テラーノベル
アプリでサクサク楽しめる
Jutaro side
久しぶりの家デート、満面の笑みで最近あったことを報告してくるしゅんちゃんは可愛い
嬉しかったから俺に聞いて欲しかったんだよね、わかるよ
ちっちゃい子は可愛いもんね
癒しだもんね、知ってる
うん、可愛いけどね
「トントンしたらすぐに寝ちゃってさ、めっちゃ可愛かってん」
「俺、トントンめっちゃ得意やと思う!」
久しぶりなんだよ
俺以外を可愛い可愛い言うしゅんちゃんが少しだけ…
感じ悪いよね?
「なら、してみたら」
しゅんちゃんの膝に頭を置いた
多分しゅんちゃんなら気付くでしょ
恥ずかしいから顔は見ないけど、多分笑ってる
すぐに髪の毛をすくように撫でる感触がして
一定のリズムでお腹の辺りをトントンされる
呼吸がトントンのリズムに重なっていく
これ、…気持ちいいな…
瞼が重くなるのを感じて、素直に受け入れる
「今度は、じゅうが俺にしてな」
遠くの方でしゅんちゃんの声がしたような気もするけど
返事は…
頭に温かい重みを感じて目が覚める
そんなに眠ってはいないはずだけど、よくわからない
ゆらゆら揺れるカーテンの向こうはまださっきと変わらない明るさで
頭にあるのは俺を寝かしつけていたしゅんちゃんの手で、その向こうを見上げると心地良さそうに寝息を立てる顔と天井が見えた
「自分も寝ちゃったの?…可愛いかよ」
しゅんちゃんの髪の毛をわしゃわしゃしたい衝動に駆られるけど、寝顔を見ているのも悪くない
どーしよっかな…
fin.
コメント
0件
👏 最初のコメントを書いて作者に喜んでもらおう!