テラーノベル
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××××年11月13日午前5時59分59秒。私の人生を奪った悪魔が産まれました。「何だよこれ」「え…私達の……子供…です…」「この化け物が?何言ってんだお前?」夫はそういった。「アスファルト見たいな肌の色しやがって」私が抱いている赤子は黒人ではない。まるでブラックホールのような肌の色をしていた。「俺の後を継がせようと思ったのに何だこの様は」「…」「おい!」バシッ!夫は私の頬を叩いた。「こいつの名前ーーアッシューーとかでいいんじゃねぇの?こいつにはよぉ?幸せそうな名前なんかいらねぇよなぁ?」「え……わかり…ました…」ここからだろうか。私の地獄が始まったのは。
「ねえ…アッシュ」「なぁに?お母さん」「お散歩する?」「するぅ!」私達は散歩することにしました。けれど近所の方にはあまり良い印象ではないみたいです。「…何あの子…」「まるで化け物だわ…」「…あの子の家の両親、息子のこと灰って呼んでるらしいわ…」「酷いわね…」「悪魔なんか連れて来ないで欲しいわ…」「ほんとほんと…!もし感染したらどうするの…!」
(なんで…私達は普通に歩いているだけなのに…)私達は渋々家に返りました。
深夜2時、夫は帰ってきました。「おい。会社の奴からあいつが邪魔って言われたんだがどうしてくれんだ?あぁ⁈」私はその日、一晩中殴られ続けられました。その後、夫は会社の社長なので迷惑にならないよう、いや…私だけで外に出るときも、ヒソヒソと悪口を言うご近所さんにもう精神を削られていました。なので、家族と共に山奥に引っ越しました。、夫の私への暴力がは耐えず、いや、ヒートアップして行きました。もうこの時の私は精神が参ってしまいました。私はこの時、一晩中考えました。この私への暴力をなくすこと。そして何故私がこんな目にあっているのか。私は気づきました。すべてあいつ。アッシュが悪いことに。
私は2年後にもう一人息子を産みました。普通の綺麗な男の子でした。ダメだと知っている。でもやはりアッシュへの対応が変わっていってしまいました。「貴方がいたせいで私は…!」バシッ!
私は強くアッシュの黒い頬を叩いてしまいました。でも仕方がありません。私を地獄に落としたのですもの。アッシュは運よくすぐに場に和むタイプでした。なので、これからも私がアッシュを殴り続ける事は子供ながらの頭で察せれたのないでしょうか。毎日毎日彼の肌には痣、タバコ火傷なんかが増えて行きました。けれど私には関係ないし、なんせ黒い肌なんですから、後もあまり気になりません。それに暴力をしているのは私だけでなく夫もです。「私は貴方の言うことを聞きます」といったらピタリと私への暴力が止まりました。私と第二児の子、モナに被害がなければ良いんです。だって私の本当の子はモナしかいないと思っているもの。アッシュは私のイライラを無くすためのおもちゃでしかありません。
けれどアッシュが4歳のころ、アッシュが勝手な行動をしました。勝手に家から外に出ようとしたのです。外に出たらまたあのご近所さん達がアッシュを見つけ、噂をするに違いありません。それに、暖炉のマキを取って来る役が消えたら困ります。なので私は学ばせるため、4歳のアッシュのあのご近所さん達のような憎い琥珀色の瞳を消すため、まだ火がきえてないタバコを彼の右目にあてましました。しかし、その時インターホンがなりました。夫の買ったお酒の宅配だそうです。玄関のドアの隣に小窓があるのですが、宅配の人は「見てたぞ」といっているような目で見ているような気がしました。ふとアッシュを見てみると、体が痙攣しているように震えて怖がっているように見えました。私は聞こえてもいない、見てもいないであろう宅配業者さんの誤解を解くため、アッシュに向かって、「私がやったみたいな振る舞いしないで」と吐き捨てリビングへと戻りました。その後彼は私がリビングへ入っていったのを見て安心したように見えました。けれど、少し過呼吸気味にも見えました。その日からアッシュはいつもやっていたタバコの行為をした後などは過呼吸になることがほとんどでした。まあしょうがないですよ。4歳の彼には相当なトラウマになったはずです。
この前私がタバコを目に入れた影響か最近はずっと吐いていました。ほんっっっとうに汚らわしい。そんなアッシュに攻撃をたくさんしました。凄くいやがってました。嫌なら吐かなければいいのに。
アッシュが5歳のころ3歳のモナが外で遊びたいといいました。私はちょうど良いとお買い物に行きました。アッシュもあまり喋らないですが、ちゃんと弟と思い接しているようなので良いものです。なので私はモナの相手をアッシュに任せました。けれどそれは間違っていました。私がお買い物から帰るとモナの腕に小さな切り傷が着いていました。アッシュを問い詰めると、「モナが崖から落ちそうになっていて助けるために咄嗟にモナの手を掴んだ後木の枝に手をかけたが、手を間違えて離てしまい、崖から落ちてしまった。」見たいことをほざいていました。別に私は言い訳なんて聞きたくありません。もし本当に手をはなしてしまったとしてもよく枝を掴んでいなかったアッシュが悪いのです。これは「モナを殺そうとした。」と変わりないですよね。アッシュはなぜか頭から血を流していて、右腕を少しプラプラさせていました。何かの拍子に腕が外れる、いや、骨折でもしたのではないでしょうか。
でも私はこの子が嫌いです。病院?そんなもの行かせません。あれに使うお金がもったいないです。このことは夫にも話さなければありません。なのでアッシュを夫が帰ってくる午前2時まで起こしておきました。夫が帰っていた後、私はアッシュに正座をさせ、この出来事を自分の口で言わせました。ちゃんと「僕が殺そうとしました。」という事以外の嘘をつかないためのテンプレートまで用意して、私はちゃんと本当の事を言っているか監視するため、正座で話しているアッシュを立って睨みながら話を聞いている夫の隣で見ていました。話が終った後、夫は話すよりも先に手が出ました。アッシュを思い切り叩いた後、足で蹴飛ばし壁にたたき付けました。次に夫は怒鳴りながら「ほんとはお前と暮らしたくないんだ…でも良いしごと係だと思いいさせてきた…でもお前みたいな奴のために働いたきゃねぇ‼︎お前マジ変なんだよ…なんだよその肌の色…アスファルトか何かかぁ?おい‼︎」
夫はアッシュの折れている右腕を掴みズルズルと引きずり別の部屋へと向かって行きました。所々消えそうな声で「…痛いっ…辞めっ…お願いっ…しますっ…」みたいな声が聞こえましたがスルーですよね。部屋から戻ってきた夫に何をしたのか聞くと、アッシュを地下の狭い物置のところに、アッシュの苦手でトラウマなタバコも一緒に閉じ込めたみたいです。様子を見に地下室の扉は開けず
声だけ耳を澄まして聞いてみました。するとタバコが目の前にあり、トラウマで過呼吸を起こしたのか、小さな声で「はっ…はっ…」というような声が聞こえます。これでモナの生活が安定していくのだったらよいものですね。
それから私たちは二週間ぐらいアッシュがいない日々を過ごしました。死なれて大事になるのは嫌なので夫にアッシュを出させてみました。けれどいつもとかわりませんね、少し痩せたぐらいかな?別に生きてれば何でもいいんですけど。
アッシュが何かをしているので少し覗いてみました。字とイラストを書いていました。けれど私は一瞬だけ疑問に思います。何で彼は文字が読み書き出来るのかと、けれど考えてみたらわかりますね。アッシュはなれるのが早いので、本などで学んだのではないでしょうか。それにイラストを見てみると、家族の絵が書いてありました。けれどそれはどこか不気味で、アッシュだと思われるところにグチャッと殴り書きで描いたような線がたくさん上にかかれていて、他の三人、私たち家族はVのような口と目になっていました。あれが彼なりの笑顔なのでしょう。何故そう思うかって?だって紙の隅に「happy family」と書いてあるんですもの。
コメント
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うわあ…読んでて胸がぎゅーってなったよ😭💔 母親の一人称だからこそ、虐待が当たり前みたいに語られてるのが余計に怖かった……。 「happy family」って書いたアッシュの絵、あれがたまらなく切なかった。 本人は笑顔のつもりで描いたんだろうね…。続きが気になるけど、見てて辛い話だ🌸