黄side
そういえばこんなに早い時間から
任務したことなかった
この時間
正門から外に出入りするのって
他の生徒たち沢山いるから
目立つし何より出れるかさえ怪しい
警備の人立ってるし
青「会長、準備出来ました?」
黄「あ、はいっ」
青ちゃんは
この時間の任務多いのかな、?
とりあえず、正門向かってみる、?
と思い、正門の方へ歩き出すと
青「黄会長?どこいくんですか?」
黄「ぇ、正門……」
青「目立つからダメですよw」
だよねぇ、、
だからってどこからっ、、??
青「校長室から、外に出れる通路が繋がってるんですよ」
黄「そう、なんだ、、、」
青「この時間の任務はいつもそこから出てます」
黄「多いんですか?この時間」
青「まぁまぁです、黄会長は生徒会の仕事あって放課後忙しいから僕がやってるとかですかね?」
確かに
青ちゃん部活入ってないから
ガチャッ
青「しつれーしまーす」
青「あれ、ボスいない」
いつもならいすに座っている
今日は留守らしい
青「ま、いーや、、勝手に武器とって行こ」
と、風のように準備をしていく青ちゃん
青の拳銃とナイフ
僕は黄色のものを手に取る
慶「行こ、琉」
琉「ぁ、」ビクッ
慶「何驚いてんの?wほら、早く仮面つけて」
琉「うん、」
琉「暗いッ……」
慶「まぁ、裏口だし」
慶「ここも整備してくれたらいーのに、、」
琉「ここ、?」
慶「うん、入るよ」
琉「りょーかい」
敵「だ、誰だっ!」
慶「うるせぇな、、」
琉「……」
ほんとに人格が変わってる
学園内の青ちゃんとは大違い
今日ずっと思ってた
今までなんで
共同任務がなかったのだろう
青ちゃんは僕のこと知ってた、前から
それだったら共同任務もあった可能性がある
なんで……
慶「琉っ!」
琉「ぇッ、?」
バンッ
琉「い”ッ……」
慶「ぼーっとするなっ!」
琉「……ご、ごめッ、」
敵「ふっwそっちのやつは足でまといかよw」
ダメだ、任務に集中しないと、、、
青ちゃんに迷惑かけてる、
先輩なのに、会長なのに
慶「自分の服で止血して」
琉「ッ、!でも!」
慶「いいから、急所じゃないし止血したら大丈夫」
琉「僕なにもしてないっ!」
慶「自分の身を第1に考えろ」
琉「ッ……はい、」
その後、僕が止血をしている間に
青ちゃんが敵を処分してくれた
慶「何してたの」
琉「何もしてないし」
ちょっと考え事してただけだもん、
なにかしてた訳じゃない
慶「傷は?」
琉「大丈夫」
琉「ごめん、」
慶「別に、怒ってない」
慶「琉もそういうとこあるんだw」
琉「ッ、バカにしないで!」
慶「はい、帰るよ〜」
琉「ちょ、慶っ!」
数日後
黄「はぁぁ、」
赤「大丈夫そ?最近疲れてるね」
そりゃあ、
共同任務増えて、それに自分の任務もあって、、、
一日に2回も任務に出ることだってある
それに、生徒会の仕事、勉強……
頭パンクしそう!!
共同任務はだいぶ慣れた
青ちゃんとの協力プレイ
青ちゃん、僕より才能があるみたい
サポートも、攻撃も、守備も
全部僕より上だった
赤「青ちゃんとはどう?」
黄「へ、?」
赤「ほら、遊び行ったりとかさ、えっちとかしないの?」
黄「は、え、/」
赤「あれれ?wもしかして恥ずかしいんですか??w」
黄「なっ、!違いますっ!」
遊びに行くのはわかる、
わかるわかる
えっちとは、!?
赤はやったってこと!?
桃くんと!?
いや、ダメでは無いけど
ていうか、青ちゃんとは
ビジネスでつきあってるから、
そんなえっちとか、やらないし、、、、
赤「そういうのもいーよ!なんか愛されてる感じするし!」
黄「へ、へぇ、、」
黄「赤はしたの、?」
赤「え、聞いちゃう?w」
黄「別に、嫌だったら言わなくてもいいです、、」
赤はクスッと笑い、
僕に近づいて
赤「やったよ」ボソッ
と呟いた
黄「お、となぁ……」
赤「そんなことないけどねw」
赤「キスもしたことないの?」
黄「あるわけがないです」
赤「やりたくないの??」
ここでYESと答えるのは
青ちゃんの彼女としてどうなのか
キスしたいと思うのが普通のカップルなのか分からないけど
黄「そういうわけじゃ、、ないです」
と答えておくことにした
放課後
青「黄会長」
黄「なんですか?」
青「タメで話してもいーですか?」
黄「いいですけど」
青「じゃ、そうする黄くん」
名前呼びもなのね
ま、いーけど
青「桃くんが恋人っぽいことしたら?って聞いてきた」
黄「?」
青「なんかする?w」
黄「何するんですか」
青「じゃあ、僕の部屋来る?」
黄「はい?」
なんでそうなる!?
青「まぁまぁ、行こ!」
グイッ
黄「んわっ、、」
ガチャッ
青「ただいまー」
黄「お、邪魔します……」
ほんと、普通の部屋
ゲーム好きなのか、パソコンなど
機械系はたくさん置いてある
あ、
ほんとに窓から正門見える
ここからなら僕が出入りするのも見えるなぁ
青「なんも無いけど、何したい?」
黄「別になんでもいーです」
そういえば……
赤『えっちとかしないの?』
黄「ッ、!///」
あーもう!
なんでそんなこと思い出すの!!
ほんとに意識しちゃうっ、、
青「何顔赤くしてんの?wなんかいやらしいこと考えてる?w」
黄「……そんなんじゃっ!」
青「じゃあ何?」
ずるい、こういうとこ
青ちゃんには嘘つけない
黄「はぁ、赤にえっちとかしないのって聞かれたんです、、/」
青「赤くんが??意外、、」
僕だって意外でしたよ、
赤は純粋だと思ってたし
青「で、そういうことしたいってこと?w」
黄「は、/」
黄「ち、違いますっ!///」
青「顔赤いよぉー?w」
違う、ほんとに
そんなことしたい訳じゃない
ただ……
黄「付き合ってるっていう設定だから、そういうこともいずれかはしないといけないのかなって思っただけですっ!/」
そう、
いやこれは自分に言い聞かせてるだけ
わかんない、自分がどうしたいのか
青「ふーん、」
青「じゃ、その練習ってことで」
黄「へッ、」
ドサッ
黄「ねぇっ!青ちゃ、//」
青「しーっ、」ニコッ
人差し指を立てて
にこっと笑う青ちゃん
黄「だめっ!」
青「んー、無理かな」
やばいやばい!
これ、青ちゃん止まんないっ!
どんどん顔近づけられてるっ!
手抑えられてるし!
抵抗できないっ!
なにか青ちゃんの気を引くものを……
ピロンッ
黄「!!」
青「……はぁ、タイミング悪」
黄「……//」
助かったぁ、、
青「任務だ、行ってくる」
黄「ん、」
青「ここ、居てよ」
黄「はい?」
青「この部屋に、僕が帰ってくるまで居て」
黄「なんでですか?」
青「いーから!」
黄「……わかりました」
青「じゃあ、行ってくるね」
ガチャッ
待っててって、、、
なにそれ、またあんなことされたらっ!
帰るのが1番
帰らないと、、
でもっ……
結局青ちゃんの部屋にいる、、、
もう、なんなの!
自分で気持ちのコントロールが……
ガチャッ
黄「!!」
青「ただいまっ、」
黄「おかえり、なさいっ、、、」プイッ
目、見れないっ
どうしよ、めっちゃ不自然だったよね……
青「んー!疲れたぁ、、」
赤いのが床に、?
何あれ、
もしかして、青ちゃん……
黄「青ちゃん、怪我してるんですか!?」
青「あぁ、大丈夫だよ」
黄「でもすごい血が、、」
黄「はやく、手当しないとっ!」
青ちゃんに1歩近づき、傷跡を確認しようと思った
そしたら、
グイッ
黄「えっ、、?」
ギュッ
黄「ちょっ///青ちゃん、!?//」
青「心配してくれるなんて優しいなぁーw」
黄「は、離してっ!」
黄「傷も手当しないといけないんですよ!」
青「傷なんてそもそもないからねw」
黄「へ、」
青「んふふwケチャップだよ」
そう言い、ペロっと手に付いている
ケチャップを舐める
黄「んなっ、ばかっ!」
青「だって、、こうでもしないと黄くん、僕のこと避けるから、、、」
黄「ぇ、」
なに、それっ、、、
僕のせい?
続く
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