テラーノベル
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どうも
びってぃなキヨくんがかきたかったんだがなんか違う感じになりました。
社会人🥷✖️バカ高校生🐱
※未婚設定
「おっさん?!聞いてんの?」
「聞いてるってばぁ…」
いきなりだが今俺は人目につかないところでヤンキーっぽい金髪メガネ男子高校生に詰め寄られている。
え、なんでこんなことになったのって?
いやぁ、それが俺にもわかんないんだよねぇ…
俺は朝電車にいつも通り乗って、満員だったから立ってて、いくつかの駅を通り越して、それで目の前の男の子が乗ってきたんだ。普通に目があってなんか微笑まれたんだけどその時は「綺麗な顔してるなぁ〜」くらいで終わってたんだよ。でもその子が俺の目の前に立ってケータイいじってた。その内容が結構酷くて…。大人の俺でも言うのが恥ずかしいものだった。
で、いきなりあんまり人が降りない駅に到着したら手を引っ張られて無理やりここに連れてこらてたのよ。
「おっさん、俺のこと触ったでしょ?痴漢してきたじゃん?だったら謝ってよ!慰謝料!」
「いや、本当に触ってないよ…触ったとしてもただ当たっただけだって!」
「言い訳じゃん!俺は触られたの!」
「そんなの言われてもぉ、証拠はあるの?」
「っそれは、」
気まずそうに目を逸らされるともじもじとし出した。あー、言い訳考えてんのかな。全く、今の学生はどうなってるんだ。この子のせいで会社遅れちゃうよ。
「っじゃあ!ネットに!拡散してやる!痴漢されましたって、投稿してやるよっ、地元までぜーんぶ!晒してやる!」
「へーえ、大して証拠もないくせに?」
「っ、うぜーな、俺の味方なんてたくさんいんだよ。ネットはお前みてーなおっさんよりも若くてかっわいい俺のことが好きなの、わかる?おっさんに勝ち目ないんだよ笑どうせネットのキモブタオタク野郎どもは俺のこと大好きだから?ふっ、お前にはぜってぇ負けないわ笑」
ふん、と鼻を鳴らすと見下したように見てくる。うわぁ、ちょっと可哀想に見えてきた。て言うか俺がこの話録音してるの気づいてない訳だ。間抜けだなぁ、本当に可哀想…
「それ言ったら君もバレちゃうかもよ?学校とか」
「そこまで特定する奴なんていねーよ、アホなの?おっさん」
「痴漢されるようなかわいい子は誰でも見たくなるんじゃない?可能性はゼロじゃないかもよ?」
「まじでおっさんきもーい。ウザすぎ」
うーん、と俺は低く唸った。本心は笑っているのだが困っているように見せることで油断させている。この子の制服、学ランだけどボタンからしてあそこの高校かな?…なんでボタンだけでわかるかって?あはは、なんでだろうね?
「ね、おっさん。可哀想だね、俺のこと襲うからこうなるんだよ?ばーか、ばーか!」
「だから!襲ってないし、まず触ってないっての」
「あれぇ?必死になってきました?あれれ?あんなに余裕あったのに?ついに本当のこと言う気持ちになりましたぁ?」
なにこの子、すっごい煽ってくるじゃん…!まあそれはそれでいいか。どうせ今から全部ネタバラシするしね。
「あのさ、大丈夫かな。こんなこと言っておいて」
「はあ?なにそ…」
『っじゃあ!ネットに!拡散してやる!痴漢されましたって、投稿してやるよっ、地元までぜーんぶ!晒してやる!」
「へーえ、大して証拠もないくせに?」
「っ、うぜーな、俺の味方なんてたくさんいんだよ。ネットはお前みてーなおっさんよりも若くてかっわいい俺のことが好きなの、わかる?おっさんに勝ち目ないんだよ笑どうせネットのキモブタオタク野郎どもは俺のこと大好きだから?ふっ、お前にはぜってぇ負けないわ笑」』
『どうせネットのキモブタオタク野郎どもは俺のこと大好きだから?ふっ、お前にはぜってぇ負けないわ笑』
一度長くながしてもう一度最後ら辺をまた繰り返す。空いた口が塞がらない彼に目をぐうっと細める。わなわな震えてにやけた笑顔から怒りに満ちたような顔に変化する。あらら、可愛らしい顔が崩れちゃった。
「っざっけんなよ、クソやろ、!」
「ふざける?先に仕掛けてきたのは君でしょ?」
悔しそうにぎり、と歯を軋ませると拳を強く握った。元々開ききっていなかった目がもっと細く鋭くなる。そんな威嚇してもかわいいからなぁ、猫の威嚇よりもぜーんぜん怖くないのよねぇ。
「…それ、どうするつもりだよ」
「うーん、そうだねぇ。君が言ってたみたいにネットにでも晒してみる?大炎上とは言わなくてもちょっとは燃えるかもね?」
今までずっと怒ってた顔してたのにいきなり泣きそうな顔になった。大きな瞳にはうっすらと水の膜が張っていて、充血して赤くなっている。この子、表情コロコロ変わって面白いなぁ。
「はは、かわいい、」
「っ…な、にしたらゆるしてくれんの、」
悲しそうに上目遣いで許しを懇願してくる。
なにしたら許すか、か。そうだなぁ…。
「じゃあ一緒にヤってみる?」
「は、やるって」
「そーそー、君みたいな子にはよーくわかると思うよ?」
俺は手で輪っかをつくりべ、と舌を入れた。普段していることなのだろうに顔を真っ赤に染めてぷるぷると体を震わす。俯いていた顔をあげて、もっと拳を握るとぽろりとひとつ、綺麗な眼から涙が零れた。
「…それやったら、絶対ゆるしてくれんの?その動画も消してくれんの?」
「うーん、まあその後のことにもよるけど、まあ」
「じゃあ、…ヤる」
自分の将来のことも考えてか、悔しそうに一言吐き捨てた。あー、絶対屈辱だろうなぁ、でもすっごくかわいい。
「そこらのホテルでも入ろうか。お金は俺が出すから。あ、あと俺はガッチマン、ガッチさんとでも呼んでね」
「…俺、キヨ」
「キヨかぁ。かわいいね、キヨ?」
「……きもい」
腰を引き寄せるも嫌そうに避けられる。あらら、とか思ってたら俺がいる反対の手でスマホを操作しようとしていた。
「なにしてんの?スマホ?警察にでも連絡するの?」
「っ、しねーよ。学校に連絡、行けないって…」
「…しなくていいよ。大丈夫、俺はするけど。あ、これは預かっておくね。俺がもってあげるからね」
「いいって、やめろよ。やだ、ちょ、まじもつな…」
にこにこ笑顔で見つめると強く掴んでいたスクールバックをやっと離して俺に渡してくれた。チャックを開けるとゴソゴソ中を探る。お、あったあった。
「こんなもの普段から持ってるって…キヨくんえっち〜」
「っまじ、ふざけんなよっ!」
拳が飛んできたがそれをかわして優しく抱きしめる。そのままぎゅうっと強く強く力を込める。ぎしぎしと骨が軋む音がした、気がする。
「っいた、やだ、ぅいっ、」
どんどん目に溜まっていく涙。我慢しきれなくなったのかぼろぼろと流す。
「身長はちょっと負けちゃってるけど力では勝てないね?あはは、鍛えててよかったぁ」
「ごめ、なさ…もうしな、いから、いたい…」
「よかった。もうこれ以上痛いことしたくないからね」
ぎり、と潤んだ瞳で睨んでくるも俺はそんなこと気にせずにもう一度腰を引き寄せた。今度はなんの抵抗もせずに目を伏せた。
そのまま俺たちはホテルに入って行った。
数時間後。
ホテルの一室にて。
シャワーから帰ってきたら俺をちらりと見るとすぐに布団の中に潜って行った。
「まだ拗ねてるの?」
「お前のせいで腰いてぇんだわ」
「お前?誰のことかなぁ」
「……がっちさん」
「うん、なぁに?」
「………なんでもない」
あ、そうそう。なんで俺にキヨがあんなに追い詰めてきたかと言いますと…なんかお小遣いが欲しかったらしいんだよね。見た目が優しそうで気が弱そうな俺に仕掛けてきたらしいんだよね。全く、馬鹿はどっちだったのか…。
「そんなに照れなくてもいいよ。ていうかキヨの中、すっごく気持ちよかったよ?」
「っは?!なにそれ、こんの、キモ、おやじ!!」
「んー、そんなこと言っていいのかなぁ?」
「…ぅううぅ゛゛っ」
「はは、ねぇキヨ。これからもよろしくね。ちゃあんとお金もあげるから」
お金、と聞いてキヨの体がぴくりと反応した。いやぁ、本当に現金なやつ笑
「…お金くれるなら、まあ」
意外にも乗り気だし、ちょっとづつ堕ちてきたのでは?いいね、楽しそう。
絵チャしてみたい
コメント
4件
いやぁさぁ、もうさ、付き合えよ な?そこまで行ったんだったら付き合えよ さもないと食うぞ
最高です…🥰🥰🥰