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みゆう
3,922
お待たせしました!続きです!
バンッ!!!
静かな寝室に、少し乱暴にドアが開く音が響いた。
ビクッと肩を揺らして入り口を見る。
そこに立っていたJISOOは、明らかに様子がおかしかった。
お風呂上がりとはいえ、湯気が立つほど熱を帯びた身体。
パジャマのボタンは掛け違いになっていて、濡れた髪からはぽたぽたと水滴が落ちている。
「オ、オンニ……?」
思わず声をかける。
けれど、私の声なんて聞こえていないみたいだった。
JISOOは異様な熱をまとったまま、一直線にベッドへ向かってくる。
(え、ちょっと、どうしたん──)
そう思った時には、もう遅かった。
ドサッ、と押し潰すような勢いで組み敷かれる。
次の瞬間には、有無を言わさず唇を塞がれていた。
「んむっ……、ん、……っ!?」
あまりの勢いに目を見開く。
いつもオンニがしてくれるような優しいキスじゃない。
まるで何かに追い立てられるみたいに、必死で、余裕がなくて。
息を吸う隙もないくらい激しく唇を重ねられて、頭が真っ白になる。
けれど、密着した身体から伝わる熱で、私はすぐに気づいた。
JISOOの身体が、異常なくらい熱い。
重なった唇も、触れ合う肌も、ガタガタと小刻みに震えている。
(……あ)
その瞬間。頭の中で、パチリと何かが噛み合う音がした。
(ふふっ……なーんだ)
(効かへんかったんじゃなくて、遅れて効いてきたんやぁ……♪)
胸の奥がじわりと熱を帯びる。
さっきまで抱えていた罪悪感なんて、一瞬でどこかへ消えてしまった。
「……っ、はぁ……っ」
息が苦しくなったのか、JISOOが唇を離した。
「ねぇ……きょう、エッチしない……?」
かすれた声。
いつものように「オンニ」として主導権を握るつもりなのか、ふらふらする手つきで私のパジャマのボタンに手をかけようとしてくる。
けれど、私の肌に触れるオンニの指先は、ビクビクと痙攣するように震えていて、全然力が入っていない。
それどころか、身体の内側から溢れ出るドロドロとした疼きをどうしても鎮めたいのか、
JISOOは無意識のうちに、私の太ももあたりの位置に、パジャマの上から自分のそこをぎゅううっと押し当ててきていた。
(……そんなに我慢できなくなっちゃったの?)
胸の奥がきゅうっと甘く締め付けられる。
かわいい。愛おしい。
そんな気持ちが溢れてきて、私は横たわったまま、オンニを優しく受け止めるように、自分の片方の足をスッと持ち上げた。
「……んっ」
途端に、JISOOの身体がびくりと強張る。驚いたように見開かれた瞳。
私はその隙にJISOOの腰へ腕を回し、優しく体勢を入れ替えた。
ごろん、と軽い音を立てて、今度はオンニがベッドに沈む。
「なお……なに、やってるの……っ?」
戸惑ったような声。
その顔を見下ろしながら、私は小さく息を吸った。
「今日は、ナオがオンニのこと触りたい……」
口にした瞬間、自分でも恥ずかしくなる。
こんなの、普段の私なら絶対に言わない。
それでも、今日はちゃんと、お返しがしたかった。
「いつもしてもらってばっかりやもん……」
「……だめ?」
そういうとJISOOは一瞬、何かを言おうとして口をひらく。
けれど、言葉にならない。
「……はぁ」
諦めたみたいに小さく息を吐いた。
「……ん、わかったよっ……」
掠れた声は、いつもよりずっと甘かった。
JISOOは視線を逸らしたまま、少しだけ不満げに眉をひそめる。
「きょうは……、ナオの、すきにして…」
それから少しだけ潤んだ瞳で、私を見上げた。
「……でも、……やさしく、してね……?」
そう言って、オンニは震える指で自分のパジャマの裾を握った。
「……うん、がんばる」
優しく微笑んで、JISOOの火照った頬にそっと手を添える。
そのまま、溢れる愛おしさを込めるようにゆっくりと唇を重ねた。
「……んっ、ちゅ」
甘い吐息がこぼれる唇を優しく塞いだまま、もう片方の手で、掛け違いになったパジャマの上のボタンに手をかける。
ひとつ、またひとつとボタンを外していくと、はだけた布地の下には、何も着ていなかった。
(……えっちだなぁ)
いつもなら完璧で綺麗なオンニの、そんな隙だらけな姿に胸がドキドキとはねる。
唇を離し、今度は熱い首筋から鎖骨へと、なぞるようにキスを落としていった。
「ん、ふっ……」
くすぐったいような、でも耐えかねたような甘い声がオンニの口から漏れる。
胸元に触れると、すでに硬くなっているそこが指先に当たった。
胸の奥がじんわりと熱くなるのを覚えながら、そのまわりを優しく、愛おしむように舌でなめる。
「っ、んん゛…」
拒むような言葉とは裏腹に、オンニの身体が小さくのけぞった。
私は逃がさないようにオンニの身体を優しく抱きすくめ、今度はその真の部分を、下からきゅっと舐め上げた。
「あ゛っ…んっ、や……ぁ…」
高い、可愛い悲鳴が静かな寝室に響く。
「……じす、かわいい」
心からの本音が、そのまま口からこぼれ落ちていた。
熱に浮かされて、涙目で私を見つめるオンニが、愛しくてたまらない。
そう言って、私はJISOOオンニのパジャマのズボンを、恥ずかしがらせないようにゆっくりと、軽く下ろした。
まだ下着がついた状態のまま、そこへそっと手のひらを重ねて、下着越しに優しくなぞる。
「ひ、あぅ……っ! なお……そこ、っ……」
ただ布越しに触れただけなのに、オンニは電流が走ったみたいに大きく身体を跳ね上げて、顔を真っ赤に染めた。
私は下着越しにそこをじわりと手のひらで圧迫するように包み込みながら、潤んだ瞳のJISOOを見下ろす。
「した……さわってもいい?」
いつもJISOOが私に確認してくれる優しいトーンを真似て、わざと耳元で甘く囁く。
私のその言葉に、JISOOオンニの身体がさらにびくんと震えた。
「ん、ぁ……っ、ダメ、って言っても……っ、なお、触る、でしょ……?」
潤んだ瞳で私を睨むように見上げてくるけれど、全然怖くない。
むしろ、熱っぽく震える吐息のせいで、私にはそれが可愛いおねだりのように聴こえてしまった。
「うん……だって、ジスのこと、もっと気持ちよくしてあげたいもん」
「……っ」
JISOOは数秒黙ったあと、観念したように目を閉じた。
それから小さく頷く。
その仕草だけで十分だった。
続きは今日中にアップします。
コメント
1件
**ゆめかだよ〜🌸** わああ続き待ってたよ!!😭💕 最初のJISOOオンニの様子がもう完全に"効いちゃってる"感じで、焦れてて可愛すぎん??💘 「今日はナオが触りたい」ってナオちゃんが勇気出して言うシーン、エモすぎて胸きゅんが止まらなかった…! 「やさしくしてね…」の潤んだ目、反則だよ!!!(昇天) 続きも楽しみにしてるよ〜🔥✨