星羅said
『ゲホッゲホッ』
気持ち悪くて、咳き込んだ
噎せたあと、私は辺りを見渡した
『ここは、、、、どこ?』
ここって外?
周りがぐちゃぐちゃだ
?「悪いね、夜神月星羅」
『っ!?』
誰?
この人もヴィラン?
?「君の個性は、とても希少で素晴らしいものだ。君の個性があれば世界は変えられる」
『私の個性で、、、、世界が?』
何を言っているんだ、この人は、、、、
そう思っていると、先程のヘドロのようなものが周りに現れる
そのヘドロの中から、ヴィランたちが姿を現した
死「先生、、、、、、」
先生ってことは、、、。
この人が、ヴィランのボス?
?「また失敗したね、弔。でも決してめげてはいけないよ、またやり直せばいい。こうして仲間も取り返した。そして、この子がいれば絶対に成功する」
この子って、私のこと?
そう言うと、彼は死柄木に向かって手を差し伸べた
この人の前だと体が動かない
圧ってやつなのかな
?「やはり来てるな」
ヴィランのボスがそう言って、空を見上げる
来てる?誰が?
そう思って空を見上げると、何かが空からこちらに向かって飛んできた
オ「すべて返してもらうぞ!オール・フォー・ワン!!」
オール「また僕を殺すか?オールマイト!」
土煙が宙を舞い、辺りが見えなくなる
二人の取っ組み合いは凄まじいものだった
爆風で、ふっ飛ばされる
『いてて』
オ「6年前と同じ過ちは犯さん、オール・フォー・ワン!夜神月少女を取り返す!そして貴様を今度こそ刑務所へぶち込む!貴様の操るヴィラン連合もろともーーー!!」
そう言って攻撃を仕掛けるオールマイトだが、オール・フォー・ワンは難なく弾き飛ばした
再び土煙が舞う
『オールマイト!!』
あんなに遠くに飛ばされてるなんて、、、。
やっぱり、ヴィランのボスは強い
オール「心配しなくても、あの程度じゃ死なないよ。だからここは逃げろ弔。その子らを連れて」
オール・フォー・ワンの指が黒霧に刺さる
オール「黒霧、みなを逃がすんだ」
酷い
仲間を刺すなんて
と、ワープゲートのようなものが現れた
オール「個性強制発動、さあ行け!」
死「先生は、、、、、?」
死柄木がそう言った途端、オールマイトが瓦礫から飛び出してきた
オール「すぐに考えろ弔。君はまだまだ成長できるんだ!」
空中に浮き、オールマイトとの戦闘に戻っていくオール・フォー・ワンを、死柄木が見つめている
死「先生、、、、」
Mr.「行こう死柄木!あのパイプ仮面が、オールマイトを食い止めている間に!駒持ってよぉ!」
思わず周りを見渡す
ヴィランたちに完全に囲まれている
どうしよう
私は、戦闘態勢を取り、ヴィランたちの攻撃に備える
そんな私を、待ったましたと言わんばかりに攻撃してくるヴィラン連合
どうやら、強引にでも連れて行く気らしい
あの仮面男が私に近寄ってきた
〈妖術・逆巻きの滝〉
仮面男の足元に強烈な水柱を噴出させた
Mr,「グアッ!」
6対1、か
普通だったら圧倒的に不利だ
だけど、今はそんなことに構ってなんかいられない
捕まらないように、戦わなきゃ!
コメント
0件
👏 最初のコメントを書いて作者に喜んでもらおう!