委員長「もうすぐ文化祭です。なにか意見のある人いますか?」
文化祭かぁ、文化祭といえば……お化け屋敷、カフェ、はっ、カフェとかいいんじゃないか。紅茶なら入れ慣れてるし役に立てそうだ。そしてレモンちゃんが、接客で……「お帰りなさいませ!ご主人様!」って、あれいつの間にメイドになったn
バチンッ
考え事をしているといきなり横から叩かれた、
💥「あ”ぁ?いきなり何すんだスカシピアス!」
🪐「何考え事をしてる、どうせろくでもないことでも考えているんだろう。本当に下品だな」
そして喧嘩が始まろうとした時
委員長「ちょっと……喧嘩はよそでやってくれない?今は文化祭のことをしているの、喧嘩する暇があるならなにか意見を言って。」
そして俺らに視線が集まり、とりあえず考えてたことを何も考えずに言った。
💥「あ、えっーと。メイド喫茶とか?」
そしたら避難の目が色んな方面から来て精神的に死にそうだった。
委員長「メイド喫茶、ね で?ランスくんは?」
🪐「それでいい。」
と一言。クラスがざわついた。普段はクールなランスクラウンという男がメイド喫茶に賛同したのだ。まぁ俺的にはめんどくさかったんだと思ってるが……
委員長「てか、メイド喫茶しか選択肢無いけどほ他に意見ある人いる?」
全てにおいて完璧であるであろう奴に意見するやつがいるはずなく、あっけなく決まってしまった。
委員長「まぁ、シフトもいい感じに別れるし。いいんじゃない?」
🍋「あのー。すみません、私マッシュ君以外に仕えたくないです」
え?
委員長「あ、そうですか、でもこれじゃ接客の人数が足りないですね……あ、誰か男子入ってくれません?」
……え、まじ?むさ苦しい男のメイド服見なきゃなんねぇの?レモンちゃんの代わりに、?うわぁ、せめて顔の良い奴にしてくれ、
委員長「あ、ランスくんとかどうです?顔整ってるし女装似合うんじゃないですか?それかフィン君とか可愛い顔立ちじゃないですか?」
そうそう、女装は似合うやつにしてくれ
「「嫌 です・だ」」
2人同時に言った。
🪐「そういうのは言い出しっぺでいいだろう」
え、まじすかランスさん。俺の女装見たいすか、それとも目を腐らせたいんですか。なんでなんだァァァ!
委員長「じゃあドットくんでいい?」
💥「いや!俺紅茶入れるの得意なんで厨房にいた方がいいはずです!」
これは勝った。と思ったが、みんなが俺を見ている、え、なんで?あ、そっか俺が紅茶好きなの言ったことないや。そこら辺から「その見た目で?」「嘘だろ」「え、ギャップ好き」などが聞こえてきた。ちょっとおかしいのもあるけど
委員長「紅茶ねぇ、それほんと?」
ほんと、だが証明できるものがない、これは諦めるしか、
🪐「本当だ。それにこいつはよく世話になったやつに礼で茶葉を送るくらいだ」
ランスさん!?え、神様ですか!?たまにやるじゃねぇか!クソイケメン野郎! 「ホントなんだ」「てか知ってるんだ」「育ちよくね?」「え、ギャップ」とか色々聞こえてきた。うん。もう気にしないでおこう
🪐「だが、文化祭程度にそんなに本格的じゃなくてもいいだろう?学んだら俺でもできる。」
ランスさん?上げて落とすのだけはやめてくれませんんんん???一瞬でもこんな奴に期待した俺が馬鹿だったのか?
委員長「じゃあドット君で決定ということで」
💥「まじかよ……」
委員長「じゃあ来週から準備しいていくからあんまり休まないようにしてください」
委員長「じゃあメイド服着る人は別室に来てね。採寸するから」
え?俺女子たちと一緒に採寸すんの?と思っていたら
🪐「おい、ドットはこっちで採寸しておく。その方が女子も気にしなくていいだろう」
あ、ほんと?と言い調べて欲しい採寸のメモとメジャーを渡す女子。
💥「俺がこっちで採寸するならお前に採寸してもらうからな!言い出しっぺだもんなぁ?」
ちょっとした仕返しみたいな感じで言ってみた。だか、
🪐「はなからそのつもりだ。」
んーまぁこいつはそういうやつだったな。自分がやることにしか動かねぇ、なんかイラつく気もおきねぇな。そして女子が教室を後にする。
🪐「じゃあ採寸を始めるか。上を脱げ」
こっわ。もうこいつの方がチンピラだろ。でも俺は採寸のために服を脱いだ。なんかめっちゃ見られる、気まずっ、てか恥ずかしくなってきたな……男だけとはいえ。1人だけ上裸って……
🪐「じゃあ測るぞまずはウエストからだ。」
ぴとっ
💥「んッ、」
冷たっ、このメジャー冷たっ!なんでワイシャツしか着てなかったんだよ俺ぇ!くすぐったいしなんか痒い!
🪐「…胸行くぞ、次」
ぴとっ
💥「ひゃぅっ!?」
やば、変な声出た。こいつの前でこんな声出るとか最悪すぎる…
🪐「お前ふざけているのか?」
💥「はぁ?んなわけねぇだろ!100回死ね!」
どこがふざけてるんだか。至って真剣だっつの!
💥「俺がこんなのもでkぃあ”んッ、///」
いきなりランスが俺の乳首をつまんできたのだ、
🪐「うるさいぞ。 ふむ、貴様乳首でもいじっているのか?ぷっくりしている。それに感度が高い」
💥「な、ななな…何すんだボケェェェ!!!感じてなんかねぇし!!///」
てか、解析すんな!なに勝手に触ってんだ!?人の敏感なとこに触れんじゃねぇよ!
🪐「嘘つけ、ここが大きくなっているのが証拠だろう」
人差し指でなぞるように触ってくる
ゾクッ
💥「んッ、っておまっ!?なんてとこ触ってんだ」
早く他のところしろやとすぐ話を逸らしたが「帰ったら覚悟してろ」と捨て台詞を吐いて採寸を続けた。え、俺何されんの?明日の自分の腰を心配しながら採寸に集中した。
そして、採寸を終了し今日はもう終わりかと思ったが、
ガラッ
係の人「採寸終わった?終わったならバレットくん借りるねー」
どうやら終わりじゃなかったらしい、ランスが採寸の紙を渡し俺は連れていかれた。
💥「で、何すんだ?採寸はもう終わったんだけど……」
まだメイド服は無いしと、他に何をするんだろうと思ったんだが、机に置いてあるもので察してしまった、
係の人「化粧に決まってるじゃん!男子のメイクなんかしたことないし本番でいきなりは結構無理あるかなぁって!」
係の人「てことでまずはそのバンダナ取って!」
俺はフリーズしてしまった。なぜなら俺の額には生まれた時からある十字の痣があるからだ。これのせいで昔は虐められたしバカにされた。俺にとってこのバンダナは心の支えなんだ。
係の人「大丈夫、?外すね?」
フリーズしていたらおれのバンダナを取ろうと手を伸ばしていて……まぁ、間に合わなかったな
💥「え、ちょま」
バサッ
髪の毛が重力に従い落ちてきた。……まぁ前髪はあったし大丈夫か、と心の中の俺を安心させた。
係の人「ッ!めっちゃ雰囲気変わるじゃん!」
いきなり騒ぎ出され、ほかの女子もみんなこっちを見た。すると「えっ、あれドット君!?」「めっちゃ幼くなってない!?」「…原石じゃん」という声が聞こえてきて、焦ったが嬉しいが勝ったな
係の人「メイク始めてもいい!?」
クリップで前髪を止められた。
係の人「!?この痣…」
痣を見られた。軽蔑されるか?また気持ち悪いと言われてしまうか?そう思ったら震えてきた。それを汲み取ってくれたのか素なのか分からないが
係の人「かっこよ!額に傷的なものがあるって、アニメ!?えーいいなぁ、…あっ、もしかして気にしてた?ファンデーションで多分消せるから気にしないでね!てか肌めっちゃ綺麗だな、」
キュン!
ぼっと顔が熱くなっていく、
係の人「あっ!もしかして惚れた?ダメだよー?君にはクラウンくんがいるんだから!w」
💥「えっ、なんで知って」
係の人「え、当たっちゃった、?」
やっちまったッ!なんでバカ正直にビビってんだよ俺!いっつも喧嘩ばかりしてんのにバレてるはずないだろ俺のバカァァ!
💥「……引いたか?」
係の人「いや全然」
食い気味に返されたと思って顔を見たら鼻血が出ていた。えっなんで!?
💥「おいっ!鼻血でてんぞ大丈夫か!?」
ティッシュをわたし、「大丈夫突然の栄養に体が追いつかなかっだけだから」と返され、???になったが時間もないのでメイクを進められた。
💥「え、これ本当に俺?なんかイケメンになってね!?」
係の人「そりゃバレットくん肌は綺麗だし、不細工って訳でもないからメイクしたらざっとこんなもんかな」
へぇーすげぇと思い、なんか落とすのもったいねぇなと思っていると
先生「そろそろ準備時間おわりだよー!クラスに戻ってね」
と言われ
係の人「ごめんバレットくんメイク落とす時間なさそう、……シート渡しとくから家帰ったから落としてね!」
と言い、足早に教室を出ていった。まじかよ、これでクラスにもどんのか、メイクが禁止では無いから問題は無いけどなんかなぁ、と思いながらとぼとぼとクラスに行く。
クラスに戻ると、みんなこっちを見た。
「え、だれ?」「あんなイケメンいたっけ?」「でもあの赤い髪……どっかで、」と騒ぎ出しただが、あるひとりの一言で場が静まり返った。
🪐「ドット。バンダナはどうした」
💥「あー化粧するのに邪魔でとられちまったwてか、今めっちゃイケメンじゃね?お前より顔良くなってんじゃねぇかぁ??」
教室の至る所からえぇぇぇぇ〜!?という驚く声が聞こえた。
先生「じゃー帰りのSTを始めまーす座ってー」
先生「じゃ明日も準備あるので気おつけて帰ってね」
今回はここで切りたいと思います!次回は準備➕本番で行きたいと思います!ランドとの絡みはわんちゃん番外編で書くかも
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尊( ´ཫ`)死