TellerNovel

テラーノベル

アプリでサクサク楽しめる

テラーノベル(Teller Novel)

タイトル、作家名、タグで検索

ストーリーを書く

シェアするシェアする
報告する

第十一話【番外編】

シロクマ×キツネで【喧嘩】


それはある日。いつものように僕は学校に行った。

すると、いつも一番最初におはようと言ってくれるシロクマ君の姿がなく、

キツネ君の姿も何故かなかった。

キツネ君はいつものように、屋上に行ったのかなと思い気づかなかったが、

問題はここからなのである。


シロクマ君が見当たらないのが不自然で廊下、倉庫など色々探し回った。

シロクマ君は下駄箱にもきちんと荷物が置いてあったし、学校に来ているだろう。

どこに行ったのだろうか、、、。


そして数分経ち、中庭に着いた時だった。

何かが騒がしい。

耳を立ててみると、シロクマ君の声がする。

そして屋上に行った筈のキツネ君の声までする。

嫌な予感がした。

アザラシ「何してるの、、、?」

僕は二人に声をかけた。

シロクマ「?!、、、アザラシ、、、!?」

キツネ「どうしてここに?」

アザラシ「二人とも教室に居るはずなのにいなかったから、探してたんだよ?」

二人は、殴られたりしたのか痣や一部血が出ている。

アザラシ「もしかして、、、喧嘩でもしたの?」

二人『『、、、、、、、、、。』』

二人は、静かになった。

アザラシ「喧嘩してたんだね、、、。」

二人『『っ、、、、、、、、』』

”喧嘩”というワードを出すとすぐに二人は反応した。

アザラシ「やっぱり、、、。なんで喧嘩なんて、、、、。」

僕は二人の喧嘩の理由を訊いた。

シロクマ「嫉妬したんだ、、、、。」

キツネ「ごめんな、、、」

アザラシ「”嫉妬”、、、、、?!」

僕は顔を赤らめる。

恥ずかしすぎる。


これが二人の喧嘩のきっかけらしい。

シロクマ「おい!!お前最近調子乗ってねぇか?」

キツネ「なんだよ君。」

シロクマ「とぼけんなよ。てめぇ。」

キツネ「あ”ぁ?」

{数分後}

シロクマ「てめぇ、、、俺のアザラシに何をしでかしたんだ?」

キツネ「しでかしてなんでしてねぇよ!!!!会話だよ会話!!」

シロクマ「その会話が俺を嫉妬させてんだよ!!分かるか?」

キツネ「嫉妬とはどういう意味だ君?」


二人『『ごめん。』』

二人は、アザラシ君の取り合いをしていたらしい。

アザラシ「僕は、こんな喧嘩をきっかけにするために生まれてきてなんかないんだよ?

シロクマ君も大事だし、キツネ君も大事だよ。だからあまり喧嘩しないで、、。」

僕は少し涙目になりながら二人に説得した。

シロクマ「おう、、、分かった、、。」

キツネ「気を付けるよ、、、、。」

アザラシ「ありがとう!!」

そう、事件は終わった―

と思っていた。

シロクマ「それよりさ、アザラシ君も少し気を付けた方がいいと思うよ?」

アザラシ「え?」

キツネ「俺ら以外にさ、そんな顔すんなよ?」

アザラシ「は?(なんか怖いオーラが…)」

アザラシ「う、、、、、うん。気を付けるよ。」

二人『『おう☆☆』』

アザラシ(機嫌戻ってる~~~~~~?!)


ペンギン「シロクマとキツネ以外ってまさか僕もアザラシと関わるなってこと???(´;ω;`)」




この作品はいかがでしたか?

0

コメント

0

👏 最初のコメントを書いて作者に喜んでもらおう!

チャット小説はテラーノベルアプリをインストール
テラーノベルのスクリーンショット
テラーノベル

電車の中でも寝る前のベッドの中でもサクサク快適に。
もっと読みたい!がどんどんみつかる。
「読んで」「書いて」毎日が楽しくなる小説アプリをダウンロードしよう。

Apple StoreGoogle Play Store
本棚

ホーム

本棚

検索

ストーリーを書く
本棚

通知

本棚

本棚