テラーノベル
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モドキ大事件から数日…ルドはこの日、見舞い品を持って掃除屋内にある病室を訪れようとしていた。
「私服、似合ってんねルドくぅん。やっぱねルドはシルエット重視になるよね。うん」
「……」
「その服のブランド “コロッソ” って名前なんだよね。うん」
「……」
話しかけるオーガストであったがフル無視されているがそれでもめげないオーガスト。頑張れ
「悪いなあいつ今緊張してそれ所じゃねんだろ。まだ、慣れないんだと誰かの見舞い」
扉の前に立ち、中にいる重症者2名のことを考える。
「…2人とも…そんなに酷いのか…?ザンカはジャバーの毒で、かぁちゃんは人器の使用過多…」
「毒の方はエイシアの能力でも取り除けなかったらしい。ラムの方は一時は危篤まで行ったが今は持ち直して絶対安静だ。」
「そうか…」
ボロボロでルドの前に立つラムレザルの姿が脳裏に霞む。
「(かぁちゃんが守ってくれなかったらオレたちは死んでたかもしんねぇ…)」
「…ウジウジしてても始まんねぇぞ。」
「あッ ちょ…」
医務室の扉を開けると本を読むザンカと全身包帯だらけ管だらけのラムレザルがいた。
「お、来たんか」
「まぁな。」
その時、エンジンの人繋縄が音を立てた。
【あー…エンジン?】
「!何だセミュ」
通話相手はセミュだった。
【今あんたどこにいるの】
「医務室。ザンカとラムの見舞いだ。」
【あぁ丁度良かった。キャンバスタウンからザンカに客よ】
「えーと…そのー…つまりな!ザンカだけ違う “まじない” 描いてしまったすまん!!」
キャンバスタウンから来たのはいつぞやの少年レムリンと町長であった。
かいつばんで話すと《真面目なザンカだけ変なまじない描いたら面白そう》と思いながら描いていたとの事。
「それつて…」
「ラム、俺に言え代弁するから」
ダメージが全て跳ね返ってザンカよりも重症なラムレザル。臓器が幾つもダメになりかけており声帯も痛め嗄れた声になってしまっていた。
「ラムが “ザンカにはダメージ緩和効果が付いてなかったのか” だってよ。ちなみにその変なまじないってどういう…」
レムリンがザンカにポーズの指示をしてそのポーズをとるとザンカの腕がムキムキになってしまった。
「ぶっ……い”ッッッッ!!!?」
「大丈夫か?」
思わず吹き出したラムレザルだったが吹き出したと同時に激痛が全身を走り痛み涙目で耐えていた。
「ごめんなさい…」
「(これはまずいか…?)あのなザンカ…」
「なっははははは!」
怒るかと思ったが腹を抱えて笑いだしたザンカに全員が驚いた。
「いやすまん…俺にこんなんするヤツ初めてで…くく…」
「え…何笑ってんの…僕のせいでザンカはそんなケガを…」
「ええ?違う違う。お前のせいやないよ。まじないはあくまでも “保険” 。こうなったのは俺の実力不足じゃ」
何でもない風に言ってるがザンカの手はきつく握られていた。
ひな
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ma_567💵🤍
10
エミミ
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#女攻め
白米
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コメント
1件
うわあ、このエピソード、笑いどころと胸がぎゅっとなるところが交互に来て泣かせますね……。オーガストの「私服似合ってんね」完全スルーされてるのがまず面白いし、ザンカの腕がムキムキになる“まじない”のくだりは思わず吹き出しました。でもその直後にラムが激痛で涙目になるところ、そしてザンカが「実力不足」って平然と言ってるけど拳を握り締めてる描写がすごく刺さりました。この回、重くなりすぎずにキャラの優しさと関係性がしっかり出てて好きです。白米さん、丁寧な人間関係描写が本当に上手いなあと改めて感じました!