治侑
侑だけ記憶あり
侑と治は赤の他人
転生パロ
治視点
大学2年生の頃、彼女とデート中にドッペルゲンガーと出会った。ドッペルゲンガーにあったら死ぬとか言われてるけど、向こうの方が死にそうな顔してた。彼女とデート中やったし、スルーしたけどやっぱり気になる。
「すまん、トイレ行ってくる。ちょっとまってて」
そう言って適当な嘘をつき、ドッペルゲンガーのところに向かった。もうおらんと思ったけど、まだおった。死んだんかな。もしかして俺があいつのドッペルゲンガー?とか思いながらそいつに話しかけた。
侑視点
バレーの練習終わりに駅前をうろついてたら、前世ずっと一緒におった双子の片割れ治に出会った。嘘やんなんでここにおるん。しかも隣にいるの女やん。前世俺たちは両片思いしていた。お互いの気持ちに気づき、付き合ったけど俺らは双子。おかんを泣かせたし、おとんにも怒鳴られた。でも好きなんや。治もそうやったから、みんなに内緒で付き合ってた。でもあいつは今、女といる。きっと彼女だ。考えただけでも吐きそうで、治がいることに頭が追いつかなくなり数分立ち尽くしていた。そしたら何故か治がやって来て、もしかしたらこいつ記憶あるんちゃうかと淡い期待を抱いた。けど記憶があったら、きっと彼女なんてつくっていない。
治視点
「、、、」
こいつずっと無視してくる。聞こえてへんのかな。
「なぁおい」
と少し声を大きめにして声をかけた。今度は聞こえたようで
「あのいきなりですみません連絡先だけ交換しませんか 」
「???」
連絡先?
「あと俺のこと覚えてませんか」
え?会ったことあるっけ?初対面やんな?こんなに自分と似てたら、きっと覚えてるだろうし
「いや覚えてないです」
「そ、、、ですか」
なんでこいつこんな苦しそうな顔するんやろ。まぁ連絡先だけ交換したるか
「ありがとうございます」
そいやって走り去って行った。なんやったんやろ
侑視点
「もう、無理か」
覚えていないならどうしようもない。きっと神様が許してくれなかったのだ。男同士の兄弟が付き合うことを。
「嘘つき」
コメント
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自己満です一応続きます