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桃 「ねぇ、まろ〜?」
青 『なに〜?』
桃 「俺のあの、あれ、なんだっけ〜、?」
桃 「そうそうっ!
俺のピアス知らな〜い?」
青 『ピアス…?
あー、まって、 思い出し中…』
青 『あ、そうそう、踏んで壊してしまったんよ、…』
桃 「…は?」
青 『ほんまにごめんっ、!!』
桃 「それ何処にあったの?」
青 『どこにあった…とかやないんやけど、 』
青 『そこら辺歩いとったら、なんか変な音して、それで床見たら、ないこのピアス壊しとったってこと…』
桃 「…は?
え、待って待って待って???」
桃 「床に、あった…?」
青 『ぇ、あ、うん…』
桃 「まって、なんでその時言わんかったん?」
青 『ぇ、だって、ないこに謝りに行こうと思ったら忙しそうやったんやもん、』
桃 「いやいや、忙しくてもよ。
普通に話しかけてくれればええやん?」
青 『出来へんかったの、ないこに迷惑かけたくなかったから…』
桃 「この際だから言わせてもらうんだけどさ。」
桃 「まろが空気読んでくれてるのはいいんだけど、そういう事あってもすぐ謝らないの、まろの悪いところだよね。」
桃 「そういう事になっても 俺悪くないですけど オーラ全開だったから今までずっと言えなかったんだけどさ、 」
桃 「ほんとにそういうとこ意味わかんない。」
桃 「謝れば それでいい で許されるのにさ?」
桃 「あんなに空気読めない ほとけっちでも出来るのに。 」
桃 「やっぱまろのそういうとこ、ほんとに直した方がええと思うよ?」
青 『ッ、…』
桃 「こんだけ言っても謝らないの…
ほんとに良くないって言ってんの。」
桃 「そんな事もわかんないの?
こんなに言ってるのにさぁ、」
桃 「話聞いてんの?
ねぇ、答えてよ。」
青 『ッ、…ごめ、ん…』
桃 「なんでそんな泣きそうな顔で答えんの?
泣きたいのこっちなんだけど。」
桃 「自分の大事なピアスも壊されて、数日経ってから謝られて、こっちの方が辛いんだけど?」
桃 「なぁ、なんとか言って。」
青 『ッ、…ぅ、』
桃 「はぁ、まだわかんないの!?
俺、こんなに言ってるよっ、!?」
桃 「まろってそんなに言葉通じなかったっけ。」
桃 「おい、何とか言えよ。」
青 『ッ、…、』
桃 「何とか言えって言ってんの!!」
黒 ちょいちょいちょい、ストップ。
黒 今来たから俺も分からへんけどさ、今どういう状況なん?
桃 「あにきには関係ないでしょ。
俺とまろの問題なの。
邪魔しないでくれるかなぁ?」
青 『あにきにッ、言うのはちゃう、やろッ、…』
桃 「ほんと、あにきになんかあった時だけ喋るの意味わかんない。」
黒 待てって、ないこ1回こっちきて。
黒 あとりうらも一緒に来い。
赤 ぇ?あ、うん…
黒 いむしょーはまろの話聞いてやって。
水 わ、わかったっ!
白 はぁい…
水 んで、いふくん、何があったの?
青 『ん、っ…
〜事情説明中〜』
白 あー、はいはい、それは辛いなぁ、
青 『ないこのッ、大事な物やって、知っとる、のにッ…』(泣
青 『壊してッ、もうて…
絶対、嫌われたッ、…』(泣
白 …ないちゃんに限って、そんなことは無いと思うで。
水 そうだよっ!!あのないちゃんだよっ!?
白 ないちゃんも辛いけど、まろちゃんも辛いよなぁ…
水 大丈夫大丈夫、いふくんは嫌われてないよ〜、
がちゃっ、…
青 『ぁえッ、なぃ、こ…』(泣
桃 「ごめんね、強く当たりすぎちゃったよね… 」(抱きしめる…
青 『ごめッ、壊しちゃったぁ…』(泣
桃 「いいよいいよ、もう大丈夫。」
青 『あのッ、これ、…』(新しいピアスを差し出す…
桃 「ぇ、嘘っ、!?
買ってくれてたの…、?」
青 『壊しちゃった、時…
買った、から…』
桃 「そんな、まろこんなに優しいのに、
ごめんね、」
青 『おれもッ、ごめん…』
水 てかないちゃん落ち着かせるの大変だったでしょっ!?
黒 めっっちゃ苦労したで?
赤 ないくん泣いてた時まじでびびったw
水 ぇえ!?あのないちゃんがっ!?
白 いむくん…それは失礼や…
黒 ないこ、何があったん、?
桃 「だから、あにきには関係ないって言ってんじゃん、あにきも話通じない訳?」
赤 ないくん、落ち着いて。
赤 まろだって、やりたくてやった訳じゃないと思うよ…?
桃 「ッ…、」
黒 メンバーなんやから、悩んどるならなんでも言ってくれよ。
桃 「俺ッ、最低だ、…」(泣
桃 「まろが、悪気ないって、知ってるのに、あんなに、責めなくていいって分かってる、のに…」(泣
桃 「まろ、苦しそうな顔、してて…」(泣
桃 「でも、やっぱり悲しくて…」(泣
桃 「ピアスなんかより、メンバーの方がッ、大切なのに…」(泣
桃 「まろはッ、俺が、なんかあったら、すぐ…相談乗ってくれるのにッ、」(泣
桃 「ずっと、そばに居てくれるッ、ほど優しいのにッ…」(泣
桃 「俺ッ、やっぱり最低だよッ、!」(泣
桃 「まろにッ、強く、言い過ぎちゃった…
許して、くれるかなッ、…」(泣
赤 ないくん、…
赤 まろなら、許してくれるよ…
赤 謝ってきな。
待ってるよ、まろが。
黒 ないこ、リーダーなんやから、しっかりせぇや?
桃 「あにき、ごめん…」
黒 いってきぃ、