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片想い執事と記憶喪失の姫『🍍🌸』
みなさんこんにちは♪まれんです!
前回の続きから…どうぞ!!
あれから全力で走り、何とか間に合った。
🌸「はぁ…マジで疲れたわ」
そんなことを言っていると、友達が話しかけてきた。
友「確かに今日とんでもない形相で来たよなw」
友「それなー?w久しぶりにビビったわww」
🌸「俺だって走りたくて走って来たわけじゃねーわ」
友「え?じゃあ何で走って来たん??」
…ヤベッッ。つい口が滑って言っちゃった。
これって言ってもいいのか…??いや、どうせ信じてもらえないだろうからいいか。
🌸「ここに来る途中に何か変なやつと会ったんだよ」
あ、やべ。この言い方じゃ完全に不審者やん。
友「それ不審者やん」
まぁ、そうなるよね…。分かってたわ(?)
🌸「あー、今のは語弊があったわ。いきなり目の前が光り出してイケメンが現れたんだよッッ…!」
友「イケメン…??」
友「あーな。らんそういうの好きだもんな」
🌸「は?ちげぇよ」
🌸「お前変なこと言うなよ??マジで◯すからな??」
🌸「今この教室には女子もいるんだからな???」
友「あ、すんません」
はぁ……。絶対言うべきじゃなかったわ。
てか、こいつら信じてねーだろ。
🌸「今言ったこと信じた??」
友「全然?」
友「逆にそんなファンタジーなこと信じるんか??」
友「夢でも見てたんじゃね?」
🌸「見てねーよ。実際に起きたことだわ」
友「マジかよ…」
まぁ、そうなるよな。俺でもそうなるもん。
?「いや、それ夢なんかじゃ無いと思うよ」
少しだけ気まずい空気が流れていたそんな時、ふとある奴が声を上げた。
🌸「え……??」
🌸「し、信じるんか??」
?「まぁね」
?「僕聞いたことあるんだよ。そういう話」
?「実際にそういうことにあった友達も知ってるからね」
実際にあった友達を知ってる…??
俺以外にも経験者がいるのか??
🌸「ね、ねぇ…実際にあった話ってどういうこと…??」
🌸「てか……君は誰……?」
友「確かに、ぬるっと会話に入って来たけど…今日から塾に入ったのか?」
?「え?僕はずっと前からいるよ???」
🌸「えッ………?」
彼のそのひと言でその場にいる全員の背筋が凍った。確かに、昨日までこんな奴は居なかった。
今日から入会したのかと思ったら、ずっと前からいるとか意味のわからないことを言い出す。
怖すぎんッッ???
?「あッ…ごめん。変なこと言っちゃったね」
?「今のは忘れて?僕は今日から入会して来た『ほとけ』だよ」
💎「いむくんって呼んでっ!」
ほとけ??どっかで聞いたことあんだよなぁ…?
どこだっけ……。てか、忘れてって言われても怖すぎて忘れらんねーよ。
🌸「じゃあほとけって呼ぶわ」
友「俺もほとけって呼ぼー」
💎「えッッ!?何でッ!?」
💎「いむくんって呼んでよ〜泣」
何かほざいてんな…。てか、コイツ意外とうるさいタイプか??
まぁ、いいや。帰りに話しかけてみよ。
🌸「ほとけ〜。一緒に帰ろうよー」
いろいろ聞きたいことがあったため、誘ってみた。
帰ってくれるかな…??
💎「えっ!?逆に一緒に帰ってくれるの!?」
💎「うれし〜!!✨」
あ、意外と友好的だ。
🌸「ほとけってさ声かわいいね」
話のきっかけを作るためにとりあえず思ったことを言ってみた。
さぁ、どんな反応で帰ってくるのか…。
💎「えっ!?✨ほんとッッ!?!?」
💎「うれし〜♪」
💎「僕の周りの人たちはうるさいって言って聞いてくれないからさ〜。やっぱりこの声可愛いよねッッ!?✨」
予想通りだ…。コイツ絶対うるせぇタイプだ。
ずっと1人で喋ってやがる……。
💎「やっぱこの良さを分かってくれるのは『らんくん』だけだよ〜笑」
🌸「え………??」
💎「あッッ……」
今コイツ俺の名前言ったッッ!?!?い、いやいやッ!何で知ってんのッッ…??
俺コイツに名前言ったっけ…??
てか、「あッッ…」って言ってる時点で確信犯じゃねーか。
🌸「本当は聞きたいことあんまなかったけど今のでめっちゃ増えたわ…」
💎「…ですよねー」
何だ?その反応…。
🌸「まぁ、いいや」
🌸「…まず、何で知らないはずの俺の名前を知ってんの??」
💎「えーと、ですね…」
ということで今回はここまででーす!
それでは次回をお楽しみに♪
見ていただきありがとうございました!!
おつまれ!