
「……ごめんねー。もう、限界かも」
「は……っ?」
ふっと微笑むと、蓮は理央の身体を抱き上げ、そのままベッドに押し倒した。
「ちょ、待って……っ、何を――」
「ね、理央。俺、ずっと触りたかった。理央の全部、教えて?」
「はっ、はあ?……やめてくださいっ!」
必死に抵抗の声を上げる理央のシャツが、いつの間にか開かれていた。
「んっ…あ、あ……っ♡」
蓮の指先が胸元を撫でる。首筋へ、軽く牙を立てて甘く吸われた瞬間――
「んぁ、や……っ、やぁっ…ほんっとにむりっ…!」
吸血の快感が脳を直撃する。
自分が自分でなくなるような、火照りと痺れ。
そして蓮の舌が、指が、じわじわと奥へ這ってくる。
「理央……可愛すぎ」
「っ……黙って!う、るさい…っ……!」
震える手で蓮の肩を押そうとするけれど、まるで力が入らない。
理央のズボンが、ゆっくりと下ろされる。
「はじめてだから、優しくする。だから、大丈夫」
「はっ……やっ…誰が、信じるか…っ」
「……そっか。じゃあ、俺本気出していいってことだよね」
濡れた指でゆっくりと理央の後ろをほぐしながら、何度も口づけを落とす蓮。
吸血と愛撫が交互に続き、理央の身体は息も絶え絶えに跳ねる。
「っ……あ、あっ♡……や、やだぁ……っ」
「理央……入れるね」
「っ……待っ、待って……っ、むりっ、そんなのっ入んないからぁ!」
けれど、すでに蓮の熱が理央の中に押し広げるように入ってきて――
「んあっ♡あっあっんん゛〜 」
痛みと快感の間で震えながら、理央は目をぎゅっと閉じた。
「大丈夫、気持ちよくなるから……ね?」
ゆっくりと突かれるたび、理央の中が擦られて、身体が跳ねる。
「っ、や……あ、っ♡くぅ……っ、やっ…やめてっくださ……っ…!」
涙混じりの声に、蓮はそっと額を合わせる。
「可愛い、理央……全部、俺にちょうだい」
「だ、れがっ……あ、っ……♡」
恥ずかしいほどに濡れて、熱くて、身体はもう限界寸前。
理央の指先が、ぎゅっと蓮の背を掴む。
「っ……も、う……っ……やだぁ……っ♡♡」
「じゃあ、一緒にイこっか♡」
甘いキスと同時に、理央の身体は絶頂に達した