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誤字、脱字、口調崩壊などがあるかもしれないです

それでもいいよ!って方はどうぞ!





数刻後__

太宰視点


早く、早く、早く早く__

ダッダッダッダッバンッ

「五条先生!」

五「……あぁ、治」

「中也は!?」

五「……僕達が発見した時には

身体が術式に耐えきれなかったのか

出血のし過ぎでもう息をしてなかったよ」

「なっ………伊地知さん!どういう事!?」

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中也が呪霊相手に身体が耐えられなくなるって……

汚濁を使ったってことになるじゃん……

否、中也は確かに莫迦だけどそこ迄莫迦じゃない

なら…なんで…………

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伊「すみません

『会敵した時の選択肢は逃げるか死ぬか

まずは、絶対に戦わないこと』と

彼らに忠告したのですが……」

五「……わざとでしょ」

伊「はっ?と、おっしゃいますと?」

五「特級相手

しかも生死不明の5人の救助に

1年生の派遣はありえない

それに悠仁は、僕が無理を通して

死刑に実質無期限の猶予を与えた

それを面白くない上が

僕の居ぬ間に特級を利用して

体良く彼を始末したってところだろう」

「なら…なんで中也迄巻き込まれてるのさ!」


中也は死刑とか、猶予とか

そんなの受けていなでしょ!?


五「他の3人が死んでも僕に嫌がらせができて

しかも中也は治のお気に入りだ

一石二鳥とか思ったんじゃない?」

伊「いや、しかし…

派遣が決まった時点では

本当に特級になるとは…」

「……犯人捜しも面倒だし

いっその事上の爺共、全員殺してしまえば?」

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其の方がいっそ気が楽だ

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家入硝子「珍しく感情的だな、治」

伊「お疲れ様です!家入さん」

「……お疲れ様です…」

家「随分とお気に入りだったんだな」

五「僕は何時だって生徒思いのナイスガイさ」

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いや何処が

任務は押し付けてくるわ

予定を勝手に変えてくるわ

急に部屋に凸ってくるわ

生徒思いな処一つもないよ?

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五「治、今絶対失礼なこと考えてたでしょ」

「さぁ?どうだろ」

家「で、これが

宿儺の器と重力使いの子か

好きにバラしていいよね?」

五「しっかり役立てろよ」

家「役立てるよ

誰に言ってんの」


ミーンミーンミーンミーン

釘「『長生きしろよ』って

自分が死んでりゃ世話ないわよ

あんたら、仲間が死ぬの初めて?」

伏「タメは始めてだ」

「……ある意味初めて」

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前世を混ぜないならね

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釘「ふ〜ん、その割には元気そうね」

伏「お前らもな」

釘「当然でしょ

会って2週間やそこらよ

そんな男が死んで泣き喚くほど

チョロい女じゃないのよ

ったく〜」

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その割には……

今にでも泣き出しそうな顔してるけどね

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「暑いね」

釘「そうね。夏服はまだかしら」

ミーンミーンミーンミーン

トコトコトコ

禪院真希「なーんだ

何時にも増して辛気臭いなぁ

恵、治。お通夜かよ」

「真希先輩…」

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何で此処に居るんだろ…

而此のタイミングで

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パンダ「真希、真希!」

真希「今話し中だ」

パンダ「しっ知らないのか?

アイツらが暗い理由」

真希「なんのことだ?」

パンダ「まじで死んでるんですよ、昨日

1年坊が1人」

狗巻棘「おかか」

真希「うっ…は・や・く・言・え・や!

これじゃ私が血の涙もねぇ鬼みてぇだろ!」

パンダ「実際そんな感じだそ」

棘「ツナマヨ」

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聞かされてなかったんだな〜

どんまい真希先輩

と言うか元から血の涙もない人だから良いと思うんだけど…

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釘「何?あの人たち」

伏「2年の先輩」

パンダ「後輩にはもっと優しく接しないと」

真希「甘やかすだけが優しさかねぇ」

「真希先輩、呪具の扱いなら学生一だよ」

棘「すじこ」

「呪言師 棘先輩

語彙がお握りの具しかない人」

パンダ「でも優太と居ると少し丸くなるよな〜」

「パンダ先輩

あと1人優太先輩って云う人が

居るんだけど今海外に居るんだよね」

釘「あんた、パンダをパンダで済ませる気か」


パンダ「いや〜すまんな。喪中に

許して!このとおりだ

実は、お前達に京都姉妹校交流会に出て欲しくてな」

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あ〜もうそんな季節かぁ……

タイミング悪いなぁ…

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釘「『京都姉妹校交流会』?

何それ」

伏「京都にあるもう1校の高専との交流会だ

でも2・3年メインのイベントですよね?」

真希「その3年のボンクラが停学中なんだ

だからお前ら出ろ」

「強引過ぎません?」

パンダ「大丈夫ダ。強引ジャナイ」

太&伏(片言……)

釘「その交流会って何するの?スマブラ?

Wii版なら負けないわよ

メテオで復帰潰すの」

パンダ「なら3人でやるわ

交流会は高専の東京校、京都校

それぞれの学長が提案した勝負方法を

1日ずつ2日間かけて行う

つってもそれは建前で初日が団体戦

2日目が個人戦って毎年決まってる」

棘「シャケ」

釘「個人戦、団体戦って…

戦うの!?呪術師同士で!?」

真希「あぁ。殺す以外なら

何してもいい呪術合戦だ!」

パンダ「逆に殺されないよう

ミッチリしごいでやるぞ!

オスッ!オスッ!オスッ!」

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パンダ先輩のしごくは軽く骨折れそうだな〜

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釘「ん?ていうかそんな暇あんの?

人手不足なんでしょ?呪術師は」

「今はね

冬の終わりから春までの

人間の陰気が初夏にドカッと

呪いとして現れる繁忙期ってやつなの

年中忙しいって時もあるけど

徐々に落ち着いてくると思うよ」

釘「へぇ〜」

真希「で、やるだろ?

仲間が死んだんだもんな」

太&伏&釘「やる!

私は/俺は…強くなるんだ

その為なら何だって!」

釘「でもしごきも交流会も

意味が無いと思ったら即やめるから!」

太&伏「同じく」

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まぁ、やめさせてくれるかは別だけどね

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真希「ハッ!」

パンダ「まぁ、こんくらい生意気な方が

やりがいがあるわな」

棘「おかか」

転生した太中は呪術師になります(更新停止中)

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