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コメント
1件
最後に翼でバリア張ってそう…いやー良い設定創りましたなぁ…
ヒュオオオオオーー
“危ねぇぇぇ!!”
ユウカ「な、なに、これ!?」
ユウカ「なんで私たちが不良たちと戦わないといけないの!」
チナツ「サンクトゥムタワーの制御権を取り戻すためには、あの部室の奪還が必要ですから……。」
ユウカ「それは聞いたけど……!私これでも、うちの学校では生徒会に所属してて、それなりの扱いなんだけど!なんで私が…!
“生徒会に所属してようが、結局は戦わないといけないんだからつべこべ言わない……あっっぶね!”
ユウカ「ええ……?」パパパパパパッ!
“!?おい大丈夫か?!”
ユウカ「……いっ、痛っ!!痛いってば!!あいつら違法JHP弾を使ってるじゃない!?」
“!!!???は?え?は?え!?”
ハスミ「伏せてください、ユウカ。それに、ホローポイント弾は違法指定されてはいません。」
ユウカ「うちの学校ではこれから違法になるの!傷跡が残るでしょ!……で、先生はなにポカンとしてんるですか?」
“いやそりゃなるだろ。銃弾当たったんだぞ!?なんでそんな平気で立てるんだよ!?」
ユウカ「ええ?何でって……」
チナツ「落ち着いてください先生、いいですか。ここではみんなこうなんです。いいですか?」
ユウカ「そんな投げやりな説明で納得する訳……」
“お前らも変な体質してんだな。理解理解」
ユウカ「なんでよ!?」
ハスミ「ん?お前ら”も”?どう言うことですか?」
“ん?あぁ、後で説明する。それより今は前にいる奴らだ。今から俺が指揮する。いいな?”
ユウカ「え、ええっ?戦術指揮をされるんですか?まあ……先生ですし……。」
“まあ任セロリ”
ユウカ「…不安なんだけど……?」
ハスミ「わかりましたか。これより先生の指揮に従います。」
チナツ「生徒が先生の言葉に従うのは自然なこと、ですね。よろしくお願いします。」
ユウカ「……よし、じゃあ行ってみましょうか!」
割愛しやす”書けや”めんご
スズミ「なんだか、戦闘がいつもよりやりやすかった気がします…。」
ユウカ「やっぱりそうよね?」
ハスミ「先生の指揮のおかげで、普段よりずっと戦いやすかったです。」
“な?言ったろ?任せろって。”
ユウカ「なるほど……これが先生の力……まあ、連邦生徒会長が選んだ方だから当たり前か……。」
“そんじゃさっさと次行くぞー”
それから……
ユウカ「もうシャーレの部室は目の前よ!」
リン「今、この騒ぎを巻き起こした生徒の正体が判明しました。」
リン「ワカモ。百鬼夜行連合学院で停学になった後、矯正局を脱獄した生徒です。」
”(ワカモ……ずいぶん可愛い名前してんな…)”
ワカモ「……あらら。連邦生徒会は来ていないみたいですね。フフッ、まあ構いません。」
ワカモ「あの建物に何があるかは存じませんが、連邦生徒会が大事にしている物と聞いてしまうと……壊さないと気が済みませんね…」
“あとちょっとか……お?”
ワカモ「おっとこれはこれは連邦生徒会の皆さんではないですか。」
“あ?誰だテメェ?”
ワカモ「申し遅れました。わたくしワカモと申します。まあ覚えたところで意味はありませんが……」
“あ?何だとコラァ?やんのか?お?”
ワカモ「ずいぶんと威勢がいいですね。いいでしょう、さぁ?始めましょうか。」
“やってやろうじゃねぇかクソガキが”
ユウカ「先生ダメですって!相手はこの騒ぎを巻き起こした犯人ですよ!分かってるんですか?!」
“あん?あぁ別に大丈夫だろ。それより、さっきの話の続きといこうか。”
ハスミ「さっきの話と言うと……体質の?」
“そうそれ。実は俺は……”
ワカモ「私を置いて何話してるんです?私も混ぜてくださいません?」
ユウカ「先生危ないです!戦車が!」
“うん?”
ユウカ「先生!!」
ワカモ「ああ……少しやりすぎましたかね……え?」
ユウカ「え?」
砂煙の中から出てきたのは、背中から巨大な黒い翼を生やした先生だった
続く……