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第四話:血まみれ修学旅行(仮)
【場面:国際線 機内】
「お隣、失礼しますよ、日本♥」
そう言って日本の隣の席に座ったのは――
フランスだった
「…あの……なんでフランスさんが…」
「え?日本くんが“出張”って言ってたから、ついチケット取っちゃった♥」
(こいつ絶対ついじゃない…)
それだけでも充分ヤバかったのに――
「ところで……今、君の首元からとても甘い香りがしてるんだけど」
ぴたりと寄せられた顔
そして、日本の耳元に吐息をかけながら、フランスは囁いた
「この血の味……もしかして、恋じゃない?」
「ちがっっっ!!!!!」
そのころのアメリカ&中国
「え?日本がフランスと二人旅?」
「なにィィィィ!?!?!?!?」
(国際問題不可避)
飛行機内、日本限界突破
「や、やめて……機内ですよ……!?」
「ますますイイじゃないか♥」
ガタッ!!
「フランスさんほんとにダメです、だめっ…でもっ…!だめなのに……」
「舐めていい?それとも……噛まれる方が好き?」
\\パンッ//
フランスの顔面にスリッパがヒット
「お前の席、そこじゃねぇ」
登場:アメリカ&中国
まさかの機内強制乱入
「ちょっとフランスくん、機内で何してくれてんアルか」
「Hey, Japan、今すぐこっちにおいで」
「え……?こ、こっちって……ひ、膝の上……??」
「当たり前だろ?抱っこで行こうな」
\\日本、抱えられて機内前方に連行される//
【機内ラスト】
・フランス「やっぱりこの血…恋だよ(2回目)」
・CA「お客様、首筋の噛みつきはお控えください」
・日本、着陸前に貧血で気絶
次回予告
第五話「ホテルで吸うか吸われるか」
・日本、ひとり部屋のはずがベッドにアメリカ
・浴室に行くと中国
・部屋の外にはフランス待機
・日本「助けて……血液足りない…っっ」
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