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僕は獅子野 陸。
ホワイト企業で優秀な成績を残している。
「獅子野くん、今回もお疲れ様、凄いね」
「ありがとうございます!皆様のおかげでもありますよ!」
「いや~獅子野くんが居るとこの会社も支えられるよ。これからも宜しくね、獅子野くんに掛かってるよ!」
僕を”優秀で便利な人”って思ってるのか…
聞こえるよ。周りの人皆言ってることぐらい。
そんな僕でも求めてくれる人がいる
ガチャッ
「あ!りく~!」
ギュッ
「えへへ!ただいま!」
この人は白雪 覇琉。幼なじみの恋人。
「今日のご飯は、ハンバーグで~す!」
「俺、りくのハンバーグ好き」
「ほんとに!嬉しいなぁ…///」
2人「いただきます!」
この人が居ると毎日が楽しい。
僕は小学三年生まで虐待を受けていた。
「はい、陸飴ちゃん食べな。」
「ママ、また温かいご飯が食べたい。」
「そうね、、今はお父さんの機嫌が悪いから…ごめんね」
父親が虐待をしていた。
母さんと僕は家を追い出されたり、お金を請求されたり、お酒や煙草を買いに行かせようとしたり、殴られたりしていた。
お隣に幼なじみの覇琉が引っ越してきてから遊ぶようになった。
出来事はある日の夜だった。
「このゴミが!!」
「い、痛いッッ辞めて!((泣」
「りく!!」
「私の陸を……殴らないで!」
ドサッ
「お母さん…?」
「陸…今のうちに覇琉くんに…助けを……」
急いでいたから裸足で覇琉の家まで走った。
僕の家はボロアパートで3階に住んでいた。
古くて怖い。けど階段を走って降りて覇琉の家に行って助けを求めた。
そのあとすぐに警察が来てくれて父親が捕まった。
母親は意識不明。
「…ん……また目覚めちゃった。」
最近あまり良く寝れていない。
<高校時代編>
「りっくん!りっくん!」
「どうしたの?」
「私新しいリップにしたの!」
「似合ってる?」
「うん、ものすごく似合ってるよ。」
「獅子野陸いる?」
「あ!覇琉!ごめんね、ちょっと行ってくる」
「え~……わかった。」
「どうしたの?」
「お昼一緒に食べよ。」
「わかった、お弁当持って屋上集合ね」
「覇琉くんって本当にりっくん大好きだよね~」
「わかる。でもあの二人って萌えるよね~」
「ねぇ!どっちが上?」
「そりゃ覇琉くんでしょ!」
「いや、ギャップでりっくんだったり…?」
3人「きゃーーー!///」