ヤンキーが拾ったのはまさかの捨て猫状態でした！

流星side

謙杜

「…ｯぁ、…」

流星

「謙杜くん！！」

「2人で話すのは久しぶりだね！」

謙杜

「……ぁ…」

流星

「謙杜くんってひらがなわかるかな、？」

謙杜

「……？？」

流星

「ちょっとまってて！！」

流星

「よいしょ！」

「これ！大吾くんが僕のために買ってくれたんだけどさいしょの方はやってないから謙杜くんにあげるね！」

流星

「ひらがなは僕わかってたから！」

「これからいっしょに勉強しよ？」

謙杜

「……ぁ…ｯぅ」

流星

「いいってことなのかな、？」

「ありがとう！」

流星

「で、これが”け”だよ！」

「言ってみて？」

謙杜

「……ｯｹ…ｯけ、…」

流星

「そうそう！」

「謙杜くんじょーず！」

流星

「これ、謙杜くんの”け”だよ！」

「あ、！そうだ！」

流星

「謙杜ってゆって見よ！」

「みんなの名前覚えた方が早いかも！！」

謙杜

「……け…」

流星

「そう！！」

「け ん と」

謙杜

「…け、…と……」

流星

「謙杜くんじょーずだよ！」

謙杜

「…け…ﾝ……と、」

流星

「そう！！」

「言えたね！！」

流星

「すごい！！」

謙杜

「…ぅ……か…｣

流星

「うんうん！」

「ゆっくりでいいよ！」

謙杜

「……ｯけ……しゃ、…」

流星

「謙杜くんどんどん成長してるね！！」

最初は成長がとてもはやくて、ひらがなも少しずつ覚えてったけど、だんだん成長が遅なって言った

駿佑side

駿佑

「全然無理やな〜」

謙杜

「……っぅぁ……ゃ」

駿佑

「喋るのは増えたけど、意味わからんことしか言わんし」

丈一郎

「調べたら子供は頭が柔らかいから色んなこと学ぶけど、成長していくにつれて、覚えたりすることができひんくなっていくらしいで」

駿佑

「まじかよ」

謙杜

「まっ……まぁ……」

丈一郎

「謙杜立つのはいけるようになってんけどな〜」

「どう言っても立ってってことがわからんねんな」

恭平

「2人でなにしてん」

駿佑

「きょうにぃ」

丈一郎

「謙杜がどんどん成長遅なってんな〜って」

恭平

「なるほどな〜」

「ならあれは？」

丈一郎

「なに」

恭平

「赤ちゃん扱いするとか」

丈一郎

「は、？」

恭平

「赤ちゃんの頃を経験してなくて急に普通の言葉を言われてわからんねやったら赤ちゃん言葉使って赤ちゃんとおんなじ接し方でやったら？」

駿佑

「俺らが？」

恭平

「でもいいかもよ」

丈一郎

「それええなぁ」

「やってみるか」

駿佑

「じょうにぃ、！」

それから謙杜と話す時は赤ちゃん言葉でものを教えたりするようになった

流星

「謙杜！」

「ここおっちんして！！」

駿佑

「謙杜〜」

「ねるぞ〜」

駿佑

「じゃなくて、、」

「ね、ねんね、すん、で、、、(恥)」

駿佑

「なぁにぃ！」

「マジでなれへんねんけど！！」

丈一郎

「流星の子供が生まれた時の練習や！」

「謙杜も最近わかってきてるし」

言うこと自体はまったくなれへんけど、効果は意外とあった。

おっちん言うたら座るってこともわかったし、まんま食べよって言ったらご飯食べよって言ってるってこともわかってきた

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ｰ萌結日記ｰ

3話目

絶対見てね！！！！！

てことで！

じゃ！