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夢小説はじまるよぉー!






ピピピピッピピピピッ

雑な音が鳴り響く。



鞠『ぅぅぅ……』

鳥の囁きに耳を傾けふと目を開ける



鞠『うぁっ!時間ヤバっ!!!!』


騒がしい日常の始まりだった



鞠『なんで、かぁさん起こしてくんなかったの!!!??!!』

1人慣れた道を走る少女の姿があった

鞠『はぁッはぁッはぁッ』


彼女は見慣れた背中の男2人を見つけた


鞠『ぉ!ドラケン!!!!』



堅『あ゛ぁ?、』

鞠『おぉ、どぅどぅ……』

堅『んだよ、鞠かよ……』

鞠『なんだい!その歪な顔と反応は!』

万『んむぅ……』


だらだらと男の背中に倒れ込んでいる

この男は 佐野 万次郎 という



鞠『万次郎~、まーた寝とんの?』

堅『手伝うか????』

鞠『遠慮するわ、』


道の真ん中で朝を消すように

笑い込んでいるその様子は楽しそうだった。





鞠『やっっと、着いたァァァァ!!!!』

堅『マイキー着いたぞ~。』

万『zzzzZZZz ……』


鞠『起きる気配無し笑』

堅『はぁぁ゛ぁあ、……』


鞠 チラッ

鞠『(何あれ……)』


その目線の先には校門の奥の方に止まった

映画などでよくみる黒くて長い車と

黒人で黒いスーツを着た明らかに

ヤバそうな男が靴箱の隅に立っていた



堅『ぁ?なんだこれ。』


ドラケンも気づいた様子。


鞠『校長先生の客かな、?』

堅『まぁいいか、行くぞ』

鞠『うぃいー、』













ガラガラガラ


鞠『おはよー!』

先『こらっ!遅刻ですよ!!!!』

鞠『メンゴメンゴ笑』

先『今日はある方が来るというのに……』

鞠『?ある方????』

先『まぁ、もう時期来ます。』

先『席に座って待っててください。』

鞠『はーい』



鞠『ねぇねぇ』ボソッ

モ『なぁに?』ボソッ


この子は隣の席のモブ女さん


鞠『先生の言うあの方って誰のこと?』ボソッ

モ『えぇ、?知らないの????』ボソッ

鞠『残念ながら』ボソッ


モブ女さんは、周りを見渡してから

じっと私を見つめた。


モ『実はね、?「△○□♡会社」って有名

な会社があるの』ボソ

鞠『あぁ、~聞いたことある気がするわ』ボソ

モ『うん、そこの娘と息子がこの学校に

転校してくるんだよ。』ボソッ

鞠『え゛ぇ!?』大声


辺りがザワつく。


鞠『ぁあ、ごめん。』

モ『とにかく、気おつけた方がいいよ?』ボソ

鞠『?どして?、』

モ『女の子の方わね?唐谷 (からたに)凛(りん) って言ってとっても悪い女なの、噂だけどね、』

モ『なんでも、気に入らなかったら、』

モ『ーーーーーーーーー、』

鞠『嘘っ、酷いね。』

モ『うん。』

モ『男 の方は 唐谷 柊(しゅうや)っていって

女の子をーーーーーーーしてるらしいわ。』

鞠『うげッ、最悪👎』



あらゆる悪い言葉が耳に次々入り込んで来る

まるで、噂を動じないような発言ばかり。

退学。殺人。痴漢。性行為。社会的地位の破壊。……などなど

すべて、私たちが今までやって来ては

いけないと教えられたことばかりだ。



先『はーい!みんな静かに!』



そんな考えから耳を覚ますように

教室に鳴り響く先生の怒鳴る声



ガラガラガラ




それと共に、ドアが開く音と、

長い髪の女がはいってくるのが分かった。

女は、ズカズカと入り込んできて

黒板に名前と思われる文を書いていた。

普通に可愛い。




凛『どうも!唐谷 凛 です!』

凛『よろしく!』


ザワザワ



クラス全体が一気に騒がしくなった。

先生の怒鳴る声でまた静かになり。

女は自己紹介らしきことを始めた。

明らかに噂とは真反対の言動ばかりで

どちらが本当かと迷っているうちに

チャイムが鳴り響いた。





鞠『……堅に会いに行こ。』


令を済ませ、すぐさま堅の教室に向かう。



鞠『堅~!!!!』



声と同時に、教室から出てきた見知らぬ男

が顔をみせた。


鞠『(誰だろ。)』


ふとモブ女さんの話が頭に戻ってきた。


鞠『(恵まれた顔と体、そして脳。)』

鞠『(唐谷 柊弥?)』


その男は横を通り過ぎニッコリ笑う。


その顔でなんにんの女を誑かしたのやら。



堅『おぉ……どした??。』



現実に引き戻すかのように

馴染んだ顔が目に留まる。



鞠『あのさ、さっきの男って、?』

堅『あぁ?唐谷のことか?』

鞠『あぁ、それそれ。』

鞠『噂聞いたことある?』

堅『噂ぁ?知らねぇな。』



鞠『そ、?ならいいけどさ。?』


鞠『堅気をつけてね?』


堅『あ?んだよ急に。』

鞠『いや?特には?、』



私はその日唐谷について調べることにした。



深夜23:06

くらい部屋で1人電気の着いた明るい机に

向かって真剣に手を動かしている少女がいた


今のところは、いい事ばかり。

会社が有名で唐谷1家と見られる写真

だらけだ。


深夜23:47

目を休ませているとふととあるサイトが

目に留まった。

「唐谷の現実。」□年□月□日

結構最近だ。私はマウスを動かしそのサイトをポチっと押した。

すると長々と8人の人が話をしている謎な

サイトだった。

ちまちまと眺めていると。

とある文が目に焼き付いた。

「私は、彼女にいじめられた友達を助けようと警察に、通報しました。」

いじめられた?これは本当なのかと

つづられた文を読み尽くしていく。



「私は今少年院の中です。」



なんだって?、少年院?

どうしてあなたが?



「あの女が金をつかって警察を黙らせた。」

「友人は家族がどうなってもいいの?と、脅されなぜか私にいじめられたこととなった。」

「その後、友達が自殺して、罪を擦り付け

られて今ここにいる。」


その後の文も同じような言葉ばかりで

途中で電源を切りベッドに倒れ込んだ。



鞠『………………』


複雑な気持ちに飲まれながらも

私は瞳をゆっくり閉じて深い眠りに落ちた。

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