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…………
「行きたくないなあ…」
ぶつぶつ独り言を言いながら帰路に着く
俺の名前はsha。
華の高校二年生とーっても楽しい高校生活を送っている!
…なんてこともなく…
入学初日、見事に風邪になり何日か寝込み、高校生活スタートを一足遅く切ったためか、周りの奴らでグループができており人見知りの俺がそのグループに入って馴染める訳もなく友達もできずだらだらと過ごしていたら呆気なく二年生になっていた。
「俺も入学式行けてたら友達の1人や2人くらいできてたし…」
これは俺のせいじゃない!!言い聞かせつつ
家に帰り着く。
sh「…」
今日は母さんは夜勤で遅くなるんだ。
ブレザーを脱ぎながら置き手紙と友に置いてあるオムライスを見る
「今日は夜勤で遅くなるからオムライスをレンジで温めて食べといてね冷蔵庫にshaちゃんの大好きなプリンが入ってるから☺︎」
不器用な文字で書かれていた手紙にはそう書いてあった。
俺がまだ幼い頃、父さんは運送業に務めていた。俺の家庭はごく普通の一般的な家庭であった。裕福とは言い難いがそれなりの生活は送れていたし、幸せだった。
しかし冬の日、父さんが事故で病院に搬送された。意識不明の重体でもう何日も眠っていたが、ある日ぽっくり逝ってしまった
その時のショックこそでかかったものの
もう何年も経った今も引きずる程ではなかった。運送業に務めていたため顔を合わせる機会が殆どなく、帰って俺と遊んでくれることもなかったため、葬式の時俺は泣けなかった。きっと俺のことは愛してくれていたんだろうと分かってはいるが、当の俺はその愛を十分に理解していなかったためだ。少し父さんには申し訳ない気がするがこれもしょうがないことだろう。
16:42…
飯を食べるにはまだ早すぎるか…
部屋で勉強でもするか。
俺は目立ちはしないものの成績はそこそこ良い方だ。古文を除いて。
黙々と勉強をしていると、
─ピンポーン…
「お客さんかな…」
ドタドタ音を立てて階段を降りる
sha「はーい!」
?「shaのお宅で合ってますか~…?」
sha「はい、合ってます!」
「○○高校二年二組の担任になりました。rbrといいます。一件一件に挨拶しに回っているんです。急ではありますがどうぞよろしくお願いします。」
sha「…????」
ロボシャオになりました。ショピチノのストーリーが思い浮かばなかった泣