テラーノベル
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ヨツバくーん?」
「あれ?居ない」
「珍しい」
「ヨツバー?居るー?」
「あれ?葵ちゃんじゃん」
「ヨツバは?」
「それが….ヨツバくん居ないの今日の朝は居たんだけど」
「本当にどこにいるんだろ」
「私探してくる!」
「あ、葵ちゃん行っちゃった」
「でも探しに来たのはいいもののどこ行けばいいだろ。」
「葵ちゃん行っちゃったし俺も探そっかなー」
「痛っ」
「す、すんません。」
「って、なんで俺のこと分かんの?」
「だって、、」
「….」
「俺死んでるんだよ?なんで分かんのってば」
「僕怪異だもん!」
「この学園の七不思議なんだもん!」
「は?」
「怖っ厨二病かよ…」
「ち、違うし!まじで怪異だし!その証拠にこれ!」
「なんだこれ?本か?」
「そうだよ!この本にはなんでも書いてるの!」
「なんでも?」
「人の過去のことも、その人がこれから何をするのか、何になるのか、なんでも書いてる」
「でも、気になるでしょー?見たいー?見たいー?」
「う、うるせー」
「でも、」
(正直めっちゃ気になる!ヨツバが今何ししてるとか葵ちゃんが何するのかとかも気になるけど、俺がこれからどうなるのかが一番気になる!)
「…..分かった認める。正直めっちゃ気になる!」
「だから見せてください!お願いしますぅ!」
「うーん…分かったけど誰のが見たいの?」
「えー自分のも気になるけどヨツバのかな。」
「ふーん。ヨツバって人は友達なの?」
「正直いい加減な奴だけど」
「親友。かな」
「….そっか」
「分かった!特別に本見せてあげる。」
「マジ?やったー」
「おーやばっこの2人こんな関係やったのか」
所変わって
「あっヨツバくん居た!」
「屋上に居たの?ずっと」
「葵。ちょっと調べ物してただけ。」
「噂にも色々あるから。」
「ねぇ葵」
「何?」
「今から何しても何も言わないでね」
「え?」
「えっ?」
「じゃ。戻るね」
「もしかしたら。もう会えなくなるかもしれないからね」
次に続く!
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