星羅said
考えなきゃ
なにかいいアイデアを
必死に脳内でなにかいいアイデアがないかとめぐらせる
思わず後ろのドアに目を向けた、その時だ
コンコン
ドアが軽くノックされた
私を含む、全員が一斉にドアに目を向ける
その時
オ「スマーーーーーーーッシュ!!」
ス「なんだ!?」
死「黒霧!ゲート!」
突然、壁を壊して入ってきたオールマイト
彼のあとに続くようにしてプロヒーローが入ってきて、あっという間にヴィランたちを取り押さえる
なにごと?
オ「もう逃げられんぞ、ヴィラン連合!なぜって?」
立ち尽くしていた私の前に、突如現れたオールマイトとその他のプロヒーロー
オールマイトはヴィラン連合に目を向け、堂々と言った
オ「我々が来た!」
ヴィランたちはみをよじってるが、無駄なようだ
オ「怖かったろうに。よく耐えた!ごめんな、もう大丈夫だ」
『ヒグッ』ポロポロ
安心したせいか、涙が溢れてきた
死「黒霧!持ってこれるだけ持ってこい!」
オ「脳無だな!」
私は、慌てて後ろに下がった
脳無に襲われるなんて嫌だ
死「どうした、黒霧!」
黒「すいません死柄木弔!所定の位置にいるはずの脳無が、ない!?」
その会話を聞いていると、オールマイトが私の肩に手を置いた
オ「やはり君はまだまだ青二才だ。死柄木!」
死「はぁ!?」
オ「ヴィラン連合よ、君らは舐め過ぎだ。少年少女の魂、警察の弛まぬ操作を!そして、我々の怒りを!」
プロヒーローや警察は私が思っている以上に早く操作を進めてたんだ
オ「ここで終わりだ、死柄木弔!」
ス「オールマイト!これがステインが求めた、ヒーロー、、、、」
下で転がっているトカゲみたいなヴィラン
本当にステインが好きなんだな
死「終わりだと、?ふざけるな!始まったばかりだ、、!」
死柄木が立ち上がる
死「正義だの平和だの、あやふやなもんで蓋された、この掃き溜めをぶっ壊す。そのためにオールマイトを取り除く。ここからなんだよ、、、!」
死柄木は何がしたいんだろう
あの氷のような冷たい眼差し
あれは、まるで何かを強く恨んでいるような瞳だ
どうしてそこまでして、ヒーローを嫌っているんだろう
疑問で仕方がなかった
グ「なぁ死柄木、聞きてぇんだが、お前さんのボスはどこのいる?」
だけど、死柄木は答えない
死「ふざけるな、、、ふざけるな、、、!!」
オ「やつはどこにいる?」
死「失せろ、消えろ、、、!」
なにか様子が変だ
オ「死柄木!!」
死「お前が嫌いだーーーッ!!!」
死柄木が叫んだ次の瞬間、なにもないところから脳無が姿を現した
部屋のあちこちから湧き出てくる
どうして?
黒霧は気絶しているのに。
と、
『う、、、っ』
オ「夜神月少女!?」
猛烈な吐き気に襲われる
なに、、、これ、、!
思わず膝をついた
気持ち悪い、気持ち悪い
口の中から黒いヘドロのようなものが吐き出される
それはどんどん出てきて、私の体を包み込む
『たすけ、、、、て』
オ「夜神月少女!!」
オールマイトの声を最後に、私の視界は真っ暗になった
コメント
1件