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今日は爆弾の解体の授業。班になって授業を受ける。


「ふわああ」


私は教官の説明を机に突っ伏して聞いている。聞いているのか?


「セリちゃん」

「んー?萩原?どうした?」

「どうしたじゃねーよ。楽しい楽しい爆弾の授業だぞ」

「松田へんじーん」

「あ?」

「萩原、起こしてくれてありがと」

「いえいえー」

「セリ、寝てて爆弾なんて解体出来んのか?」

「出来るよ」

「お手並み拝見といこうじゃねーか」


私は班で1番、教場で1番に爆弾を解体した。


「おーわり」

「は?」

「みんな早くー」

「嘘だろ」


班員全員が爆弾を解体し終えた。


「みんなお疲れー」

「セリ凄いな」

「セリ、いつの間にそんな知識付けてたの?」

「んー、高専の時」


そう、高専の時に爆弾の解体技術を身に付けておいたのだ。呪術師は警察の力を借りられない。だからなんでも出来て損はない。それに術師以外が触ったらドカンな代物もあるため解体法を叩き込んどいたのだ。今の所私に解体できない物はない。


「セリちゃん高専出身なの?」

「そうそう、高専から大学入ったの」

「じゃあ大学も工学部か?」

「んーん。大学は法学部」

「文転したの?」

「まあ、そんなとこ。松田、さっきっから黙り込んでどうしたの?」

「あー。陣平ちゃん機械弄りで負けて悔しいんだよ」

「るせー萩!セリはどんな爆弾解体出来んだよ」

「うーん、基本なんでも。水銀レバーとか…この世にある爆弾のパターンは全部」

「すげーな」

「ありがと」


こうして爆弾の授業を終えた。






そしてお昼。


大丈夫だろうか。


「セリちゃん、大丈夫だよ」

「…うん」


視線は感じるがみんなでご飯を食べる。やはりみんなで食べた方が楽しかった。

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